風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

下関そして九州へ

2008-01-11 22:37:19 | 1996~97原付日本一周
いよいよ本州の端っこまで来た。


下関は、古くからの港の町だけに、横浜や函館と雰囲気が通ずるものがある。
駅の近くの広場に、タイムカプセルが埋められているようだ。
いつ開けるのだろう?



関門海峡のすぐ対岸はもう九州だ。
原付で関門海峡を渡る手段は三つある。

1.歩道用トンネルを手押しで通る。
2.関門フェリーで渡る。
3.関門トンネルを通る。

関門橋は車専用となっているので、原付は通行不可。

歩道なら無料なのだが、押して歩くにはちょっと大変。

どれにしようか迷ったが、関門トンネルを通る事にした。
通行料は原付は20円。

と言う事で、トンネルに突入。


しかし・・・

トラックや車ばかりで、恐かった~!
トンネルは狭いので、車は自分を追い抜きができない。
後からのプレッシャーが・・・
魔のトンネル走行でありました。
貴重な体験ですが、もう二度と原付では走りたくありません!

こうしてあっさりと九州入りです。
門司の丘から関門海峡を眺めました。


続・山口を走る

2008-01-10 20:39:19 | 1996~97原付日本一周
山口県の特徴の一つに、ガードレールがみかん色だという事がある。
聞いた話では、山口の特産品であるみかんの色を表現しているとか。



ガードレールを、白以外で着色しているのは、全国的にも珍しい。

山口でもう一つ寄っておきたい所があった。

フランシスコザビエル礼拝堂
歴史的にも価値のある建物があると聞いていたので、ぜひ見たかった。

しかし・・・
建物はなかった。

数年前の火事で、建物はなくなってしまったそうだ。
残念。
入り口で記念写真のみ撮った。


この後、本州もいよいよ端っこの下関に入る。


秋吉台

2008-01-09 22:11:39 | 1996~97原付日本一周
高校の時に修学旅行で山口を訪れて以来、久しぶりの訪問。

カルスト地形の津和野も久しぶり。
羊が草原に点在しているように見えるカルスト地形は、不思議な眺めだった。



秋吉台の駐車場で休憩していると、4人のライダーが来た。
何でも皆北海道で知り合って、夏はシャケバイをした仲だそうな。
今回は九州まで行くとの事。


とても明るくて爽やかな人達だった。
束の間の出会い。

この後、ここも以前訪れた秋芳洞に再び来て見たものの・・・
入場料が1240円と高かったのであきらめる。
修学旅行の時は集団で入ったから分からなかったが、けっこう高かったのね。

夕方、菊川温泉「華陽」にて風呂にありつく。
冷え切った体には良く効いた。

この当時季節は11月も半ばで、バイクで走るのはけっこう寒い。
夕方には時計の温度計は8.0℃を表示していた。

河原にテントを張り、シュラフの足先の方にカイロを放り込む。
自分は足先が冷えると眠れなくなってしまうから。

日が落ちるとさらに気温が下がる。
6.8℃まで下がった。

夕食が済んで、シュラフにもぐりこんでしばらくしたら、パトロールの警官が職質してきた。
旅行中だというと、特に疑うでもなく難なくパス。

「んじゃ、ま、気を付けて。」

と、あっさりしたものだった。


さてさて、本州の端っこまで来た。
九州までもうすぐだ。
冬が来る前に、南に行きたいという気持ちだった。

錦帯橋

2008-01-08 22:26:11 | 1996~97原付日本一周
日本の三奇矯と言えば。
山梨の猿橋、四国のカズラ橋、山口の錦帯橋らしい。

猿橋は何度か見たが、カズラ橋の存在は四国を走っていた時は全く知らず、後に人から聞いて知ったので、見ていない。

山口に入り、前から見たいと思っていた錦帯橋に立ち寄った。


アーチの木造橋は美しかった。


しかし!ここを渡るには通行料として210円払うとのこと。
金を払ってまで渡りたいとも思わなかったので、ひたすら辺りをウロウロ。

せめてここに来た証が欲しいと、スケッチブックに絵を描いた。
複雑に構造材が入り組んだ橋を描くのは難しい。


充分に景観を楽しみ次の旅に向けて出発。
さらば錦帯橋よ。

こんな所にも・・・

2008-01-07 18:41:38 | 1996~97原付日本一周
広島を走って1泊入れた後、いよいよ山口県まで迫ってきた。

川沿いを走っていると、おや、こんな所にも沈下橋がある。

車も通れない程の小さな橋だった。
こう言うの好きですね。

意味もなく渡ってみた。
ついでに記念撮影。




きっと地元の人達の生活橋なんだろうなあ。
自分にはこういう「小さな」発見が、旅を楽しくするものでした。