ひみつの独り言

kimura君おっかけおばさんの本音

わっつ

2009-04-18 17:45:58 | Weblog
色んな話題が詰まってて、あっという間の30分でした~
面白いメッセージが取り上げられましたね~。
木村君自身の考え方が明らかになって、興味深い時間でした

まず、最初は木村君がスターになったのはいつですかという質問。
木村君が思うスターとはどういうことなのかがわかりました。
スターとは取り巻きをたくさん従えて、どこでも練り歩くとか、
飛びぬけて高価なものを買ったり、使ったり、身につけたりする。
お財布には万札がたっぷりとか。
常に取り巻きに傅かれて、自分では、二本の箸ももたないくらい?の、
要は、いわゆる王様然とした存在かしら?
木村君のイメージにあるのは、そんな人のようでした。
実際、芸能界のはそんなひとが闊歩しているか、少なくとも闊歩していた時代が
あったのでしょうね。
それを芸能界にあって木村君は実際に見ている、んではないかしら?
具体的にはどんなひとなのか?
ちょっと、知りたいですけれど
今は、スター不在の時代だから、あんまりいないような気がするんですが・・。
そういう意味では、木村君は自分はスターではないとスターであることを
否定しています。
取り巻きもいないし・・・
特にわっつは、何の特別扱いもしない
飲み物も自前。
たばこも自分で買って来る。
あそこは開放区の世界ですから。
開放区であり、解放区である。
芸能人としてのしがらみからも解放されている、治外法権の世界。
そこでスター扱いさせていたら、開放区が開放区(解放区)ではなくなる。
以前は、スターは常にスター然としていた。
人々に夢を与える存在として、好むと好まざるとに関わらず、
それを要求されていた。
でも、木村君は自身の確固たる信念の元にそうならないようにしている。
自分は特別な人じゃない。
普通の人。
ただの芸能界という一産業界で職人として日々精進しているだけのひと。
そう思っていると思います。
彼は人の上に立つことも人の下に立つこともない、平等意識の強いひとですよね。
リーダーではなく、チームの一員として実質牽引担当?という意識。
彼のその姿勢は芸能人の平民意識(逆に見下された歴史もあるので、引き上げられているという面もある)に大分影響を与えていると思いますよ。
時代がそういう意識改革を求めているとも言えるけれど・・。

でも、スターを辞書で引いてみると「特に人気のある役者、歌手、運動選手、
花形」とあります。
そういう意味では、木村君は、立派にスターですよね?
ただ、みずからスターの王座について世の中を見下ろすという意識はないと
いうことです。
これは木村君の特質のひとつ。
なかなかできないことですよね。

次はドラマについての質問でした~。
木村君のドラマと言えばアドリブだそうで・・・
これがけっこう誤解を生むんですよね。
勝手にセリフを作って、素で演じてるみたいな・・・
脚本を無視して俺様好みに作りかえているとか??
ここでも木村君は抗弁する機会を与えられました。
私たちファンにはお馴染みのことだけど、解ってない人も多いかもしれないから、いいチャンスを与えられたと思います。
要は、与えられた脚本通りにセリフを言うだけでは脚本の描く世界観を
表すには不十分なことが多いので、それを埋めるために創意工夫をしているということですよね。
そのためのアドリブ。
あくまでも脚本の世界観をさらに生かすため、より引き立たせるための工夫
と言ってもいいかもしれませんね。
たとえ、脚本が完成されているものであっても、さらに良いものを。
さらに細かい気配りを。
そうやって、ワンカットワンカット、よりクオリティの高い映像が完成していく。
木村君の基本は、あくまでもよりよい作品のための作業です。
そのための労は厭わない。
可能な限り、とことん良いものを追求する。
作品を私物化しているわけじゃないんですよね~。
そのための共同作業。

今回のドラマのスタッフさんには素晴らしい方がいるようですね~。
カメラの唐沢さん?
はやり、監督さんの指示することに従うだけじゃなく、ご自身としても
さらに良い映像を捉えるために能動的な働きをなさる方のようです。
シューティング・ジャンキーなんて香川さんと呼び合ってるんですか
おかし~~
それくらいシューティングにのめりこんでいらっしゃるんですね
そういう方に巡り合えたのが今回のドラマの収穫かしら?(それとも華麗のときもご一緒でした?)
いずれにしても、各スタッフ、共演者が自身の能力を出し切れる現場の空気。
今回もまた木村ワールドが出来上がっていることが伝わってきて、うれしく
思いました。
一番、現場が盛り上がったのは、やはり、ロンバケだったのか・・
あの時の物づくりの楽しさ、素晴らしさを皆に伝えたい。
そこから木村ワールドが始まったのかもしれませんね。

次は、眠れる森の直季のようなストーカーのような嫌な人の役もやるのか?
役の幅についての質問でした。
いや、どれも核心をつく質問ばかりですね~。
木村君自身は役に制限は加えてないそうです。
色んな役をやりたい。
自分が挑めるかどうかが引き受けるかどうかの基準だそうです。
挑める役、挑みたいと思う役
であれば、殺人者でも変質者でも(忘れた)何でもいい。
二宮君の障害者の役を羨ましく思っているようでしたね。
でも、木村君にはそんな役のオファーはないようで・・・。

木村君の役はかなり限定されていますね~。
ドラマの木村ファンはその辺の現実をいつも切なく思っていますが、本人自身も
そういう思いを強くもっているのが感じられます。
お茶の間ではHEROICなイメージが定着していますから、これを変えるのは
難しい。
しかも、果たして変えていいのかもわからない。
他にそんな役をできるひとがいないから。
人はどこかHEROを求めている。
アイドルにヒーロー、誰でもがなれるものじゃない
とは解っていても、そればかりに閉じ込められるのはやはり寂しい。
特に木村君には、それ以上の可能性があるから。
もっと幅を広げて色んな役をやらせてあげたいですよね~

映画ならそれができる。
今回のI come with the rainのシタオは、かなり羽ばたいた役だった
んじゃないでしょうか?
外国映画だからできる。
本当に素晴らしいチャンスでした。
日本のドラマや映画では多分あんな役は不可能ですよね~。
今までに見たことのない木村君に会える
そう言われただけで、もう、ワクワクドキドキします

次はその映画についてのメッセージ。
トライユン監督のコメントを引用した質問に対して答えてくれました。
監督は、木村君はそのシーンの大枠を知りたがり、現場での即興的な演技を楽しんだ。一方、い・ビョンホンは云々・・とおっしゃったようで、真反対のタイプの天才と謳ってらっしゃいます。
ふ~ん、わかりますなぁ。
木村君は右脳タイプだから。
イ・ビョンホンさんは左脳タイプ?
そのどちらのタイプの俳優さんとも上手くやっていくのが監督さんの仕事。
有象無象の俳優さんを相手に、本当に大変なことだと思います。
でも、木村君の言うところによるとハートフルな方のようで、
そういうところがお互いを惹き付けたのかも知れませんね。
いい出会いだったように思います。
きっと、素晴らしい作品になっていると信じているのですが・・。
ミンダナオ島での撮影は本当にたいへんだったでしょうね。
ゲリラが出没するような危険地域だったのではないかしら?
撮影の場所は監督の特別な意向で決められたようですが・・?
ちょっと、忘れてしまいましたが、あの風景に思い入れがあるようでした。
村をあげての大騒ぎだったようですよね。
テレビにも取り上げられた。
なんせ、ジョシュ・ハートネットですから
これで観光客が増えたらとそろばんをはじいている人たちもいたみたいですが、
日本人は多分行かないでしょ?
危険地域は極力避けたがる。
私はパナマにいたことがあるので、あの風景にちょっと懐かしさを感じました。
あんな原始の世界もなかなかいいものですよ。
木村君は何も知らないまま行ったんですよね?
そこで蛆虫ちゃんたちと共演をした。
わ~~~
その映像は既見ですが、そう何度も観たくない。
楽しく話してくれましたけれど、さぞや、たいへんなことだったでしょう。
sorry, takuyaって言われてもね~
本当にお疲れ様でした。
いい作品だと期待していますよ。
見たことのない美しさ。
この言葉に誘われます。
6月6日。
楽しみで~す