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「会計がわからんで経営ができるか」
私の言葉ではありません。(^-^;
京セラ創業者・稲盛和夫氏の言葉です。
先週のブログにも書きました。
「稲森和夫の実学ー経営と会計」のまえがきにこう書いてあります。
「少し過激な表現ではあるが、『会計がわからんで経営ができるか』という思いで出版させていただいた。」
稲盛和夫氏は財務諸表の数字を
「飛行機の操縦席にあるコックピットのメーターの数値に匹敵するもの」
と例えています。
会計とは過去の数字を集約したものです。
過去を振り返らず、未来を見ていくんだ、という考え方もあるでしょう。
しかし、稲盛和夫氏は
「企業を長期的に発展させるためには、企業活動の実態が正確に把握されなければならない」
と言っています。
「実態の把握なくして、企業の成長はない」という考え方です。
事業を発展させるためには、経営状態をタイムリーに把握することが不可欠です。
毎月、資料をキチンとまとめ、試算表に落とし込み、その数字を読むこと。
これこそが、経営者が行うべきことだと思います。
稲盛和夫氏の詳しい考え方は、ぜひこの本を読んでいただきたいな、と思います。
大企業の経営者のお話なので、中小零細の経営者と違うところもありますが、
経営に対する「思い」の部分は学ぶべきことがてんこ盛りにあります。
会計は大事です。
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