自分が生まれる前もので45年ほどたっている
10年位前に実家の引き出しの奥から引っ張り出して
旅行などのお泊りのときにいつも愛用している時計を
置忘れなどをして無くすのがいやだったので
使っていました
もちろんオーバーホールなどしてるわけも無く
時間がズレズレ・・・
しかし古めかしい感じがよく重宝してました
ある日なんとなくその時計の話になり
両親の結納の品だったことを知り
思い切って直してもらおうと
普通の時計屋さんでは古すぎて部品が無いため断られてしまい
アンティーク時計を扱うお店に相談
見積もりでオーバーホールと部品交換で二万円
安いか?高いか?
お店の人に直す価値があるか聞いたところ
その時計に対する価値観や思い入れ次第だけど
やってもいい感じのニュアンスだったので
お願いしました!
この話のときにうちのお店でも同じようなことが良くあるなと
古い着物をしみ抜きに持ってきて見積もり金額とで天秤にかけて
どうしたものか考えている
自分と同じ
人それぞれ金銭的な価値観やそのきものに対する
思い入れなども違うので例えばお母さんの形見だったり
きものや帯に関する価値はちゃんと説明させていただき
なおかつ事情を聞かせていただきぼんやり道筋をつけて差し上げる
あとはお客様の判断!
逆の立場で同じ様なことを体験しました。