10/31 大久保光哉 Songs of Sibelius シベリウスを歌う

新聞評のように掲載が遅くなってしまったが、10月31日（土）、銀座の
王子ホールで、ワグネルＯＢ（S63昭和最後のワグネリアン？）のとい
うよりも、二期会の大久保光哉さんの「シベリウス歌曲演奏会～シベリ
ウス生誕150年を記念して」を聴いた。

シベリウスは約100曲の独唱曲（歌曲）を作曲したという。そのうちの
22曲（アンコールを含めると25曲）が披露された。

会場には、同期を中心に、多くのワグネルＯＢも来ていた。ほとんど満
席、盛会だった。

会場の王子ホールは、私は4年前のゲルハーヘルに次いで2回目だが、
やはりすばらしい。座席数は315席。使用料は高いかな・・・・・・。

＜プログラム＞
E.Josephson詩
1.川とかたつむり
2.道端に立つ花
3.水車の輪
4.ひともとの樹
5.マグヌス公爵
6.友情の花
7.水の精
K.A.Tavaststjerna詩
8.ロマンス
9.迷い
10.私が夢みるとき
11.夕陽のようにゆっくりと
　－－休憩－－
J.J.Wecksell詩
12.夢なりしか？
13.三月の雪の上のダイヤモンド
14.悲しきワルツ（ピアノ版）
15.3つの小品より”スペイン風”（ピアノ版）
J.L.Runeberg詩
16.逢引から戻った少女
17.いばら
18.夏の夜
19.初めてのキス
20.朝
21.鳥刺し
22.誰がお前の道をここへ？

ピアノ伴奏は、（いろいろな肩書をお持ちだが）日本シベリウス協会会
長の新田ユリ氏。

最初に楽譜と指揮者用譜面台が搬入された。続いて王子ホールの案
内嬢が2人登場、「携帯電話のスイッチはOFFにお願いします」と前か
ら後ろへ歩いて行った。

シベリウスはフィンランド人だが、歌詩はすべてスウェーデン語である。
藤森さんによれば、フィンランド語は第1音節アクセントだが、スウェー
デン語は高低アクセントだという。

どの曲も、耳なじみのない音（音楽）だった。シューベルトの歌曲とは、
伴奏の付け方も含め、まったく違う。

4.は伴奏を含め、スケールが大きく、オペラティック。10.は音取り自
体が難しそう。12.はやや甘いメロディーの、いい曲だ。22.はゆった
りした曲で、寒い国の詩だった。

14、15は、新田氏のピアノ独奏。14は白黒の世界、15はカラフルな世
界を聴かせていただいた。


歌曲の歌唱は、突き詰めれば、
1.音程
2.声（発声）
3.言葉（語感）
4.音楽性
ということになろうが、いずれもすばらしかった。子音と母音が実に
ハッキリしていた。

シベリウスの歌曲は、まさしくスウェーデン語に音楽を当てはめたも
のと感じる。私には初めての世界でおもしろかった。
詩人別に並べるところなどよく考えられていた。

アンコールは、
「春は急いで過行く」
「そよげ葦」（悲しい曲だ）
「アネモネ」

ピアノ伴奏も、ロマンチックに走らず、主張過ぎず、すばらしかった。


9月17日も別の曲でおやりになったが、お忙しい中、いつ勉強され
るのだろう。


11:47


11:50


11:50　柿の季節。牡蠣の季節も到来。


11:52　ユリノキ2本


11:53


11:54　八重桜の木


11:57　緑の葉がこんなに。


11:59　カリタス女子短大　第33回あざみ野祭　今年で最後？


12:01


12:09　いざ、ハロウィーンへ


12:11　あざみ野


12:53　表参道


13:07　銀座到着


13:09　銀座歩行者天国


13:09


13:10　銀座今昔


13:11


13:11


13:12　記念撮影


13:13　銀座三越前


13:13　銀座三越1階


13:16　王子ホール　「今日の演奏会」と「ただ今発売中」


13:17　13時30分開場予定　自由席なので開場前から行列ができる。


13:18　王子ホールディングスのビル
日本最大手の製紙会社王子製紙が入る。王子製紙さんは営業課長
時代のお客さま。


13:19


13:22


13:35


13:39　喫茶コーナー　
コーヒー300円、ワイン400円とリーズナブル。


13:40　日本シベリウス協会


13:40




14:44　休憩中


14:57



15:58　終演後　銀座4丁目交差点


15:58


16:01　銀座線ホーム　始皇帝と大兵馬俑展


16:01　渋谷行


16:15　ハロウィーンカップル？


16:18　表参道


16:37　二子玉川にて急行に乗換え。


16:49　あざみ野着


17:15　ポイントがたまったので、隣のアクバルへ。


17:17


17:33