きもの屋日記

きもの屋2代目の日々。大好きなきもの屋の日常をご紹介します。

2018 冬 東京友禅 真渕 貴昭

2018年12月21日 16時25分49秒 | 日記
暮れになり別注の名古屋帯が上がってきました!!

今年の5月にも上永谷店に来て頂いた

東京友禅作家の真渕先生(^^♪

夏にお願いし当店のわがままを忠実に再現しつつ

年内に頑張って仕上げてくださいました

新年に発表予定ですが、いち早くこちらでアップいたします🎶

真渕先生には、自分が小学生の頃からお世話になっており

お店を含めてとても長いお付き合いをさせてもらっています

上永谷店が25周年の折には自分を連れ立って

わざわざ江戸小紋の人間国宝 小宮康孝先生のお宅へ

自らお菓子よりを持参し

ご縁を繋ぎに行ってくださいました

25周年の箔が付くからと・・・

しかし老後はゆっくりとの希望があるようで

もしかすると次はないかと覚悟をしているところです(ǖǖ)

今回も当店が出す無理難題を真渕先生らしい

優しいタッチで描き上げてくれました



これからの時期にピッタリな椿の染帯で

やわらかい紅の色が紬地の風合いととても馴染んでいます



こちらの帯は淡い色の濃淡をナチュラルな感じで仕上げています



よくある古典柄の笹ですが

注意して見ると笹の中が水玉のように色がっさねしてあります



インド更紗の小さな端切れをモチーフに描き上げ

トルコ石を連想する差し色が古典の中に斬新さを与えています

当店では長らく先生と車屋呉服店で

二人三脚でオリジナル帯の制作を行ってきましたが

もし先生にお受けしてもらえないとなると・・・

次があることを願って止みません(UU)




2018 金婚式 ~ 青森旅行 ~ ②

2018年12月09日 18時52分32秒 | 日記
奥入瀬の入り口で一泊し

いよいよ奥入瀬渓流へ

朝のため観光客もそれほど多くない

そして何より流れがそれほど速くないため心地がよく

左右に滝や崖見どころが盛りだくさん

運転していても気が散ってしまう(ǖǖ)



紅葉もやはり少しだけ楽しめる



十和田湖の周りは青森と秋田が入り組んでるよう(^^♪



新婚旅行でも十和田子畔にある

おとめの像を見たようで台座がきれいになっているだとか

こんなに大きかったかなぁだとか

思い出したように話をしていました



帰って来て50年前の写真を見ると

同じ様な所で写真を撮っていました(笑)



新青森駅に向かいながら次女一押しの三内丸山遺跡へ

広大な敷地を駆け回る子供達

遺跡に一番関心を示したのは

一押しだった次女ではなく一番下の息子で

いつもは割となんでも無関心ですが

この時だけは真剣に見入っていました



一泊二日の弾丸旅行

少しは両親の金婚式に華を添える事ができたかなぁ🎶