人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

最近聴いたCDから

2018-08-21 05:00:00 | 音楽

この3ヵ月~半年ほどになるかしらん、比較的最近聴いたCDから5点
を選んでみた。いずれもなにがしかのキッカケがあって、買い求めた
ものだ。




大中恩作品集2 『愛の風船』他
大中恩(めぐみ)は團伊玖磨と同じく大正13(1924)年生まれでい
まだご存命だ。お二人とも東京音楽学校の「学徒出陣」だった。
私がエキストラで高校の音楽部に参加していた頃(昭和40年代前半)、
大中恩の混声合唱を歌っていた。
本CDは大中恩の女声合唱を集めたものだ。--『愛の風船』、『風
花の舞』、『五つのこどものうた』が収められている。
自作自演--コールMeg(pf.三浦洋一)の『五つのこどものうた』が
心技体一体となった合唱。




三善晃『三つの抒情』
 田中信昭/東京混声合唱団
 福永陽一郎/中国短期大学フラウェンコール
1枚のCDに収められた、三善晃の名曲『三つの抒情』の聴き比べで
ある。いずれもノーミスの「商業録音」だけに甲乙付けがたいが、私
は福永先生の「大きな演奏」に惹きつけられる。




二代広沢虎造/清水次郎長伝
清水旅行の記念(?)として購入したものだが、何回聴いても飽きな
い。「義理と人情」の世界と言えるかしらん。藤田嗣治(レオナール・
フジタ)は晩年、広沢虎造のSPを繰り返し聴いていたという。
「江戸っ子だってね~」
「神田の生まれよ~」
の名場面が登場。
「江戸っ子だってね~」と言っているのが森の石松(恥ずかしながら
知らなかった[笑])。




Sharon Robinson「Everybody Knows」
家内が知り合いの方から頂戴したCD。歌詞カードが付いていないの
で、意味は分からないが(--といっても英語なのだが[笑]。)、
フンイキある歌唱に惹きつけられ、何回聴いても飽きない。ブログを
書きながらBGMとして流すこともある。




Kurt Weill「Mack The Knife」
クルト・ワイルは、覚えやすく、1900年に生まれ、1950年に50歳で
亡くなった。かの有名なブゾーニの弟子。1930年であれば、ワイル
は30歳になる勘定だ。
このCDは1929年~1956年のOriginal Recordings集である。クルト・
ワイルの実声も聴ける。
ちなみに、表紙にあるLotte Lenya(ロッテ・レーニャ)は、彼の「年
上女房」であった。


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