きもの屋日記

きもの屋2代目の日々。大好きなきもの屋の日常をご紹介します。

2020 藤布

2020年05月31日 11時35分33秒 | 日記
自分が藤布を初めて知ったのは

もう20年近く前になるかも知れません

京都の紬問屋さんで加畑兼四郎さんをご紹介していただき

いろいろとお話を伺ったことを今でもよく覚えてます



縄文時代より伝わり江戸時代で

途絶えてしまったと思われていた藤布が

丹後で織られていることが昭和になってわかり

保存会などが立ち上がったそうです

原材料の減少や生産者の減少から貴重なものとなっており

数年前に加畑さん亡くなられた後

奥様とお嬢さんで何とかつないでいるのが現状のようです

当店でもこのシンプルで自然の感じがそのまま出ている

素朴な帯が好きで人気です

ただ加畑さん亡き後、安定的にとなると

なかなか難しいと判断し今回このような時期での仕入れとなりました

右から左へ直ぐに動くようなものでもないと思いますので

この騒動が落ち着いた際は店頭で楽しんでいただけたらと思います(^^♪



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