田舎のお百姓

菜園 ・日々の管理日誌と栽培履歴の発進

無人の直売

2018-02-11 20:53:36 | エコファーマー

今日は昨日の雨が夜遅くには上がり、風も無風から軟風状態と静かな夜明けとなりました。気温も上昇して、午前中は暖かさがかなりありました。お昼前から風がかなり吹き始めて、夕方には肌にしみるような冷たさで、午前中の暖かさは何処に行ってしまったかと思いました。

今日の暖かさについては、わが菜園でCheckしている育苗管理ハウスの入り口に全開状態で設置しているDigitalSensorでは、最高は19.0℃/最低は6.0℃と高かったです。(参考で静岡気象台の参考Dataでは、現在までで、最高気温は15.8℃・・・12時10分/最低気温は4.2℃・・・6時19分となっていて21時の時点で)

こんな中で、昨日2回目の追肥を行った秋まきタマネギのマルチ栽培の圃場確認したところ、予想よりも降雨量は少なく、マルチ上に残る施肥の残りが溶けた状態で白く残っていました。これらも予想範囲内ですから、今後の天気予報では、雨の予報は16日午後からの予報ですから、今後定期的の降雨と気温上昇に期待してゆきたいです。

現状の雨の中では土砂降りがないので助かっていますが、現在日本海側の大雪にはかなり苦慮していることですから、本当に自然の怖さを感じますね。

こんな中で、生育まで若干早めではありますが、ホウレン草収穫は始っていて、規格でM級になっていて、22㎝から25㎝前後の草丈で、収穫しています。袋内重は200㌘が基本としていますが、わが菜園では、概ね220㌘以上になるように調整・選別して袋詰めとしています。

無人の直売については、菜園圃場内で管理できる処での設置が望ましいとのことも聞いていますので、確実に時間単位で棚に並べるもののCheckもしながら、商品として十分管理してゆきたいですね。

出荷する量については、沢山ないものの、予約だけは取らないものとしています。畑に来ていただいて、新鮮ものを手にしていただきたいと思うからです。安いから品物はイマイチですかと思われる方もいるかもしれませんが、高価の時ほど安心して美味しいものを購入していただくようにと思っています。現在までに購入していただいた方々からは、喜んでいただいていますから、ぼちぼちと行っていますので、現在のものが回り回って戻ってくれれば良いなとも思いますね。今年からは販売方法や、作型や作付けなども大幅に変更していて、更にはEcoファーマのさらなる認定を申請していますから、楽しく農作業ができるようにしてゆきたいですね。

2017年11月7日播き秋まきホウレン草栽培


定植間際

2017-11-20 23:03:08 | エコファーマー

今日は予想以上の冷え込みとなり、わが菜園の最低気温は育苗管理ハウス内のDigitalSensorで3.0℃まで下がりました。(参考までに、本日の静岡の最低気温4.5℃・・・5時38分、最高は13.2℃・・・13時31分。/ 静岡気象台参考Data)北海道から東北などでもかなりの冷え込みとなっていて、今年のこの寒さはかなりのものだと感じています。更に日照時間がほんの少ししかなく肌寒い一日となりました。

こんな中で、8日には雨に降られて畝の水分量も十分となった畝に今日は全てマルチ掛けとなりました。マルチについては、15㎝×15㎝の7条で130㎝幅の黒マルチを使用しています。畝幅は190㎝で通路については十分確保しました。定植本数は4,116本は植えることができるものと思います。

品種にはタキイ交配の「スパート/ソニック/O・K黄/ネオアース/ケルタマ」の5品種を使用しています。今Seasonについては貯蔵そのものは考えていません。

3年前の栽培では半分以上が盗難されて、2年ほどこの土地での栽培を控えていましたが、今年また取り組んでいます。

2017年9月13日播きタマネギ栽培


廃土のリサイクル

2017-02-11 20:22:21 | エコファーマー

今日は朝からかなりの冷え込みとなりました。わが菜園の最低気温は、-3.0℃となりました。いつも参考とする静岡気象台の最低気温は-1.6℃(静岡気象台参考Data)と、なり、現状までで平均は4.3℃かなり低めに推移しています。

この2月に入ってから平均気温が5℃を割る日は、今日が初めてで、かなり厳しい日々が続いています。前年対比ではさほど差はないものの、冷え込みの強いのは、今年は特別のような冷え込みですね。

こんな冷え込みの中で、晴れ間が続きますので、わが菜園で今まで使用していた育苗培土。この育苗培土の再利用に取り組みました。与作N150や新果菜類専用培土の廃土を、3ヶ月から6か月程度Box内で雨ざらし。異様な肥料分や種子の発芽がでなくなるのを確認した時点で、リサイクルに取り組んでいます。

今回のリサイクルについては、廃土の育苗培土を5.0 Box / 50ℓ。ケイントップの完熟もの100ℓ。枯れ葉(昨年の春に回収した物)2袋。これに全体の量の2%として、ビオライザー(作物の残渣・残根、食品残渣などの腐熟促進材) を混入させました。枯れ葉については、一部腐食し始めていて、ケイントップはほとんど元の形状は無く、床土状態になっています。

今回リサイクルする育苗培土については、わが菜園で使用する、雨よけ栽培のトマトや、ハウス栽培のマスクメロンのPotへ移植する培土に利用します。移植時には、、ビオ有機(根圏微生物環境改善肥料)を、ひとつまみ/pot施肥します。肥培管理については、エコ液肥7-5-6(有機体保証窒素の50%が有機態)を施肥しています。

作物に非常に優しく、急激な効果などは避けたいこともありますので、非常にメリットがあります。今回の培土のリサイクルするBoxは、コンテナ洗浄などに利用する500ℓBoxを利用して、明日以降は、透明ビニールを利用して、温度の上昇も利用したいです。

今回の土づくりについては、何度も切り返しして、2週間程度から3週間程度で、再度切り返しを行ってゆきたいです。

 ☜ 育苗培土廃土のリサイクル


土壌検査準備

2017-01-20 18:40:59 | エコファーマー

今日は朝から少し暖かく感じたものの、日中の気温そのものは上がらず、育苗管理ハウス内でも15℃程度までしか上がらなかったです。最低温度は5℃ありましたが、14時頃からは、気象Dataには残らないほどの霧雨程度の雨でしたが、体感気温はかなり冷たく感じました。

わが菜園としては、四葉胡瓜栽培を主体に、マスクメロンと完熟トマトの栽培は、今年も行ってゆきます。毎作育苗している秋まきタマネギについては、今年は見直しをしなければならないものと思います。

現在行っている隔離Betでの四葉胡瓜栽培については、収量の確実なる確保は安定してきていますので、今Seasonは定植時期の変更で、再度Challengeして行きたいです。現在育苗管理しているホウレン草のCell苗育苗については、こちにも安定した苗の育苗が出来ていますので、栽培の安定化を目指したいです。

今回栽培している圃場の作土採種して、土壌分析をJAに依頼して、減農薬・減肥量の50%減量を目指しながら、エコファーマーの安定化を目指します。

 


根圏微生物環境改善資材

2017-01-07 21:42:05 | エコファーマー

昨日は一日中曇り状態の中で、今日も朝方は前日を引きずりました。昼前から晴れたものの、朝の冷え込みがそのまま気温低下になっています。今年1月に入ってからは昨日のみが平年より-0.9℃(静岡気象台Data)のみで、長期予報(向こう一ヶ月の天候の見通し・・・東海地方1月24日~1月23日・・・名古屋気象台)の中では、平均気温はほぼ平年並み/30%/30%/40%。降水量は多い/50%。日照量は平年並みか少ない/40%となっている。

気象情報の中では、比較的平年並みかやや高めの中で、現状推移していますので、育苗などについては、平年並みの支度から始めてゆけばいいのだと感じています。

今年については、ハウスのビニール張り替えもありますので、作業の区割りについては、事細かく行わなければならないものと思います。昨年同様に、あまり細かく作業が難しくなるものは、とりあえず手を出さないようにしてゆきたいですね。

そんな中で、毎作使用している「ビオ有機」根圏微生物環境改善資材については、現在露地栽培抑制で根の張りなどを確認したBetでは、施用した場所としない場所については、雑草なれども、生育そのものは全然違い、短期の中でも効果は確実に上がり、毎作適量施肥の中では、確実に良くなっていますので、現在のわが菜園の中で、土壌消毒そのものは、まるっきり必要なく進んでいますね。


野菜振興講演会・・・平成27年度

2015-08-29 14:49:13 | エコファーマー

 昨日は気象予報では曇りのち雨の予報の中で、朝の日の出と共に25日に定植した四葉胡瓜の誘引、更には8日に定植した四葉胡瓜の側枝のピンチと誘引をバタバタとする中でこなしてきました。一時的には雨粒がぱらつきもしましたので、育苗管理ハウスについては、委託育苗のハウス抑制白いぼ胡瓜の養生終了後今日いっぱいはヨシズ掛けで順化と硬化作業でヨシズが外れます。

 そして、お昼からは静岡県経済産業部農林業局みかん園芸課主催の野菜振興講演会(野菜栽培のための土づくりと施肥管理の基礎と最新の研究成果)に参加。13時受付で静岡県男女共同参画あざれあ6階大ホールと2階大会議室での農林技術研究所の最新研究成果のポスター発表も行われました。

 今回の基調講演は「有機物を活用した土づくりと効率的施肥管理技術」・・・東京農業大学名誉教授「後藤逸男氏」の本当に身になる講演聞くことができました。毎作ごとの堆肥投入であなたの田畑メタボってませんか??でした。現在の日本の園芸の土はおかしくなっているとの事で、細かく図面を見ながらの説明で、本当に有意義な講演を聞くことができました。

 その後休憩(2階の大会議室のポスター発表の質疑応答)後、講演①「牛ふん堆肥の肥料成分を見直して化学肥料の大幅削減」 講演②「茶園を野菜畑に転換するための土壌改良」の2つを農林技術研究所の二人のお話となりました。

 今回のような講演については、私のような末端のエコファーマーを目指し行っている百姓が一番聞きたい話だと感じました・・・!!