少し前になってしまいますが
以前からお世話になっていた
江戸小紋の人間国宝
小宮康孝先生が亡くなられ
お通夜に行ってまいりました
当店とのおつき合いは
昔から懇意にしている東京友禅の真渕先生からのご紹介で
一緒に小宮先生のご自宅兼仕事場にご挨拶に
お連れいただいたのが最初でした
それから何度か仕事場を見させていただいたり
江戸小紋について型紙や染めの事など多岐にわたって
熱くお話していただきました
小宮先生がお話していた中で特に印象が残っているのは
息子さんも第一線でもちろん活躍していましたが
まだ学生さんだったお孫さんのことを思い描いていたのでしょう
「もうすでに孫の代まで染め続けるだけの型紙(良質な)は用意してある」
と言っていたのです
それから数年後お伺いした時には本当にお孫さんが一緒にやられちいました
ウチのような小さな町の呉服屋でも父が継続することが力と常々言っていますが
まさに小宮家四代つながっています
もう自分が知り合った頃は晩年だったのかとも思いますが
今でも思い出すのはあの熱い江戸小紋そして型紙に対する情熱です
改めてここにご冥福をお祈りいたします。
以前からお世話になっていた
江戸小紋の人間国宝
小宮康孝先生が亡くなられ
お通夜に行ってまいりました
当店とのおつき合いは
昔から懇意にしている東京友禅の真渕先生からのご紹介で
一緒に小宮先生のご自宅兼仕事場にご挨拶に
お連れいただいたのが最初でした
それから何度か仕事場を見させていただいたり
江戸小紋について型紙や染めの事など多岐にわたって
熱くお話していただきました
小宮先生がお話していた中で特に印象が残っているのは
息子さんも第一線でもちろん活躍していましたが
まだ学生さんだったお孫さんのことを思い描いていたのでしょう
「もうすでに孫の代まで染め続けるだけの型紙(良質な)は用意してある」
と言っていたのです
それから数年後お伺いした時には本当にお孫さんが一緒にやられちいました
ウチのような小さな町の呉服屋でも父が継続することが力と常々言っていますが
まさに小宮家四代つながっています
もう自分が知り合った頃は晩年だったのかとも思いますが
今でも思い出すのはあの熱い江戸小紋そして型紙に対する情熱です
改めてここにご冥福をお祈りいたします。