人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

8/2 第20回東西四大学OB合唱連盟演奏会 (OB四連)

2015-08-05 05:00:00 | 音楽

8月2日(日)、猛暑の中、大阪のフェスティバルホールで第20回OB四
連が開催された。
前日の午後には「合同演奏」の練習があり、前日からの大阪入りであっ
た(その模様は別途)。

猛暑の中とあって、私も含め、誰か熱中症で倒れるのではないかと心
配したが、そのような話も聞かず、無事に終了することができた。幹事
団体の新月会をはじめ、幹事の皆様には心から感謝したい。

各団体とも練習を積み重ねた演奏を競い合った。
すべて練習はウソをつかない。


<プログラム>( )内はプログラム上のオンステ人数
1.慶應ワグネル (123名)
 「Liebeslieder」、「Neue Liebeslieder」より
 J.ブラームス作曲 福永陽一郎編曲
 指揮;佐藤正浩 ピアノ;谷池重紬子、前田勝則
 独唱;亀井淳一、今井達也
2.クローバークラブ (128名)
 男声合唱とピアノのための「くちびるに歌を」
 信長貴富作曲 ヘッセ、アレント、リルケ、フライシュレン作詩
 指揮;武内和明 ピアノ;木下亜子
3.稲門グリー (81名)
 “Song of Departure”より
 菅野よう子作詩・作曲
 指揮;佐藤 拓
 独唱;武内一矢、塩月信吾
4.新月会 (158名)
 男声合唱組曲「中 勘助の詩から」
 中 勘助作詩 多田武彦作曲
 指揮;広瀬康夫
 独唱;長尾雅典、橋本尚樹、松帆一郎(売り子)、山下 実
5.合同演奏 (470~480名)
 “”Sea Shanties"
 指揮;広瀬康夫
 独唱;恵谷篤嗣、宇佐美健(以上新月会)


プログラム


<以下、私の長い一日--分刻みのスケジュール>

新大阪江坂東急REIホテル
5:45起床


6:50 ホテル内のレストランで朝食


6:50 観光客で長蛇の列


7:00 朝は少なめに


8:35 シャワー、着替えを済ませて、今日のスケジュールを確認する。


9:15 地下鉄御堂筋線江坂駅より淀屋橋駅下車


9:19 土佐堀川 向こう岸日本銀行


淀屋の碑 淀屋橋は江戸時代の豪商淀屋が架けたものである。


9:20 住友ビル 28年前、私が勤務していた所である。


9:21 一番向こう側の高いビルが中之島フェスティバルタワー。
手前の高いビルは中之島セントラルタワー。


9:22 三井住友銀行大阪本店営業部


9:25 錦橋(歩行者専用)を渡る。


9:25 土佐堀川 上流淀屋橋方向 さかのぼると大阪城へ。


9:29 中之島フェスティバルタワー1階


9:30 10時集合だが、さすがに皆さん早い。


9:31 フェスティバルホール入口


9:32 解体する時に保存してあったのかな?

DEDICATED TO ARTISTIC PERFORMANCES OPENED
BY Fujiko Murayama
PRESIDENT ASAHI BUILDING COMPANY
April 3, 1958

(スペルミスはないかしらん?)

村山藤子(1897-1989)は朝日新聞村山竜平の長女。
「村山事件」(→こちら)でも有名である。



9:33 奥はクローバークラブの皆さんが集合中。


9:35 プログラムにチラシをセット中。関学グリーのマネージャー??
「縁の下の力持ち」に感謝!


9:36


9:37 11/25(水)ゲルギエフ、ミュンヘン・フィル


9:37 チケット・センター


9:40 ワグネルブレザーに着替え中。


9:46


9:47 ホワイエと客席への長いエスカレータ


9:49 ホワイエにて他団体(クローバークラブ?)が発声練習中。各団体
の行動は分刻み。


9:50


9:52 ステージを準備中。


9:52 1階客席 客席は3階まである。
客席数2,500~2,700の大ホールだ。


10:00 長尾さんからこれからの予定の説明を聞く。


10:08 チケット・センターもオープン


10:12 エッシェンバッハ、ウィーン・フィルは10/2(金)にやってくる。


10:27 正面階段での記念撮影 並びを指示する桑田責任者

卒業年次順に整列。私は、出演123人中70番目である。まだまだ若
手(若輩)の部類。中で最も先輩は昭和26年卒の武田さん。

ちなみに、私は、Topでは25人中、上から9番目である。


10:40 楽屋入り

楽屋でプログラムが配られ、熟読する。

20回の皆出席は、ワグネルでは、佐藤さん(Sec.)、岡本さん(Top)、
吉川さん(Bass)。ブンダバーですね~。

(私も第1回にはオンステしている。昭和52(1977)年7月の九段会館も
暑かったかな)。


11:30 ホワイエでの発声練習(20分間)


11:50 単独ステージのステージリハーサルまでステージ下手待機


11:51


11:53 「くまもん出没注意」、「舞台上飲食禁止」


11:56 特注バッグ。「エンブレム(ワッペン)付きなんです」。


12:06 単独ステージリハーサル
私は、ぎりぎり暗譜が間に合い、前2列目に入れていただいた。

若い頃はもっと暗譜が早かった?それとももっともっと努力していた?

今回はオンステをあきらめたSIRANOさんには暗譜が条件と言った
手前、暗譜に必死だった(笑)。
楽譜を持っていたら、聴きに来られたSIRANOさんにはボコボコにさ
れたかな?


12:07 ピアノの位置決め


12:09


12:10 


12:46 合同演奏のフォーメーションへ 「どこだったかな~?」と表を
確認する。


12:49 合同演奏ステージリハーサル (最上段より)


12:52 立派なホールですね~。


13:50 楽屋にて昼食


Top Ten.の楽屋にて


14:10 リハーサル室にて練習(30分間)


カラヤン(1977?)ワイセンブルクと来日した時かしらん。


カラヤン(1966)


バーンスタイン、イスラエル・フィル 伝説のマーラー9番(1985)


14:55 エール交歓 開演を待つ

慶應の「塾歌」のみが四大学で唯一ユニゾン開始でない((高田さん)と
いうことを初めて知った。

どん帳が上がると、ほぼ満席、2,500人以上のお客様の歓声と大拍手
に涙が出てきた。

これも関西市場における新月会、クローバークラブの大変な「動員力」
のおかげだ。

「一度超満員のお客様の拍手(--それはすごいものだ)をもらったら、
やめられない」、と言ってもいいのではないかしらん。


決して安くないチケット(最高4,000円)を買っていただいたお客様に、
何よりも感謝しなければならない。お客様あっての演奏会をおろそかに
はできない。
(一打をおろそかにしない、プロゴルファーの杉原さんが似たようなこと
を言っていた)。


客席で聴かれた新月会のOさんからは「(A Song for Kwanseiはさて
おき)塾歌には震えが来ました」と「社交辞令」を頂戴した。


15:20~ (慶應ワグネル本番「Liebeslieder」を演奏中)



15:43 「Liebeslieder」の演奏を終えて。もうグッタリ?


15:43 クローバークラブが下手にてスタンバイ


15:54 クローバークラブのステージ


16:34 稲門グリークラブのステージ


16:40 
41年ぶりに(もしかして42年ぶり?)昭和49(1974)年卒の同期と。

左から関学グリーの指揮者、責任者、同志社グリーの幹事長、私、同
志社グリーTopのパートリーダー(いずれも当時)。

お互いに
「分からへん思うたけど、(現役時代と)そんなには変わらんなあ~」
と再会に大感激。皆さんまずまずお元気で何よりだ。


17:00 新月会のステージ(シンガリの大選手団?)
フェスティバルホールの大ステージが狭く見える(笑)。


17:06 合同演奏のスタンバイ


17:10


17:13 新月会の演奏を聴きながら。


17:23 合同演奏の幕開きを待つ。私は最上段の10段目。

どん帳が上がると、客席の「わぁ~」という歓声と大拍手。これだけの
体験は初めてかも知れない。


指揮の広瀬康夫さんには、今回、英語の歌の歌い方を教えていただいた
(英語だからといってナメてはいけません)。練習段階できっちり母音
のフォームを音にして行かなければならない。

何語であろうと子音と母音である。


17:45 合同演奏終了 下手に退場。


17:55 終演後のお客様


17:58 聴きにきていただいた、会社の先輩、友人OBとも再会。意外
と変わっておられない。

事前に、「ブラームスの音楽」と「ドイツ語の語感」をお楽しみください、
とメールしておいたが、「ブラームスがこんな(ロマンチックな?)音楽を
書いていたとは」と感激しておられた。ブラームスはネクラのイメージだ
ったかな?


18:03 終演後


終演後は、昭和50年卒、新月会Sさん、Mさんのお世話により、、新月
会、ワグネルの50年卒同期会に参加。ふぐをご馳走になった。


玄品ふぐ 梅田東通乃関 北区堂山町4-17







「林雄一郎先生はどんな指揮をされたんですか?」
「どない言うたらええんやろ~。ミサなどとにかく形をきっちり。ひたすら、
それの繰り返し」
「なるほど、分かります~」
と会話がはずむ。














お世話になった新月会Sさんのご挨拶


皆さん、だいぶ酩酊状態・・・・・・


20:55 もうこれ以上飲んだら倒れる一歩手前というところで失礼して、
「梅田駅は?」、「あちらです」と聞いて、ひたすら歩き始める。

後で聞いたら、皆さん二次会で午前様だったとか。失礼してよかった
(笑)。


地下道にもぐり・・・・・・


御堂筋線梅田駅を目指し・・・・・・








21:06 御堂筋線梅田駅PH


21:20 江坂駅に到着


21:25 ホテルに戻る。
「歓迎 目指せ全国制覇 
山梨県代表 東海大学付属甲府高等学校 野球部 様」


ホテルロビー


1308号室







22:30 (疲労を覚え)就寝 zzz・・・・・


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6 コメント

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オンステしなくて正解でした (SIRANO)
2015-08-05 10:17:45
SIRANOです。仮に暗譜が絶対条件でなかったとしても、これだけ緻密な演奏をするためには、佐藤先生の練習はもちろん相当の練習量が必要だった思い、オンステを早々に諦めて正解だったと思いました。畑中先生とはまた一味違った佐藤先生のLiebesliederは本当にすばらしい演奏で感動しました。しかしながら、緞帳が上がった後に、下手からバラバラとメンバーが遅れて入ってくるのはみっともない事この上ありませんでしたね。
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Re;オンステしなくて ・・・・・・ (katsura1125)
2015-08-05 11:52:50
SIRANOさん、さっそくのコメント有難うございます。

遠くから(どこから?)新幹線で聴きに来てくださり、感謝感謝です。この曲は10/4のOB定演でも再演します。よろしければ一緒に歌いませんか?--暗譜で(笑)。

遅れた方は、あとから聞くと、何がしかの事情があったようですが、やはり「一寸先は闇」ですね~(笑)。

(PS今日は夏休みを取って、ブログ作りに追われています[笑])。
返信する
ブラームスの音楽 (F.S)
2015-08-06 21:15:16
先日は素晴らしい音楽を聴かせていただき、有難うございました。ア・カペラグループの仲間から男声合唱の魅力を聞いていましたが、本当に鳥肌物でした。当日も言いましたが、ブラームスの新しい魅力を発見できました。

またワグネルの実力は、塾時代から知っていましたが、関西学院がこれほどの実力とは知りませんでした。160人の声がその半分の人数の合唱よりも一つにまとまり、言葉一つひとつが感情をもって伝わってきました。

いい演奏会へのお誘い、有難うございました。お疲れを残されませんように。
返信する
Re;ブラームスの音楽 (katsura1125)
2015-08-06 21:24:06
F.Sさま、当日はお暑い中、お運びいただき有難うございました。

関西は、合唱の本場(?)、耳の肥えた方がたくさんいらっしゃるので、怖い反面歌いがいがあります。

関西でのOB四連は4年後となりますが、その折もまたオンステしたいものです。本当に有難うございました。
返信する
江坂にお泊りでしたか。 (S58 Y.T)
2015-08-11 00:19:39
S58 バリトンのTです。

江坂で単身生活しております。
お泊りを知っていれば、お迎えに上がったのに。

良いホールで、良い音楽が出来ました。ゆっくりなピアニッシモの緊張感は気持ちよかったですね。
定演の蒲田アプリコで、またご一緒させて戴きます。
返信する
Re;江坂に・・・・・・ (katsura1125)
2015-08-11 20:20:42
YTさん、初コメント(?)有難うございます。

江坂に独居されておられたんですね~。単身赴任、何かと大変かと存じます。

今後とも少しでも満足のいく練習、満足のいく演奏を目指して、ご一緒したいものです。よろしくお願いします。

今後もお気軽にコメントください。
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