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人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

永井一郎『朗読のススメ』(新潮文庫)

2009-06-18 05:13:23 | 読書
三島由紀夫没後35年の年であったろうか、横浜で開かれた岸田今日子による三島作
品、短編の朗読会を聴きにいったことがあった(入場無料)。ステージに登場した
岸田さんは正面に斜めに置かれた椅子に座るとおもむろに朗読を始めた。会場は終
始静寂に包まれていた。最後の一節が読了されると朗読会は静かに終わった。


朗読会というのもいいものだ、と思ったのがその時である。6月19日は、日本朗読
文化協会制定の「朗読の日」だそうだ。朗読のいいところは、どこでもだれでもで
きることである。とはいうものの、やはり「いい朗読」をするにはそれなりの注意
が必要である。


京都大学文学部を卒業し、会社勤務の後、俳優に転向した著者は「朗読のススメ」
を多面的に考察している。いつか、気の置けない「仲間」と朗読会を開いてみた
い。




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