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日々のつぶやき

人生半ばを過ぎた中年男のつぶやきです。。。

チャンスへの対処の仕方

2014年06月15日 | 生き方
転職して早9か月経過しようとしているが、仕事の立場が一つ上がることになった。

他の人から見るとそうでもないのかもしれないが、私としては「中途入社でまだ一年経過しない人間にそんな重要な仕事を任せていいのか」とすら思え、嬉しいというより、少し(かなり)怖い気がしている。

私の人生の中で、何度かこういうチャンスが回って来たことがある。10年前に最初の会社でかなり重要なポストを与えられそうになった時、怖くなって逃げた事がある。その後、急にツキが離れてしまい、苦労した。数年前、三番目の会社で、かなり重要なポストを与えられた時は、逆に思い上がってしまい、周囲から結構嫌われてしまい、結局うまくいかなかった。
今回は三度目で、思わず怖くなっている自分に気づく。前の経験から、ここでは怖くても目をつぶってチャンスをつかみ、前向きに取り組むしか無いことが判っている。また、決して思い上がらないこと、謙虚であり続けることが大事だということも判っている。

「こんな重要な仕事ができるのか」という不安はあるが、今の上司が私にその仕事が出来ると判断したから与えられたのであるから、「きっとやれる」と思うしかない。

又、考えようで、ポジションが上がれば、入ってくる情報も格段に増加し、今までとは違って圧倒的に広い範囲に目を配らねばならないが、それは「いろんなことを知り、経験出来る」事であり、好奇心を満たしてくれる喜びでもある。今回の転職が決まった時にもこういう展開になるとは思っていなかったくらい恵まれているチャンスだと思うので、今回こそは前向きに取り組み、生かしたいと思っている。

今の気持ちを書かずにはいられなかった。読んで下さった方には「何が言いたのか判らない」様な文章になってしまい、申し訳ありません。

心の持ちようと幸福について

2014年05月01日 | 生き方
昨年、この年では通常あまり考えられない程自分の理想にぴったりの仕事に転職出来て、当初はそれだけで本当に感謝していた。
人間勝手なもので、慣れて来るとその部署の中の他の人との比較で、多少プライドが傷ついたりすることがあり、それが軽いストレスになったりしている。
かなり年の下の上司や同僚に囲まれて、20歳位若い同僚からタメ口をきかれて、ついムッとしてしまったり、せめて十年前にこの職場に来ていたら・・・等と思ったり。

しかし、よく考えると、そんな若い人と同じように転職出来たことがとてもラッキーだったのであり、以前の仕事に比べると、とても充実感があり、楽しい。

以前のブログで、「時々絶望感に襲われる」という様な内容を書いていた時に比べると、とてもやりがいを感じている。

会社の中の上下関係等の小さなことにこだわっていたら、仮に今のポジションより上がって、同い年の方と同じ様なポジションが与えられても、そこで、さらに恵まれている人を羨んで苦しむことになるのは明らか。

仮にすごく上のポジションに就いても、あと8年で定年になったら、雇用継続の場合は大幅な賃金カットとラインから外れた補佐的な仕事になってしまう。会社の地位は一時的なものであり、そこに価値観をおいてしまうと、永遠に悩みから抜け出せず、抜け出せるのは定年退職した時だけ、、、

それよりも、地位は別として今やっている仕事の面白さを満喫し、常に感謝の気持ちを忘れない様にするのが、人生としては有益であり、その方が楽しい人生なのだと思う。

感謝の念を持つことは、自分が最大の受益者であるのだと、漸くこの年になって判って来た。

お彼岸に想う

2013年09月23日 | 生き方
今日はお彼岸だったので、今年70代で亡くなった友人のお墓参りに行って来た。

明日、私の人生の大きな変化を迎えることについて緊張して不安に思っていることを、友人の墓前で報告。私の心のなかでの友人との対話以下の通り。

私(以下、W):明日から新たな職場で緊張しているんです。大きな会社だし・・・

友人(以下、Y):人間の、しかも同じ日本人の組織。怪獣が運営しているわけではないので、いままでの経験とそんなに違いなんてないさ。あなたは外国人とも一緒に仕事をしてきたんだろ?大丈夫だよ。

それに半年前に私の墓前でつぶやいた時は、「残りの会社人生、もっとチャレンジしたい。新たなことにワクワクしたい」ということだったじゃないか?今は怖いかもしれないが、うまく行っても行かなかっても、すくなくともワクワクできるだろ?

半年前は、ワクワクできる職場が欲しいと言っていたくせに、今は欲を出して「人から評価されたい」という様に変わっているんじゃないの?

W:そうか、欲を出しているのか?今の状況になった事だけでも感謝しなければいけないのに、欲まで出すからこうやって神経質になって、自分で苦しんでいるんですね。心得違いをしていました。本来は感謝すべきところを、さらに欲を出してしまって、結果自分を追いつめている・・・ということか・・・



ほんの一瞬の事だったが、お墓参りをして、ちょっと悩みが軽くなった気がする。

今の私は、チャンスや新たなワクワク感を与えられた事に感謝すべきだし、それ以上勝手に欲を出して苦しむ必要はないということか。今は新たな環境に感謝して、チャレンジを楽しむべし。全てのものに感謝。

箱根の坂(司馬遼太郎)を読み返し始めました

2013年09月08日 | 生き方
ずっと以前読んだ、司馬遼太郎の「箱根の坂」を読み返し始めた。

まだ上巻中巻下巻の内上巻を読了したばかりだが、記憶の中にあったのとかなり違うのに驚いている。以前は一代で小田原北条氏を築いた成功ストーリーに興味があり、特に上巻の伊勢新九郎時代の話はほとんど斜め読みしていたためか、上巻のストーリーはほとんど記憶に無かった。

今回は、年を取ったせいか、伊勢新九郎時代の話も(その時期の記録が無いので司馬遼太郎の虚構のお話ではあるが)興味深く読んだ。ネットで調べると、北条早雲は五十過ぎから漸く活躍を始めた大器晩成型で、享年88歳とする従来の説と、それより24歳若いのではないかとする説がある様だが、今の私の心境では司馬遼太郎が書いている様な大器晩成型であって欲しい気がする。

今となっては判らないことなので、五十を過ぎて新たな分野にチャレンジしようとしている私は、大器晩成説を信じてこれからの人生、再チャレンジして行きたいと思っている。

改めて想う。。。人間万事塞翁が馬

2013年08月12日 | 生き方
前にも書いたが、今、それまで自分でも思ってもみなかったチャンスが回って来ている。

この数年間、全てに閉塞感を感じており、週末の散歩をしながら鬱々とした日々が続いていただけに、今回のチャンスは怖いくらい。前にも書いたが、一種の高所恐怖症の様な感覚。おそらく、サラリーマン人生で、今回が最後で最大のチャンスだと思っている。
成功できるかどうかは自分の能力とそれ以外の環境もあり、やってみないと判らないが、こういうチャレンジする機会を与えてもらえた事に感謝。
いつも麻雀に例えているが、人生を麻雀に例えると、手がいい時に驕ったのか、あまりにいい手なので怖くなったのか、悪手を一手を打ったことにより、あっという間にツキから見放され、一時期は落ち込んだり、自己嫌悪になったり、お酒の量が増えたり。。。他にも今迄起こらなかった様なアゲインストな事象が起こり、結構つらかった。
休日になると散歩をするのが習慣だが、散歩をしながらも鬱々として気が晴れなかった。去年このブログを始めたのもそういう気持ちを第三者的に見つめなおすことが一つの目的だった。
ブログを書いていると、上記のツキについての考えが思い起こされ、「手の悪い時はひたすら耐えながら、それでもあきらめず務めると運が向いてくる」という気持ちになり(ブログでも書いているが)、段々仕事も面白くなり、それなりに存在感を出すようにしていたところ、今回、急に大きなチャンスが回って来た。
前回の失敗から、「どんなにうまく行って、高所恐怖症に襲われても、決してチャンスを手放さないこと。決して思いあがらない事」が大切だと思っている。うまく行っている時ほど、悪手を打つとしっぺ返しが大きい。謙虚に、かつ大胆に、勇気をもって前に進むことだ。

振り返ってみると、ツイていないと思っていた時期の一つ一つの行動が、今回の大きなチャンスへつながっている。当時は、「なんてツイていないのだろう」と思った事象さえ、今回のチャンスに巡り合う為には必要だった事が、いまだからこそ、判る。そういう意味で、改めて想う、「人間万事塞翁が馬」であると・・・

お酒を止めているのも、「今回が最後の大きなチャンス」であることを自覚していて、「(結果として)成功しようがしまいが、少なくとも後で悔やむような行動はしない」様にしたいからでもある。
全てのものに感謝。