人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

芥川龍之介『上海遊記 江南遊記』 NHKの番組から  年末

2019-12-31 05:00:00 | 読書

芥川龍之介(1892-1927)は、大正10(1921)年3月から7月まで、
大阪毎日新聞海外視察員として約7か月にわたり、上海、南京、漢口、
天津などを視察する。

同年8月17日より「上海游記」を「大阪毎日新聞」に連載。また、翌
年1月1日より「江南游記」を同新聞に連載した。
それらをまとめたのが本書である。

昨12月30日(月)午後9時~10時15分放送、NHK総合「ストレンジャ
ー~上海の芥川龍之介」(松田龍平主演)はこの紀行文をベースにし
ている。



私の父方の祖父は、孫文の支援者で中国語に堪能だったらしいが、
から100年前の中国(当時、私の祖父母の時代は「支那」といって
た。)を走り回っていたのかもしれない。



芥川龍之介『上海游記 江南游記』(講談社文芸文庫)

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12/28(土)、視聴するテレビもなく、消去法で何気なく、午後2時、
NHK Eテレ「まるごと見せます!世界の教育コンテンツ日本賞2019」
を視聴する。

その中に、『アフリカのブッダ』(南アフリカ・スウェーデン)が
あった。第46回グランプリ日本賞・再少年向け最優秀賞(外務大臣
賞)を受賞したものである。

舞台はアフリカの農業国マラウイ。慈善事業として貧しい子供を受
け入れる、仏教系の寄宿学校を取材したものだ。
ミッションスクールの仏教版といってもいいのかしらん。

そこでは、中国語が「公用語」として教えられ、中華思想も教育され
る。ヤオ族の少年は、現地語(ヤオ語)も十分には話せなくなってい
く。視ているうちに「ウ~ン」とうならずにいられない。

ナレーションでは何も言わないが、このドキュメンタリーは、中国に
よる、アフリカへの「文化侵略」を連想してしまう。
そう考える方がおかしいのかしらん(笑)。


<ご参考>
教育コンテンツ「日本賞」→こちら
BS世界のドキュメンタリー「アフリカの少年ブッダ」→こちら

再々放送があれば、もう一度視聴してみたい。

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<年末日誌>

12/27(金)、東急百貨店たまプラーザ店(藤光海風堂の蒲鉾)。
有隣堂(三島由紀夫『告白』)。











有隣堂




12/28(土)、KYリカー(一ノ蔵超辛口)。




12/29(日)、夫婦ウォーキング~コメダ珈琲。


大山


芍薬(シャクヤク)の畑





こちらは白菜


コメダ珈琲 各新聞読み放題?




12/30(月)、自由が丘の叔母さんへ「おせち料理」。
その後、大文字で注文しておいた「なまこ餅」を引き取る。







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