渡部昇一は半藤一利と同じく昭和5(1930)年生れ。今年79歳になる。渡部昇一を
知ったのは、講談社現代新書『知的生活の方法』(昭和51年刊)を購入した時だっ
た。著者40代の傑作でロングセラーとなっている。
その渡部昇一が、60歳の人を対象、<95歳まで生きる>ことを目標に、「生活の方
法」を書いたのが本書である。「幸福な晩年を築く33の技術」が述べられている
が、一言でまとめれば、「毎日が日曜日」にならないよう、「何か」 something
different, new をやろうということに尽きるのかもしれない。
著者の主張をいくつか列挙してみよう。
○晩年は「賢明さ」より「楽しさ」が大切
○「自分がしてみたいことは何だろう」と自問してみる(「念ずれば花開く」)
○時間はたっぷりあるので焦らなくていい
○病気は肉体の故障であって、意志の故障ではない
○頭と身体を使い続けよう
○脳の活性化のために--音読、暗記、しゃべる(暗譜で歌う)
○「老いて学べば則ち死して朽ちず」
○真向(まっこう)法で身体を柔らかくしよう
知ったのは、講談社現代新書『知的生活の方法』(昭和51年刊)を購入した時だっ
た。著者40代の傑作でロングセラーとなっている。
その渡部昇一が、60歳の人を対象、<95歳まで生きる>ことを目標に、「生活の方
法」を書いたのが本書である。「幸福な晩年を築く33の技術」が述べられている
が、一言でまとめれば、「毎日が日曜日」にならないよう、「何か」 something
different, new をやろうということに尽きるのかもしれない。
著者の主張をいくつか列挙してみよう。
○晩年は「賢明さ」より「楽しさ」が大切
○「自分がしてみたいことは何だろう」と自問してみる(「念ずれば花開く」)
○時間はたっぷりあるので焦らなくていい
○病気は肉体の故障であって、意志の故障ではない
○頭と身体を使い続けよう
○脳の活性化のために--音読、暗記、しゃべる(暗譜で歌う)
○「老いて学べば則ち死して朽ちず」
○真向(まっこう)法で身体を柔らかくしよう

60歳から95歳は長~いですね~。--時間がたっぷりあって、今から楽しみです(笑)。