(略)
> 欧米と日本では子供についての見方は大きく異なるようです。>「街場のアメリカ論」内田樹:著から紹介させていただきます。> 以下引用(順序入れ替えを含む)~~~~~~~~~~~~~~~~~
>アメリカの映画や漫画やテレビドラマを見て、そこでの子供の描かれ方がどうも「かわいくない」と感じるのは私だけでしょうか。
そうですね。かわいくないですね。西洋人の子供用の人形も、わが国の人形ほどかわいくないですね。
>ものすごくかわいい子供が出てきて、胸がきゅんと詰まって、ふれたい、抱きしめたい、保護したい・・・といった感情を無条件に発露させるような子供の描き方を私は見た事がないのです。
そうですね。西洋人は、子供に人間味のある接し方をしていませんね。客人が来ても、子供は挨拶だけして自分の部屋に引っ込んでいなくてはならない。子供を中心にして客人をもてなす日本人の習慣に、西洋人は戸惑いを覚えます。無意志の子供の行為が話題の中心になるのか、意思ある大人の行為が話題の中心になるのかが大きな違いになります。意思を中心にした話では、子供は出る余地がありません。日本人にも意思がない。だから、日本人は、話題が無意志の子供に向っても違和感がありません。
>アメリカの物語で描かれている子供は、みな生意気で、どちらかといえば邪悪なのです。
そうですね。漫画的ですね。子どもは、恣意により行動しています。これは、アニマルと同じです。そして、アメリカ人は、恣意 (私意・我儘・身勝手) を敵視していますからね。それを見て、日本の鬼は笑っているが、西洋の悪魔は笑っていない。
日本人は恣意を本音と呼んで、建前 (口実・言い訳) とセットにして容認する傾向にあります。恣意は、’出来心’ というのでしょうかね。恣意にはリーズン (理性・理由・適当) が無いので、説明責任はとれません。それで、信頼されません。とかくこの世は無責任’ となります。
>これは私1人の見方とは思われません。
そうですね。日本と西洋の根本的な違いでしょうね。日本人は、子供の世界に住んでいるのでしょうかね。’建前と本音’ の世界をおさらばできるのか。
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