2021 ママ振り

皆さんはママ振りという言葉を聞いたことがありますか⁇

お母さんのお振袖をママ振りというようで

ここ何年か言葉として呉服業界や成人を迎えるお嬢さんの

ご家庭では定着してきているようです

正直、自分はあまり好きな言葉ではありません

しかし一般的になってきてしまっているので逆らえませんが・・・💦

ここ数年お母さんのお振袖を着て成人式を迎えるお嬢さんも

増えておりご相談もたくさん承っております



10年・20年前は家にあるから着ると

あまり思い入れや大事にしていたからとという思いを感じられませんでしたが

今はお母さんと同じものを着てみたいや

当時、母が祖母と見立てってくれたものなのでと

強い思いの方が増えているようです



逆のことも・・・

お母さんの振袖を着ることに対してしょうがないと

あるから好きではないけど勿体ないなど

いろんな事情があるようですが

それでも最大級

成人式を迎える当事者であるご本人が喜べる

お母さんのだけど

お母さんので

良かった！！

と思ってもらえるようにお手伝いできればと思っております。



お金をかけて徹底的に直せばいいというものでもありませんし

ここだけはお金をかけてでも直さないと着れないかな

などと色々考えご提案させていただいております

しかし皆様全てに納得いただけるわけではないとも思います

基本はあまりお金がかからない方法

なぜかと言うと値ごろ感がある振袖やレンタルなどの選択肢もある中で

あれもこれもやりすぎてしまうと

費用対効果という言葉がふさわしいかわかりませんが

買ってしまった方が？レンタルした方が？などと考えると思います

ただどちらがより良いかはお客様の判断ですし

ウソなくどちらが良いかもアドバイスさせてもらえたらと思います

当店も染み抜きや仕立てなどの加工で売上をとは思っておりませんし

やはりお母さんのお振袖の方が良い物の場合も増えてきております

できるだけ良い振袖は着てもらいたい

ですので良い物の時ははっきり言わせてもらいます

それでもご本人の好みなどもあるので色々なケースがありますが・・・

当店では今でいうママ振りを精一杯お手伝いそして

アドバイスさせていただけたらと思います

そして最終的に選ぶのはご本人であって欲しいです♪