人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

週間フォト日誌 「終戦のエンペラー」 『クラウス・プリングスハイム二世回想録』 マーラー全集

2013-08-26 05:00:00 | 映画

あいかわらず残暑が続いているが、朝晩は少し涼しくなった気がする。今週
も演奏会もOB定例木曜練習もなかった。

8月20日(火) 





許光俊『最高に贅沢なクラシック』★★★

内容的には、ヨーロッパの都市、オーケストラ、レストランを、思いつくままに
といえばいいかしらん、綴ったという本である。レストランの名前に、自分で
カラーマーカーで印を付けると分かりやすいかも知れない。

amazonのカスタマーレビューでは「★」から「★×5」までが並んでいるが、
「★」はちょっとひどいかな?
こちら


お盆明けで混んでいる。


8月21日(水)


1年以上行っていた、会社前の庭園工事が進み、まもなく完成しそうだ。


バーンスタイン マーラー交響曲全集11枚組
4,624円 

マーラー交響曲全集を買いたくなり、バーンスタインか小澤征爾か迷ったが、
熟慮の結果、amazonで上記格安商品(--1枚あたり420円)を見つけ、
バーンスタイン盤を購入した。

この日、amazonより『ヒトラー、ゾルゲ、トーマス・マン--クラウス・プリン
グスハイム二世回想録』(彩流社)(後述)とともに届く。

マーラー演奏には「没入型」と「純音楽的」のものとがある。最近はこのほか
に「ボヘミア型」というのがあるのかもしれない。バーンスタインはいうまでも
なく「没入型」であり、「粘る」マーラーである。一方、マイケル・ティルトン・ト
ーマスなどはサラサラしているらしい。

バーンスタインの全集を聴いた感想はまた別の機会においおいと。

ちなみに旧盤(60年代録音)は2000円台で入手できる。


8月22日(木) 今週もOB練習は休み。


朝のコーヒー、昨日、amazonから届いた『ヒトラー、ゾルゲ、トーマス・マン 
--クラウス・プリングスハイム二世回想録』を読む。


クラウス・H・プリングスハイム『ヒトラー、ゾルゲ、トーマス・マン--クラウ
ス・プリングスハイム二世回想録』(彩流社)★★★★★
(正価3675円、amazon750円)

★★★★★これはおもしろい!!
クラウス・プリングスハイム(1世、1883~1972)は、知る人ぞ知る、戦前、
ドイツから日本へ渡った指揮者である。フルトヴェングラーとほぼ同世代。
G.マーラーの弟子であった。
著者は、その指揮者クラウス・プリングスハイムの次男である。1923(T12)
~2001(H13)年。月並みな言葉でいえば、波瀾万丈、奇想天外、抱腹絶
倒、そして感動の涙物語である。

戦時中、著者はスイス公使館で働いていた。そこで私の伯父(私の母の兄)
と知り合い、家によく遊びに来ていたようだ。

1923 プリングスハイム家の次男としてベルリンに生まれる。
1929 トーマス・マン、ノーベル文学賞受賞
1931 父クラウス・プリングスハイム1世、離独来日、東京音楽学校の教師に
1933 ヘールリンゲン村の全寮制学校入学
1937 ベルリンのアメリカン・スクールへ転校
1939 離独、来日(16歳)
1939~1945 東京で日本語学校へ通学、各種フリーターを経験
1945 目黒警察署に逮捕され、収監される
1945 終戦とともに釈放され、日本軍の通訳に、その後、連合軍の通訳に
1946 父とともにカリフォルニア州のトーマス・マン邸の居候に
(以下略)

目次
はしがき
プロローグ
第 1章 ベルリンの「憎まれ小僧」
第 2章 ドイツよ、さらば!
第 3章 お前のゲシュタポ・ファイルを見たぞ
第 4章 ニイタカヤマノボレ
第 5章 原子爆弾とはいったいなんだ
第 6章 大日本帝国陸軍から進駐軍へ
第 7章 ナオコ
第 8章 トーマス・マンの居候
第 9章 タクシー運転手の女難
第10章 お前は学歴がないな
第11章 あの人はお父さんなんかじゃない
第12章 押しかけ女房
第13章 新妻の名はシューピン
第14章 カナダにふるさとを求めて
第15章ハンス小父さん
エピローグ
附録 回想録余話





8月23日(金) 虎の門病院にて定期検診。


文部科学省


桜田通り(国道1号線)と外堀通りの交差点



スターバックス 血液検査の結果が出るまで待つ。


スターバックス側から見た虎の門病院


虎の門病院裏口

この日のデータ
GOT45
GPT82
(前回より若干下がる。なぜ下がるのか分からない。)
血圧65~119
脈拍73

主治医の鈴木先生、データを見るなり、
(S先生)「まずまずですね~。1年後にはいい薬が出ますので」
(私)「はい、とくに自覚症状はなく・・・・・・。お盆明けでもっと混んでいるかと
思ったのですが・・・・・・」
(S先生)「そうですね~」
(無駄な話はなさらない。)



虎の門病院前 環状2号線工事





金刀比羅宮 写真右は喫煙所



虎ノ門交差点より新橋駅方面


会社の帰路、渋谷で映画「終戦のエンペラー」を観る。(★×4.5。常に千円)

ちょうど10年前に、映画「スパイ・ゾルゲ」を観た。「終戦のエンペラー」はそ
れと同様近現代昭和史物である。知っていることが多かったが、それだけに
またおもしろかった。史実の部分にはかなり忠実になっている感がある。

映画はおもしろいが、どうもSF、ホラー、バイオレンスは(個人的には)苦手
だ。お好きな人も多いようだが・・・・・・。(むろん趣味の問題。)



渋谷ハチ公前交差点


渋谷センター街 「安全安心きれいな街づくり」を目指している。


昔からある三千里薬局


渋谷HUMAXシネマズ「少年H」

「渋谷シネパレスはここですか?」と訊いたら、「シネパレスさんはですね」と
親切に道順を教えてくれた。失礼しました。


渋谷シネパレス





7階のロビー


ガラガラなのにビックリ!この写真には写っていないが、左の方に観客が少
々。


プログラム

<キャスト>
ボナー・フェラーズ;マシュー・フォックス
アヤ;初音映莉子
ダグラス・マッカーサー;トミー・リー・ジョーンズ
鹿島大将;西田敏行
リクター少将;コリン・モイ
高橋;羽田昌義
東條英機;火野正平
近衛文麿;仲村雅俊
関屋貞三郎;夏八木勲
木戸幸一;伊武雅刀
昭和天皇;片岡孝太郎
鹿島の妻;桃井かおり

「戦争を始めたのは誰かは分からない。だが、終わらせたのは天皇だ。--
フェラーズはマッカーサーに、証拠のない推論だけの報告書を提出する。マッ
カーサーは結論を出す前に、天皇本人に合うことを希望する。・・・・・・」(プログ
ラムより)

いずれも本人そっくり。とくにマッカーサーがいかにもそれらしかった。

プログラム冒頭の奈良橋陽子プロデューサーの言葉がよかった。
関屋貞三郎宮内次官は奈良橋プロデューサーの祖父である。


8月24日(土) 銀座、交詢社にてガラコン練習(4回目)。


東京メトロ スタンプラリー








交詢社ビル
立っているガードマンに「コンニチハ」というと、「お疲れ様です」と挨拶してく
れる。








この日はピアノの佐藤先生がお休み。皆さん、真剣ですね~。
「Softly As In The Morning Sunrise」の英語の発音を繰り返し練習する。

この日の出席者は、指揮者の他
T1 6人
T2 7人
B1 4人
B2 4人
合計22人 ピアノの佐藤先生は欠席


その後、たまプラーザの理髪店へ。ハサミで短くしてもらう。


たまプラーザ「銀のあん」のかき氷がおいしそう。




8月25日(日)  曇り時々雨。江田の病院へ義父のお見舞いへ。


江田駅前の広告 フジタ展となりゃ観に行かずばなるまい。


江田駅前246 写真右は上り よく渋滞する所


246 写真右が下り



脳神経外科病院





ランチは江田駅前のBUONOにて


前菜





カルツォーネcalzone








コメダ珈琲店(寄らず。)自宅まで徒歩で帰る。


横浜市長選投票所 私は期日前投票済み 林氏の圧勝?


サルスベリ(百日紅)






近所がいつの間にか更地になっていた。

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7 コメント

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終戦のエンペラー (sho)
2013-08-26 22:20:30
常時千円ですか。こちらは月曜日とレイトショーが千円です。ニュームーン、確かに英語が難しい。もうすぐガラコンですね。そろそろ特訓します。
返信する
Re;終戦のエンペラー (katsura1125)
2013-08-27 20:30:29
shoさん、ありがとうございます。

60歳以上千円は大きなメリットですね~(笑)。

外国語は、結局子音+母音でしょうが、ロシア語はなじみがなくて難しい、英語はなまじ読めると思って、音符に乗せるのが難しいのかもしれませんね~。ワグネルはカタカナ英語かな?
返信する
ご無沙汰してます! (ken)
2013-08-28 17:28:29
マーラー全集ですかぁ!いいですねぇ。欲しい欲しいと思いながら、なかなか手が出ない全集です。
手が出ないというか、気軽に手が出せない。中途半端な気持ちで聞けない作曲家だと思っています。

僕のブログを見ていただくとお分かりになると思いますが、大のショスタコーヴィチ好きでして、彼の全集はすでに8セットを所蔵してます。
あと交響曲全集があるのは、ハチャトゥリャン、プロコフィエフ、ニールセン、そしてベートーヴェン。なかなか偏っております(^_^;)

次はマーラー全集、もしくは新たなショスタコ全集を買います(笑)
マーラーの感想お待ちしてますね!
返信する
Re;ご無沙汰しています! (katsura1125)
2013-08-28 19:45:40
kenさん、お久しぶりです。

ショスタコーヴィチ全集8セットとは!すごいですね。ショスタコーヴィチは20世紀に生まれ、20世紀になくなった、まさに20世紀とともに生きた人、といえるでしょうか。

私の購入したマーラー全集は、バーンスタインでもお得ですよ。今のうちに買っておくという選択肢はあるかもしれませんが、聴かなければ宝の持ち腐れですね(笑)。11枚全部聴くと12時間半以上かかるようです。感想はしばらくお待ちの程。
返信する
返信ありがとうございます。 (ken)
2013-08-28 22:39:44
全集を聴くのは、収録時間を遥かに超える時間と、強靭な体力・精神力が必要です。
ただ聞くだけならこの限りではないですが、僕は「聞き込み」たいので、何度もリピートしたり、スコアと見比べて聴き直したり、指揮者の活動背景を踏まえて聴いたりします。

……ここまでやるのはショスタコーヴィチ先生の全集だけですけどね(^_^;)

というわけで、マーラーの感想は気が遠くなるくらい気長にお待ちしています。
返信する
Re;返信ありがとうございます。 (katsura1125)
2013-08-29 22:56:24
kenさん、有難うございます。

貴ブログも時々訪問させていただきます。

「雑食系競馬日記」、でしたネ。

http://blog.livedoor.jp/zako2714/
返信する
宜しくお願いします。 (ken)
2013-08-30 02:12:19
くだらんことばっかり綴っていますがm(_ _)m

なお、ショスタコーヴィチの記事は「DSCH」というカテゴリに収まっています。
返信する

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