風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

オリンパス ペンS 30mmF2.8

2015-04-01 00:17:00 | 写真とカメラ
ハーフ判なんて、以前は私のカメラや写真の範疇には全くなかったのですが。。。

今更になって、興味が出てきまして。

と言うのも、オリンパスのカリスマ的技術者の米谷氏のペン開発エピソードが面白かったので、その影響で急に欲しくなってしまったのでした(^_^;)

オリンパス ペンシリーズ(この場合フィルムカメラの物を指す)は総計で約1700万台売れたそうです。すごい数字だ・・・
その中でも米谷エッセンスが色濃く反映された物の一つが、ペンSだそうで。
Bと1/8~1/250秒まで変更可能なメカシャッター、はっきり見えるブライトフレーム、30㎜F2.8の明るいレンズ。
ハーフ判と言えど、魅力的な性能ですね。

状態の良い物ですと、今でも万の値が付くほどです。

わたしは興味は持ったとは言え、そこまで投資する気はないので、安い物を狙って、ゲットしました。
要するにジャンクですね。

案の定シャッターが粘っていました。
ネットで調べますと、結構自己分解整備しておられる方がいて、参考になりました。
私も分解整備に挑戦しました。


レンズはきれいでしたので、分解はしません。






ここまで分解しました


分解したスローシャッターガバナーが、劣化した油脂で粘っていました。
ベンジンに浸して洗浄しました。
そうしたら・・・出るわ出るわ数十年分の汚れが・・・


注油して、ガバナーは本来の動きを取り戻しました。


この後は逆の手順で組み立てるだけ。

遮光用モルトプレーンもボロボロでしたので、エタノールを使って楊枝で地道に剥がし、カットして貼り換えました。


前側のシボ革も硬化して破れていたので、ストックのシボ革をカットして貼り換えました。


ちょっとパターンが違うんですが・・・この際仕方ありますまい。


ジャンクパーツのスクリーンを使ってピント調節をして、分解整備はおしまいです


定評のあるペンのZuiko レンズの描写力と味やいかに・・・

データか写真か

2008-10-17 23:15:28 | 写真とカメラ
デジタルカメラにしてから、画像の撮影枚数がフィルムの時に比べて圧倒的に増えました。
過去に撮った写真などアップしてみます。






自分は画像編集ソフトを使っていますが、最近問題が。
あまりに膨大になってしまった画像データの整理が、追いつかないです。

まだ500万画素位のデータ量なら、扱いも比較的楽なのですが、1000万画素をこえる一眼デジタルカメラのデータ量は、ちょっと今使っているパソコンやHDDでは追いつかなくなりつつあります。

250枚くらい、つまり36枚撮りフィルムで約7本分だと、1GBもの情報量になってしまします。

自分はJpeg方式がほとんどなので、まだ楽なのかもしれませんが、これがTiffやRAWで撮ったら、もうそれこそ大変です。
同じ枚数でもデータ量が4倍近くいくのです。
パソコンの動作が重いったら・・・

ちょっと整理や画像の修正などを後回しにすると大変です。
その大変な事が今なんですが。

なけなしの80GB容量のHDDは、半分以上データが埋まっていますし、いつダメになるかわからないので、大切な画像などは出来るだけCDで保存しています。

まあ、今は320GB辺りのHDDが当たり前、TBクラスのHDD出ているほどですから、今どき80GB容量では、少ないっちゃあ少ないのですが・・・

こうなると、バックアップ用のHDDがそろそろ欲しいなと思いますが、なかなか経済が・・・
ここまで情報量が増えてくると、DVDによる保存の方が良いのかな?と思い始めています。

自分はパソコンが得意と言うわけではないので、どうしても時間がかかってしまいがち。
撮った画像は、なるべく早めに整理・編集・保存するようにしようと思った次第。

宇宙望遠鏡

2008-09-11 18:28:53 | 写真とカメラ
1990年に打ち上げられ、ピンボケ騒動も何とか修理で乗り越え、地上の望遠鏡では到底得られない、鮮明な画像をたくさん送ってくれたハッブル宇宙望遠鏡。

作られてから18年も経つんですね。
2002年の補修以来、忙しく使われていたようですが、分光器という機器とカメラが故障してしまい、このままでは観測が制限されてしまうということで、10月にスペースシャトルによる修理ミッションが行われるとか。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=38464546&ST=yahoo_headlines

地上から500kmにある望遠鏡に行くまでがまず大変らしい。
さらに宇宙空間で、宇宙服を着た状態で細かい部品の交換やら修復をするというのはとても大変だそうで。

チャレンジャーとコロンビアも事故で失われていますから、まさに命がけです。