きもの屋日記

きもの屋2代目の日々。大好きなきもの屋の日常をご紹介します。

2017 沖縄 産地見学 ②

2017年04月25日 15時47分59秒 | 日記
前回のブログでは二日目の

産地見学内容をぎっしり書きましたが

今回は沖縄らしいところをアップします!

まずは二日目に

芭蕉布の喜如嘉から一時間半かけ名護市のホテルへ



Busena Terrace

沖縄サミットを行ったリゾートホテル

ハワイやグアムに行ったかのような雰囲気

喜如嘉に行かずホテルでのんびりプランがあったのも納得

翌日の最終日

高級リゾートのホテルを満喫したかったのですが

飛行機や観光の関係で朝も早々と出発

美ら海水族館へ



ジンベイザメが二匹も悠然と泳いでる~

地元横浜にある八景島でも見たことがあるけど

やっぱりジンベイザメいいなぁ

ずーっと見てても飽きない!!

模様と言うか柄がイイ

長い時間眺めながらこの柄で

絣の紬が織れないかなと思ってしまう(笑)

最後におまけ

沖縄に行ったらどうしても

記念にお土産として買ってきたかった

北窯 松田共司さんのお皿

団体行動の為行く前に

どこに行けば扱っているのか

どのタイミングで行けるのか

リーサーチすると扱ってるお店が

少ないことが明らかに

読谷の窯まで行けばいいのだが時間はなく・・・

そんな中で見つけた那覇の繁華街にある

久高民藝店!!

初日の夜、夕食前少しの自由時間で急いでホテルから直行

店内はどれも宝の山のよう陶器、ガラス、漆器

どれも欲しくなってしまいますが

今回はお目当ての松田共司さんのお皿を

NHKの美の壺で初めて見て国展でも拝見し

やっと手に入れた念願のお皿

どんな料理を盛りつけようかな~

一緒に付き合ってくれた一行も沢山の民芸品をお土産に

少しバックマージンが欲しいくらい(笑)

でもみんなも気に入ってくれてよかった!!















2017 沖縄 産地見学 ①

2017年04月23日 11時06分09秒 | 日記
沖縄旅行に行ってきました!!

沖縄旅行といっても皆さんがイメージする

青い海、白い砂浜とは無縁の旅(uu)

青い海は車窓から

白い砂浜は足を踏み入れることすらなく((笑))

そんな強行日程の中

紅型・花織・芭蕉布と

産地見学としては充実した内容でした

一番最初に伺わせて頂いたのは

琉球王朝御用達だったため首里城のすぐ側にある

当店でも大好きな紅型の第一人者

城間さんの工房です!!


色差しをしているところ


型紙や見本を使い紅型が染め上がるまでの工程の説明

見学させて頂いている傍ら

分業制の為たくさんの人たちが一つ屋根の下に集まり

黙々と目の前の工程をこなしていました

紅型の独特の発色のよさは染料に

鉱石からできる顔料をつかっていることもありますが

沖縄独特の開放的な風土も影響してるような気がしてくる



城間さんの工房をあとにし花織の工房へ



こちらの工房では十数台の織機が所狭しと並び

こぎみよい音を奏でていました

花織には表裏がわかりにくい織り方と

裏にしっかりと糸がわたっていて裏表が

わかりやすいものとがあります

その特徴の違いを細かく教えて頂きました

少し疑問に思っていたので

思い切って織り子さんに聞いて良かった(笑)

そして最終 芭蕉布の産地 喜如嘉へ二時間半

沖縄本島の北側に位置し

アクセスに時間がかかるため

行かないで沖縄を楽しむというのが多いようです

しかし遠かったけど行って良かった

人間国宝の平 敏子さんにもお会いできたし♪♪

作業場を含め写真はNG

芭蕉の糸を琉球藍で染め

天日干ししているところをパシャリ!!



これにて産地見学は終了

次回は沖縄っぽい写真をアップします。

2017 春 休日

2017年04月09日 17時14分04秒 | 日記
久しぶりに嫁とランチに行ってきました

進級したてで給食がない子供達は

直接実家に帰ってもらい

少しゆっくりしてきました

買い物もかねてだったため

みなとみらいのキハチイタリアンへ



アサリと新じゃがのジェノベーゼは

ドライトマトが入っておりアクセントになっていて

おいしかったなぁ~



嫁はパンチェッタと筍のブラックペパーパスタを



前菜のオニオンスープとサラダ

ゆっくりとランチ後

子供のサッカーシューズを買って実家へお迎えに

実家では母と庭いじりを堪能した子供二人が

楽しそうに色々話してくれました!!



実家のクリスマスローズ




自宅マンションの玄関先は日当たりが悪く

何をやってもダメ

唯一育つのがアイビーと多肉植物

マンションのため玄関先が無機質なので

せっせと緑化遂行中!!




木屋太 男物角帯

2017年04月02日 14時36分02秒 | 日記


昨年も仕入れをするのか迷い

あきらめ

今年もさんざん迷った末

自分で使うつもりで思い切って二本仕入れました

なぜそんなに迷ったかというと

ひとえに高額だからです(uu)

なかなかここまでの角帯を

男性で求める人がいないのも現実です

なんにせ当店で一番高い角帯の倍以上のお値段ですから

しかし、いらっしゃるんですね~

男物の需要が高まっているのは確かなのですが

ここまでの柄、価格で求めて頂けるとは・・・

でもこののこった一本は売れなければ自分が購入します(笑)

これを織ったのは西陣の機屋さんで女性物も

お洒落なものを織っています

男物でここまでお洒落なものは

あまりお目に掛かったことがありません

男物の着物は一般的には

無地や縞で質感を楽しむものが多く

柄として楽しむのは裏地や長襦袢などが

昔は一般的でした(今でもほとんど変わりませんが)

帯も博多などのシンプルなものが多いです

でも着物や羽織が無地感覚のため

この帯はインパクトがあり映えると思います!!