人生ブンダバー

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11/17 比叡山~近江路を行く(2) 横川中堂

2021-11-24 05:00:00 | 旅行

11月17日(水)12時、ロープウェイで比叡山頂まで上ってきた。
ここからシャトルバスで「横川」へ移動する。

ちなみに、シャトルバスとは「イベントや空港・観光地など特定
の目的地を利用する客を効率的に輸送するため短い間隔で運行す
るバス」を言うが、要は比叡山内を運行する有料バスで、運転間
隔はほぼ30分に一本である。

なお、「横川」は「よかわ」であって、「よこかわ」にあらず。
多くの観光客(関東の人?)が「よこかわ」と言っていた。
『源氏物語』の「横川(よかわ)の僧都(そうず)」はこの横川。


延暦寺は、東塔地区、西塔地区、横川地区の三つに分かれている。
簡単に言うと、
東塔地区は、最澄(766[または767]-822)が最初に寺院を建
立し、一乗止観院(のち根本中堂)と名付けた所だ。

西塔地区は、第2代天台座主円澄(772-837)が寺院を建立した
場所。

横川地区は、比叡山の奥の奥であり、第3代天台座主、慈覚大師
円仁(794-864)が開いた所である。
最後の遣唐使だった円仁が唐に渡った際の旅行記が『入唐求法巡
礼行記』であり、これはE.ライシャワーの研究、英訳によって有
名になった(東洋文庫などで読める)。--司馬(遼太郎)さん
も(が)書いている。


横川(よかわ)で、ぜひとも立ち寄りたい所は、

○横川中堂:横川の本堂にあたる。円仁(慈覚大師)が根本観音
堂として創建。本尊は円仁作と伝えられる聖観音菩薩。
現在の建物は昭和46(1971)年に再建されたものだ。

○元三(がんざん)大師堂(四季講堂):延暦寺中興の祖と言わ
れる、第18代天台座主、慈恵大師良源(912-985。通称元三大
師)の住居跡であり、良源を本尊として祀る。
「おみくじ」発祥の地。
ちなみに良源は命日が正月の3日であることから、「元三大師」
と呼ばれるようになった。

○比叡山行院:修行道場。瀬戸内寂聴(1922-2021)もここで修
業した。

○恵心院:恵心僧都源信(742-1017)の住居跡。『往生要集』
は源信の著作。


ところで、比叡山を移動するにあたって注意すべきことは、
・運動靴で歩く
・バスの時刻表をよく調べる
・小銭(お賽銭)をたくさん用意する
ということではないかしらん。



11:57 ガーデンミュージアム比叡入口の案内(前回の続き)


11:57 バス乗り場に向かって歩く。


11:57


11:59


12:00


12:01


12:03


12:08 
15分発のバス。このバスは延暦寺バスセンターには寄るが、横川
までは行かない。

30分ほど比叡山頂バス停・駐車場周辺をウロウロ、取材する。


12:10 山頂駐車場より


12:13 「現在地」に注目


12:14 山頂駐車場・バス停


12:15 琵琶湖が見える。


12:16 ガーデンミュージアム比叡 入園せず。


12:17 土日は開く?


12:22 30分発横川行きのバス--これに乗る。


12:26 1日乗車券1000円--お買い得!


12:30 きっかり30分に出発。


12:31 車内の観光客


12:33 車内より琵琶湖


12:36 「東塔」バス停


12:37 「延暦寺バスセンター」のバス停


12:41 「法然上人修行の地」の案内だったかしらん?


12:42 「西塔」バス停


12:43


12:46 峰道駐車場 観光バスも少し復活?


12:47 伝教大師最澄の像


12:47 「峰道」バス停


12:47


12:53 20分ほどで「横川」バス停に到着。

これより1時間半ほど歩き回る。


12:54 横川バス停を振り返る。


12:55 ここをスルーして、先を急ぐ。


12:56


12:56


12:57 ここで拝観料を支払わせていただく(関西風の言い方?)。

共通拝観券1000円がお得(当日限りだが延暦寺会館に泊まると
翌日も使える)。




12:58


12:58


12:59


13:00


13:00


13:01


13:02


13:04 
「日蓮上人御霊跡 定光院」(修行の地)までは行けなかった。


13:05 龍が池


13:06 龍が池と龍が池弁天


13:07 横川中堂 昭和46年再建


13:09


13:11 
天気がまことによく、コントラストが強すぎて、うまく撮影でき
ず。帰りにリトライ。


13:22


13:23 


13:24 西国三十三箇所の石仏


13:24


13:25 


13:26


13:26 横川鐘楼 撞かせていただいた。


13:30


13:31 元三大師堂(四季講堂) おみくじ発祥の地


13:31


13:31


13:31


13:32 元三大師堂正面


13:32 元三大師堂 内部は撮影禁止


13:32 元三大師堂内 もみじが美しい。


13:37


13:40


13:41 道元禅師得度霊跡はこの急坂の下(立ち寄らず)


13:43 箸塚弁財天


13:44 比叡山行院 立ち入り禁止 瀬戸内寂聴もここで修行。


13:44 同上


13:44 同上


13:44 同上


13:45 甘露山王社(比叡山行院の向かい側)


13:46


13:47






13:50 きれいな紅葉


13:52


13:52


13:53


13:54


13:58 秘宝館の敷地に「海軍通信学校慰霊碑建立地」 


13:59 海軍通信学校慰霊碑


14:00 同上


14:01


14:01 恵心堂へ


14:02 ここも紅葉がよかった。


14:02


14:03


14:03 恵心堂 内部は非公開


14:04


14:05


14:06


14:07 秘宝館前へ戻ってきた。


14:07


14:11 横川中堂 先ほどよりコントラストがよくなった。


14:12


14:13 赤山宮



14:14 一念寺跡(横川中堂の政所跡)
「明治後期に高浜虚子がこの地に籠り、小説『風流懺法』を書い
た。小説中の小僧一念からとって名付けられた」



14:19 高浜虚子の塔 人が少なく、見逃しやすい。


14:19


14:20


14:21


14:23


14:24 「30分発」のバスを目指して、バス停に急ぐ。


14:25 


14:27 間に合った~!


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2 コメント

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Unknown (kenko@nagoya)
2021-11-24 21:07:07
比叡山といえばこんな唄がありましたっけ。
花も嵐も踏み越えて
行くが男の生きる道
泣いてくれるなほろほろ鳥よ
月の比叡を独り行く
返信する
Unknown (katsura1125)
2021-11-25 08:32:49
kenko@nagoyaさま、有難うございます。
「愛染かつら」は、京都がひとつの舞台だったんですね~。
返信する

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