11月23日(月・祝)、三連休最終日、新月会(関西学院グリークラブ
OB)のコンサートがトリトンスクエアの第一生命ホールで開催された。
指定席は1階-9-31という通路側を取っていただいた。客席では関西
弁が飛び交っていた。関西弁はどこでも目立つ?
<プログラム>
A Song for Kwansei 指揮;山田真也
(作詩;Edmund Blunden 作曲;山田耕筰 1949)
1.SEA SHANTIES 指揮;山田真也
2.男声合唱組曲「沙羅」 指揮;篠崎新一 ピアノ;久邇之宜
(上智大学グリークラブOB合唱団);賛助出演)
3.OLD KWANSEI 指揮;辻 伸高、渡邉孝志
(1)OLD KWANSEI
(2)野ばらの花
(3)からたちの花
(4)The Lord is my Shepherd
(5)Soon Ah Will Be Done
(6)関西学院逍遥歌
4.男声合唱組曲「中 勘助の詩から」 指揮;広瀬康夫
以下、いつものことながら、つたないコメントご容赦を。
A Song for Kwansei 指揮;山田真也
(作詩;Edmund Blunden 作曲;山田耕筰 1949)
第一生命ホールにはどん帳がない。14時過ぎに、下手から前2列、
指揮の山田さん、後ろ2列が登場。会場から拍手が起きる。人数は
約80人。合唱人は姿勢がいいが、新月会の皆さんはとくに姿勢が
いい。
関学にはいくつかの校歌があるが、関学のコンサート冒頭で歌わ
れるのはもっぱら1949年の作曲されたA Song for Kwansei。
山田さんの指揮は特別なことをしないが、3拍目がわずかに伸びる、
皆さんの身体に沁み込んだA Song for Kwanseiだった。
1.SEA SHANTIES 指揮;山田真也
今年のOB四連の合同曲として歌ったことがあるだけに、易しい所も
難しい所も知っている曲だ。山田さんは暗譜の指揮。OB四連より人
数が絞られただけあって、ユニゾンに限らずパートもそろって、すば
らしかった。
ここでも、山田さんはオーソドックスな曲作り。とくに変わったことはし
ていない、ウィーン・フィルのような演奏だった。
1曲目は、すばらしいユニゾンからスタートし、その後のTopのオブリ
ガートも決まっていた。
ソリストの中では広瀬さんが見事な声と歌唱力を披露した。
2.男声合唱組曲「沙羅」 指揮;篠崎新一 ピアノ;久邇之宜
(上智大学グリークラブOB合唱団)
45人強の人数。この曲は木下先生に教えていただいただけあって、
いささか知った曲と言えるだろう。
結論的にいえば、いい所とよろしくないところのムラがあったのでは
ないかしらん。「あづまやの」や「鴉」の暗い母音、音色はとてもよか
った。
しかし、「丹澤」は難しい。造型的にはなかなかよかったが、この曲
でいえば例えば「雲さへも」が「うもさえも」に聞こえたり、「澤おと」の
「SAWA」があっさりし過ぎていたり等々、残念ながら細かな部分が
気になった。独唱曲の味をいかに合唱にするかが難しいところでは
ないかしらん。
本論から外れるが、私の2列ほど前で、曲と曲の間で携帯音がピコ
ピコと鳴り出したら止まらず。周りは「怒り」の雰囲気だった。
塩ジイなら、「何をやっとるんや」と大阪弁で怒るだろう。
3.OLD KWANSEI 指揮;辻 伸高、渡邉孝志
(1)OLD KWANSEI
関学にある4つの校歌でもっとも古いもの。現役時代はたまにしか
聴けなくて、かえって印象深かった思い出がある。テンポが普通-
速く-遅くと変わるところがたまらない。最後が柔らかかった。
(2)野ばらの花
昔のコンクールで優勝した時の自由曲--珍しいものを聴くことが
できた。「もう少し」子音があってもよかったカナ。
(3)からたちの花
へたなわけはないが、もっとアゴーギクのある演奏を期待していた。
あと、新月会にしては、rit.がやや不揃いだった?
(4)The Lord is my Shepherd
英語の歌--これは本当にうまかった。指揮者も一緒に歌う。ミッ
ション・スクールでないと歌えない??
(5)Soon Ah Will Be Done
こちらの英語の歌--黒人霊歌も十八番だろう。デュナーミク、とく
に最後のfのクレッシェンドは真似ができない?というと褒めすぎか
しらん。
(6)関西学院逍遥歌
明治、大正調の付点リズムの行進曲。初めて聴いたかしらん。
Topもよかった。
テナー系(セカンドだったかしらん?)の進行役が、原稿もなく、関西
弁でスラスラと話すのには、プロではないかしらん?、もしかして浜
村淳?と感心してしまった。普段からおしゃべりな方かもしれない。
4.男声合唱組曲「中 勘助の詩から」 指揮;広瀬康夫
このステージを聴くと、関学グリーの伝統の「言葉さばき」のうまさに
唸ってしまう。OB四連ではたしか150人規模の大合唱団だったが、
80人程度に絞られた結果、OB四連より進化した、(とくに「絵日傘」
などの)微妙なデュナーミクがすばらしかった。
また「椿」のイン・テンポを基調としながらもわずかなアゴーギクも見
事。「四十雀」は、パートソロの受渡しも申し分なく、大きなアゴーギ
クでスケール感が増していた。「追羽根」のソロは、やや声量が少な
かったが、音程よろしく、独特の「情感」が表現されていてすばらしか
った。付け入るスキのない「中勘」ではなかったかしらん。
以前にも書いたかも知れないが、広瀬さんは、言ってみれば畑中先
生と北村先生のいい所を吸収され、日々進化しているようだ。
ブラボーの歓声が起きる中、宮内さんなど10人以上のOBも加わっ
て、一糸乱れぬ「ウ・ボイ」の大合唱。しかし、最後のフェルマータは
ちょっとやり過ぎだったかしらん(笑)。
プログラム
ユリノキの大木
ドウダンツツジ
キンギョソウ
あざみ野
青山一丁目
青山一丁目
勝どき
晴海トリトンスクエア方向へ
勝どき駅前交差点
晴海通り
遠くに佃大橋、中央大橋・・・・・・永代橋
勝鬨橋
築地大橋 来年開通予定?
イヌイビル・カチドキ ブラザータワー勝どきには乾汽船の本社がある。
この日は「旗日」だった。
巨大な道路標識 こういうものを作っている会社がある。
こんな所にタイムカプセルが。
Y棟に住友商事の本社がある。
この上が第一生命ホール
座席から
休憩中 コーヒー400円
お開き後の客席
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