風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

復元零戦52型見学

2007-08-10 08:30:56 | 日々雑記
河口湖自動車博物館の「飛行館」に行きました。
最近存在を知って、毎年のように楽しみにしている施設です。

飛行館は8月のみの公開で、国内では最高水準の復元度を誇ると思われる、零戦などが展示してあります。
入場料は1000円。

今年の注目は52型で、昨年よりさらに復元が進んでいました。


脚は引っ込めたままですが、主翼と胴体も付きましたし、エンジンも付いていました。


毎年見て思いますが、個人のコレクションで、これだけの数の物を集めたり復元するのは、大変な事だと思います。

自分は模型作りが好きですから、この様な「実物」はこれ以上にない貴重な資料です。



能登半島

2007-08-09 22:50:35 | 1996~97原付日本一周
能登半島を走ります。柵に輪島塗のお椀の絵が描かれています。



朝市の様子。何も買いませんでしたが・・・


能登半島と言えば、輪島塗りや朝市が有名ですが、自分が期待していたのは、羽咋村(はくい)のロケット博物館でした。

コスモアイル羽咋」という名前でした。
入場料は当時800円。
今は350円に値下げされたようです。

ここには、アメリカが宇宙探査で使ったロケットやジェミニ計画の有人飛行で使ったカプセルの実物が展示してあります。
特に見たかったのが、アポロ計画の月着陸船の実物大模型でした。
単なるハリボテではなくて、一部に本物の部品が使われていたりします。
1960~70年代の宇宙物のメカ好きなんですよね~。

しかしです。よそ者が言っちゃ悪いが、宇宙開発と関係も無いこんな辺鄙な所に、なぜこんなに本格的な展示物が集まったのか、不思議でありました。

さて、ここを離れて次に向かいます。
世界一長いベンチのある手取公園に寄りました。

ず~っとつながっています。


昼寝してみたり・・・

「岸壁の母」のお話はここら辺が発祥だったのかと知ったり、ちょっとした勉強になりました。

山伏山キャンプ場で一泊し、金沢ユースホステルに向かいました。



秋田~新潟

2007-08-02 22:12:27 | 1996~97原付日本一周
青森を抜けてからは、日本海側をひたすら南下しました。

しかし、天気も悪く、この時の写真がほとんどありません。
天気が悪くなってしまった時の走行はひたすら忍耐です。
キャンプ場か手頃なビバーク地が見つかるまで、雨に打たれ続けなければならないからです。

こういう時は本当に体力を消耗します。
12時間走り続けてもテントを張れそうな場所が見つからないなんて事もありました。

致し方無くなり、バス停にビバークしました。
確か一日で走った最高の走行距離を記録した時です。約330kmを走っていました。
50ccの原チャリでこれだけ走ると、尻は痛くなるし足までしびれてきます。
もっとも、この記録は、2000年に自己更新することになりましたが・・・。

東北のバス停は、ありがたい事に小屋になっている上、ベンチがあるので仮眠がとりやすく、風雨をしのげました。
そのかわり始発が来る前に退散するように心がけます。

基本的に無理はしないようにするのですが、時にはハードに走ってしまうんですね。yellow11

自分は体が決してタフではなかったので、時には疲労でひどい頭痛になる事もありました。

こういう時は早めにキャンプ場などを見つけて走行を切りあげ、テントを張りました。
飯を作る元気もないので、パンをかじって薬を飲んで寝るのみ。
男一人旅、何があっても一人で対処しなければなりません。