昼:渋谷のデパートの上の方にある「シェ・松尾」というレストランでメシ。
ハンバーグを食べたが、大変美味しかった。
客層は、ちょっとお金持ちのおばさま方。
その後、コクーンシアターで「下谷万年物語」を観た。
「下谷万年物語」は、唐十郎原作、蜷川幸雄演出で、アングラ的要素が強く、中学生までは観覧不可だったような。
当日は、唐十郎さんも特別に出演していましたが、声が通らず台詞がよく聞き取れませんでした。お歳のせいでしょうか。
終了後、ロビーに出ると、蜷川幸雄さんもいらっしゃいました。
生唐や生蜷川が観られてラッキーだったようです。
そうそう、物語は、現代と過去が交差する内容なので、あらすじと演者の関係を覚えていないと、おいていかれて意味がわからなくなります。
<あらすじ>
昭和23年。上野と鶯谷の真ん中に位置する<下 谷万年町>。 住みついた男娼たちでにぎわい 電蓄から鳴るタンゴの曲で、ハエの飛び交う八軒長屋造りの町。 上野を視察していた警視総監の帽子が盗まれる。犯人は不忍池の雷魚と呼ばれるオカマのお春率いる一味らしく、お春のイロだった青年・洋一が帽子を持って逃 げている。
それを追う羽目になったのは、洋一と同じ6本目の指を持つ不思議な少年・文ちゃん。 洋一と文ちゃんが出会った時、瓢箪池の底から男装の麗人、キティ・瓢田が現れる。彼女は戦争中にはぐれた演出家の恋人(もう一人の洋一)を探していた。キ ティは、洋一、文ちゃんと共にレヴュー小屋「サフラン座」の旗揚げを決意する。それぞれの物語は、瓢箪池の中で時空を超えて耕作し、思わぬ結末に向かって いく-!!