人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

ステージ上の同窓会練習(No.5) 早崎えりな『ベルリン・東京物語』 週間フォト日誌

2013-09-02 05:00:00 | 音楽

9月23日(月・祝)の「畑中良輔先生追悼ワグネル・ガラコンサート 第5回ス
テージ上の同窓会」まで1か月を切った。
「ワグネル・ガラコンサート ステージ上の同窓会」は原則4年に一度開催さ
れるが、今回は前回から5年目の開催となった。

前回(5年前)のワグネル・ガラコンのブログ記事は→こちら

8月31日(土)、猛暑がぶり返す中、わが昭和48~51年卒グループのガラコ
ン ステージ上の同窓会練習第5回が銀座の交詢社で行われた。。
(--7/13、27、8/10、24に次いで。)

この日は、遠路、名古屋、仙台、長野、山梨からも参加、出席者は指揮者、ピ
アニストを含め、25人であった。
--内訳はTop8人、Second5人、Bari.6人、Bass4人である。 

Topの人数が相対的に多かったせいだろうか、練習後の飲み会ではその評
判がなかなかよかった。(私は現役時代を10としたら、今は3の声しか出ない
けれど。)合唱は人数だ。



銀座三越前 待ち合わせの人々


なぜ昔からこれがあるのかしらん?


「ヤマハ創業*125周年」 *1887年
1.ヤマハ創業者は?・・・・・・山葉(やまは**)さんだった。 
 **山葉寅楠(1851~1916)
2.最初に作った楽器は?・・・・・・オルガン


昼食;「吉宗」(本店は長崎)で茶碗蒸しと蒸し寿司 オススメ!
銀座8丁目長崎センタービル


長崎センタービル 左パウリスタ 右階段より吉宗


同ビル 創業109年カフェーパウリスタ コーヒー498円(税込)


風情あるパウリスタの店内 また行ってみたい。


ウェイトレスさんがまことにざっくばらん。「さあさ、広い方へ、お座りになって」。


歩行者天国の銀座


交詢社9階


福澤諭吉先生の肖像画


独語より英語の歌が苦手とはいかにもワグネル?
不十分な個所を何回も繰り返し練習する。


練習後の飲み会 1000円通し 安いですね~。(メンバーさんのおかげです。)
皆さん、昔のことをよく覚えていますね~~。


畑中良輔先生追悼ワグネル・ガラコンサート 第5回ステージ上の同窓会

9/23(月・祝) どなた様も入場無料!お気軽にお越しください。

最終ステージは現役・OB合同演奏(100人超) 多田武彦作曲「草野心平の
詩から」(初演版) (指揮;佐藤正浩)


        *        *        *        *

週間フォト日誌

8月26日(月) 20日に病気で亡くなった、入社11年目(結婚5年)の女性
社員のお通夜に参列。
ご主人の会葬御礼「楽しい時間が多かった分、別れの悲しみもひとしおで
す」に涙を禁じえず。

8月27日(火)


今週も、『ヒトラー、ゾルゲ、トーマス・マン』を繰り返し。
この日は第6章「大日本帝国陸軍から進駐軍へ」を読む。
本書の目次は先週のブログに追記した。





皆さん、朝から「勉強中」。

日経ネット「いったいどっちなんだ習近平の中国」を読む。
--保守派VS改革派? 本記事に★×4。

8月28日(水)


この日は『ヒトラー、ゾルゲ、トーマス・マン』第2章「ドイツよ、さらば!」を読む。
1930年代前半のドイツの状況が垣間見えるようでおもしろい。







8月29日(木) 2週間休み後のOB練習日(於東京芸術劇場地下)。「草野
心平の詩から」と「ローエングリン」。(18:30~21:00)
「6/23OB四連」のCDができあがり、配布された。(代金支払い済み)


「草野心平の詩から」と「ローエングリン」の楽譜


夕食は、毎度おなじみ、スープストックのヴィシソワーズ





東京芸術劇場B1より


発声練習


「草野心平の詩から」のテンポ、表情が大幅に変更、
第1曲から第5曲まで注意点を確認後、トライする。イン・テンポで前には行か
ない。アタッカで曲をつなぐことになった。








この日は多く(75人以上?)が練習に参加。合唱は人数だ!

「ローエングリン」第2幕第3場Doppelchorで、私は第1コーラスを仰せつか
ったが、1コラと2コラに転調もあって、自分がどこにいるのか分からなくなっ
た。

次回(9/5)も18:30開始。


副都心線 21:13池袋発 武蔵小杉行 車掌はいない。

8月30日(金)


6:14中央林間行(下り) 上りのホームも早朝からいっぱい








本館前庭工事がほとんど完了


地下鉄の出入口も新たに













早崎えりな『ベルリン・東京物語 音楽家クラウス・プリングスハイム』


会社の帰路、山内図書館にて
早崎えりな『ベルリン・東京物語 音楽家クラウス・プリングスハイム』を借り
る。

横浜市立図書館には380万冊の蔵書がある。


早崎えりな『ベルリン・東京物語 音楽家クラウス・プリングスハイム』(音楽
之友社)

知る人ぞ知る!マーラーの弟子であり、日本音楽界に大きく貢献した「プリン
先生」のお話である。(先日取り上げたクラウス・H・プリングスハイムのファ
ーターである。『ヒトラー、ゾルゲ、トーマス・マン』からこの本にやってきた。)

1929年ノーベル文学賞トーマス・マンの夫人カーティア(カタリーナの愛称)
は、プリングスハイムの双子の妹である。

クラウス・プリングスハイムの弟子には、清瀬保二(1900生)、平井康三郎
(1910生)、安部幸明(1911生)、藤山一郎(1911生)、長門美保(1911
生)、尾高尚忠(1911生)、山田一雄(1912生)、市川都志春(1912生)、
柏木俊夫(1912生)、田三郎(1913生)等々がいる。

ちなみに
プリングスハイムは1883年生まれ、フルトヴェングラー1886年、山田耕筰
1886年、信時潔1887年生まれである。

またプリングスハイム来日の1931(S6)年に東京音楽学校に作曲科が設け
られている。柏木俊夫はその第1期生。

本書は、引用などもキッチリした、学究的な書き振りである。

目次
1.ある音楽家の半生
2.昭和初期、日本のクルト・ヴァイル
3.「黄金の二十年代」へのプロローグ
4.劇場都市ベルリン
5.新音楽の軌跡
6.異国の地で
7.西と東の音楽
8.東京音楽学校における指揮活動
9.シャムのメロディ
10.ユダヤ系音楽家と日本の音楽界
11.第二次世界大戦
12.ベルリンと東京に架ける橋
あとがき

クラウス・プリングスハイム年譜(本書より抜粋)
1883 プリングスハイム家の四男としてミュンヘン郊外に生まれる。
1900 ミュンヘン大学に入学。トゥイレに音楽理論と作曲を、シュターフェン
 ハーゲンにピアノを学ぶ。(17歳)
1906 ウィーンでマーラーの弟子となる。ウィーン歌劇場の稽古ピアニスト
 となる。(23歳)
1907 この年から1918年まで、ジュネーヴ、ブラウエン、プラハ、ブレスラ
 ウ、ブレーメンの歌劇場ないしは劇場の音楽監督、指揮者として活躍。
 (24歳)
1911 プラハ在住の舞踏家ララ・コースレロヴァと結婚。(28歳)
1923 ベルリン・フィルで「マーラー・チクルス」を企画、指揮。(40歳)
1927 この年から1931年まで社会民主党の機関紙「フォーアヴェルツ」の
 音楽批評を担当。(44歳)
1931 来日。東京音楽学校の教師となる。(48歳)
1932 東京音楽学校定期演奏会にて、マーラーの『交響曲第5番』を日本
 初演。以後1937年までの東京音楽学校在任中に『第2番』、『第3番』、
 『第6番』、『第7番』の日本初演を果たす。(49歳)
1937 「告別演奏会」にて指揮。秋、タイへ渡り、バンコクの芸術院にて音
 楽教育に努める。(54歳)
1939 タイより再び日本へ戻る。(56歳)
1945 敵性外国人として軟禁される。(62歳)
1946 次男クラウスとともにアメリカへわたる。(63歳)
1951 武蔵野音楽大学の教師として、三度来日。(68歳)
1962 武蔵野音楽大学「来日三十周年コンサート」にて指揮。(79歳)
1972 東京にて死去。(89歳)


8月31日(土) 四国のTさんから分厚い封筒が届いた。
はて?と開けてみるとCD-Rが2枚と手紙が入っていた。

「早速ながら、私はFM高松の準レギュラー格です。5、6曲でお話を構成する。
・・・・・・30分が二本入っています。木下、畑中先生の『沙羅』で一本です。もう
一本は、男声と混声合唱の『沙羅』です。木下先生の『鴉』のレッスンも入れ
ました」

聴いてみるのが楽しみ!である。


今月は小田原少年少女合唱隊50周年記念演奏会Ⅱも開催される。


小田原少年少女合唱隊 50周年記念演奏会Ⅱ
~ヘルムート・ドイチュ先生をお迎えして~
9月15日(日)17:00開演 秦野市文化会館 全席自由2000円
指揮;桑原妙子
音楽監督;桑原春子
ピアノ;ヘルムート・ドイチュ
合唱;小田原少年少女合唱隊、マルベリー・チェンバークワイア OB有志
お問い合わせ;odawara.cc@gmail.com  または0465-23-0328(佐藤)


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