摂津茂和と夏坂健『ゴルファーを笑え！』

ゴルフ・エッセイストとでもいうのだろうか。ゴルフに関わるエッセイを
書いている人は多い。

古くは摂津茂和（せっつもあ・1899～1988）がそうだった。私が所蔵
している、大昔の－－正確には昭和30年代の『ゴルフ・マガジン』にも
「ゴルフ物語」というエッセイを連載している。しかるに、ある時になって、
氏がワグネルの大先輩、大正13年卒の近藤高男さんであることを知
った。


『ゴルファーを笑え！』などの著作で知られた夏坂健（1936～2000）
さんもゴルフ・エッセイストの一人だった。氏はゴルフもシングルの腕前
だったようだ。残念ながら60代半ばで亡くなられている。


それにしても夏坂さんはゴルファーにまつわるエピソードをどこから見
つけてきたのだろう。








癌などが主因かもしれないが、60代半ばまでに亡くなる方は意外と多い。
現在の会社の上司、同僚は二人とも61歳で肺がんに倒れている（－－
以前に書いたかしらん）。私も主治医からは、その他の臓器も年1回の検
診は必ず受診してくださいね、と言われている。