人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

12/26 小林研一郎/日フィル 「第九」特別演奏会

2018-12-29 05:00:00 | 音楽

12月26日(水)、この日のメインは、小林研一郎/日フィルの「第九」
演奏会。
大熊ゼミの大先輩Kさんから有難くも「ご招待」いただいたものだ--
有難うございました(!)。
会場では、ゼミ同期のAさん、Mさんとお会いする。


この10年、「第九」は何回聴いたかしらん。--と、あらためて調べ
てみたら(「このブログ内で」、「第九」と検索するとたちどころに出
てくる)、
平成28(2016)和田/ワグネル
平成27(2015)秋山/東響
平成26(2014)B.ガーノン(英)/新日フィル
平成24(2012)カンブルラン(仏)/読響
平成21(2009)大友/東響
平成20(2008)広上/新日本フィル
と6回聴いていた。それぞれ千差万別の演奏だ。

追記
平成16(2004)宇宿允人/フロイデ・フィル
平成13(2001)H.ワルベルク/N響
平成13(2001)Z.メータ/バイエルン国立管弦楽団

<プログラム>
1.J.S.バッハ
(1)前奏曲 ト長調 BWV568
(2)新年のコラール「神の恵みを共にたたえん」 BWV613
(3)トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
パイプオルガン;石丸由佳
--休憩--
2.ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 op.125 「合唱」
指揮;小林研一郎
Sop.;市原 愛
Mez.;山下牧子
Ten.;錦織 健
Bari.;青山 貴
合唱;日本フィルハーモニー協会合唱団
コンサートマスター;木野雅之
ソロ・チェロ;菊地知也

協賛;非破壊検査㈱


以下、いつもながら、まことにつたないコメントを少々・・・・・・
(文章では想いをいくら書いても書ききれないが・・・・・・)

1.J.S.バッハ
(1)前奏曲 ト長調 BWV568
(2)新年のコラール「神の恵みを共にたたえん」 BWV613
(3)トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
パイプオルガン;石丸由佳

東京芸術劇場のパイプオルガン演奏は初めて聴いたが、そのすばらし
さに圧倒された。

--休憩--

2.ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 op.125 「合唱」
コバケンさんは私が学生時代、ハンガリーの指揮者コンクール優勝し、
脚光を浴びた。私より10歳ほど年上ではないかしらん。

その生を聴くのは久しぶりだ。昔のプログラムを確認する暇がないが、
今から「たしか」15年以上前に、「たしか」横浜の日フィル演奏会で
十八番の「チャイ5」を聴いた。大変アゴーギクのある演奏だった。
その後、武蔵野合唱団、ハンガリー国立交響楽団との『カルミナ・ブ
ラーナ』を聴いた。


19時30分過ぎから合唱団が入場。出てくる出てくる、ステージ狭しと
200人以上かしらん。ざっと数えると、概算でSop.85人、Alt.70人、
Ten.30、Bass35人といったところ。
弦楽五部は16型かしらん。私の席からは、ヴィオラ12、コントラバス
8が確認できる。
第1楽章(演奏時間17分20秒) 
コバケンさんは暗譜の指揮。最初からルバートのあるロマン的な演奏。
イン・テンポの箇所は、時として手がスローモーションのように動く。

第2楽章(10分)
コバケンさんのアイコンタクトが多い。膝を折り曲げての前傾姿勢。
首を忙しく振る。
ティンパニは、E.パケラさん(→こちら)。

第2楽章が終わると指揮台を下り、ソリスト登場。チューニング。
第3楽章(17分10秒)
あらためて聴くと、すばらしい音楽だ。ゆっくりとしたAdajioがベー
スで、拍子とテンポと調性が変化する。コバケンさんはAdagioでは裏
拍が見えるかのような指揮ぶり。
女性フルートがすばらしかった(難波さん?真鍋さん?)。

第4楽章(26分20秒)
ここでもコバケンさんらしい、大胆なルバートや「間」のあるロマン的
な演奏。
大きな指揮のPrestで合唱団が起立。Bari.青山さんは第一声からすばら
しい歌唱。コバケンさんは合唱中心の指揮。全合唱のfでは、客席後方
まで届けとばかりのジェスチャーで、客席からコバケンさんの顔が見え
る。Sop.パートも多くの人数で大健闘。

終盤ゾリのアンサンブルもなかなか(Sop.がやや歌い過ぎ?)。最後の
Prestissimoは猛烈な勢いで突っ込み、コバケンさんが両手を挙げて固
まると、すぐにブラボーの嵐となった。

最後にコバケンさんが挨拶。
 本日は、お忙しい中、有難うございました。日フィル一同感謝してお
 ります。本日は、非破壊検査株式会社様にはお世話になりました。ど
 うか皆さま、来年も再来年もお元気で、日フィルの「第九」にお運び
 くださいますよう。
その後、ステージ全員のおじぎでお開きとなった。

コバケンさんは、小澤さん同様、ステージマナーがすばらしい。


ソリストでは、個人的な好みでいえば、青山さん、ついで山下さんがす
ばらしかったかな。

コバケンさんの「第九」は、ロマン的で、興奮するフルトヴェングラー
的な演奏。
ただ即興的な感じというよりは、基本は、メンゲルベルクのように動き
がほとんど固められた「歌舞伎」のような世界、ではないか、と今回の
感想を持った(観るのも楽しいクラシック?)。


音楽の感想は人それぞれ!ご一緒したアンディー・パパさんはどうお聴
きになったかしらん。



プログラム

<午前>
9:20 年賀状100枚(第一陣)をポストに投函へ。


9:23


9:24


9:27


9:28



10:00 HDDディスクの収納棚を作ろう(文字どおりDo It Yourself)
とUnidyへ。


10:00


10:02 プラスチックゴミはもうおしまい。


10:08 Unidyへ


10:31


10:49 組み立て開始


10:56


11:03 完成~!


<午後>


15:14 三丁目公園


15:15 集会所でバスツアー申込書をチェック


15:22 新聞をコピー(保存用)


15:30 
メガネのネジを調節してもらう。栄友堂さんはいつも親切だ。


15:49


16:12


16:15


16:16


16:17


16:20


16:37


16:41


16:43


16:44


16:48


16:53


16:53


17:01


17:07


17:29


17:48


18:18


18:20


18:24


18:30


18:34


18:35


18:42


19:22


19:24


21:00


21:02


21:17


21:35


22:04


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2 コメント

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Bach und Beethoven (アンディーパパ)
2018-12-29 11:55:40
素晴らしい演奏会チケット有難う御座いました。
前半は重厚なパイプオルガン(生演奏は初?)の響き、後半はコバケンさんの熱い思いが圧倒的な
声楽陣と共に心に突き刺さりました。平成最後に
ブンダバーなコンサートでした。
返信する
Re;Bach und Beethven (katsura1125)
2018-12-29 18:18:30
アンディーパパさん、早速のコメント有難うございました。
あのパイプオルガンは初めて聴きましたが、素晴らしかったですね~。
世界最大級のオルガンみたいですよ~(らしいっす)。
返信する

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