湘南台での用事を済ませた帰り、いつもは降りない乗り換え駅の市川駅で降りてみた。
木曜日は、いつも行っているコーヒー屋さんの定休日なので、新しいコーヒー店があったらいいなーと思い、北口側を歩いてみた。
地元では有名なバーの並びに、「ゆぱんき」というコーヒー店があるのが目に入った。
よければ、ここでコーヒー豆を買って帰ろうかな~と思い入ってみた。
「こんにちは~」とドアを開ける。
入り口側のカウンター内に、咥えタバコで新聞を読んでいるジジイがいるが、無言でノーリアクション。
【しまった、ハズレだ。】
しばらく沈黙の後「あの~、メニューがありますか?」
ジジイ「テーブルの上」
テーブルの上には、コーヒーの淹れ方を書いたものがあるが、いわゆるメニュー的なものが見当たらない。
「何処ですか?」
ジジイ「裏」
【アンタ、頭大丈夫か?】
「じゃ、○○下さい」
ジジイは、無言。
【不愉快、不愉快、不愉快、不愉快】
【そんなに喋るのが嫌なら、店やるなよ】
コーヒーを淹れるところを見ていたら、咥えタバコのままやっている。
【あー、早く飲んで帰ろう】
飲んでみたが、たいして美味くもない。当然のように帰りにも挨拶はない。
二度と来るか、クソやろう。
※ 以下、残酷な内容ですので、ご注意下さい。
あー失敗したな~と思いながら、なんとなく、以前はよく行っていた大門通りに行ってみようという気になった。
大門通りに入ってちょっと歩いたところに、コンビニがあるんですが、その店先にトイプードルが繋がれ、いい子にして飼い主さんを待っている。
コンビニをちょっと過ぎたあたりで、前から、大きな黒い犬を連れたおばさんが来た。
大きな犬は、コンビニ前のトイプードルを見つけて吠えかかろうとし、おばさんは黒い犬を制止しながら「ダメっ」とか叱っている。
おばさんを通り超した後、背後で犬の唸る声と悲鳴が聞こえた。
振り返ると、おばさんは引き倒され、黒い犬がトイプードルの頭を咥え込んで振り回し、トイプードルはリードに引っ張られて中ズリ状態。
すぐに飼い主がかけ出して来て、ぐったりしたトイプードルを抱き締めて泣き叫び、おばさんは茫然自失。
その光景が目に焼きついて今も離れない。今日に限って何で大門通りに来てしまったのか、何で、この場に居合わせたのか。胸が痛い。
気分を害された方、ごめんなさい。ちょっと吐き出したかった。
夕食。今夜は、ローストビーフ、サラダを作りました。