昨年のワグネル男声の定期演奏会は、12月18日(日)とやや遅め
だったが、今年は11月11日(土)とかなり早くなった。
一ヶ月以上早くなったことでいろいろな面で影響があったのではない
かしらん。一般論だが、先生方のご都合も考慮したうえで、会場を押
さえるのはそれだけでも大変なことだ。私たちが現役の頃、その苦労
はどうだったのかしらん。いや、「年寄り」のごとく、「私たちが現役の
頃」と言うのはやめよう。「今」が大切なのだから。
それはともかく、時間や日にちはどんどん過ぎ、11月11日の当日を
迎えた。昨年は、OB「早慶歌合戦」の本番後に池袋へ向かったが、
今年はOBも合同ステージに出演するとあって、東京芸術劇場地下
のリハーサル室(兼楽屋)に13時30分の集合である。
OBのスケジュールは以下のとおり(過ぎてしまえば、あっという間だ)
13:40 発声練習
14:00 客席へ移動
14:15~15:45 第4ステージ、ステリハ
ステリハで、私の斜め前の現役が重心が定まらず、フラフラしている。
近くの現役が、「大丈夫か?」などと声を掛けている。体調がよくない
のかもしれない。
15:55 写真撮影
16:05 退場練習(「退場」もちゃんと練習する)
16:15~ 各自で、夕食、着替え
17:00 開場
18:00~ 第1~第3ステージを聴く場合は、入場券で入口から入場。
19:40 舞台袖に集合
19:50~ 第4ステージ
この日は、休憩が入る第3ステージまでは、3階席で聴くことができた。
プログラムを読み、ジ~ンと来る(後から聞いたら、部数が足りなくな
るといけないので、入口でプログラムを受け取ってはいけなかったら
しい。ゴメンナサイ)。
<プログラム>
(現役ステージ)
塾歌
1.「ひたすらな道」(指揮;佐藤正浩、pf.前田勝則)
2.「吹雪の街を」(指揮;平田 亮)
3.「Enfance finie~過ぎ去りし少年時代~」
(指揮;清水敬一、pf.前田勝則)
--休憩--
4.「タンホイザー」より(指揮;佐藤正浩、ワグネルOBオーケストラ)
(現役、OB合唱団、志木高ワグネルの合同ステージ)
今、「つたない感想」を細かく書いている「時間」がなくて残念だが、
ひと言だけでお許しいただこう。
1.「ひたすらな道」(指揮;佐藤正浩、pf.前田勝則)
「四連」の再演を待ち望んだステージ。「への字」型に並ぶ。最初の
4小節で心を鷲づかみにされる。やはり言葉、語気が、歌いこまれ、
すばらしい。
2.「吹雪の街を」(指揮;平田 亮)
一時期、通勤途上のウォークマンで毎日聴いていた曲(北村協一/メ
ンネルコール広友会で)。ふわっとした、ハッとする弾力性というか柔
らかさもあり、「もしかすると」今まで生で聴いたステージでは一番か
も。ワグネルで1年先輩のFさんが1階3列目あたりでものすごい拍手
をしているのが(3階から)見えた。
3.「Enfance finie~過ぎ去りし少年時代~」
(指揮;清水敬一、pf.前田勝則)
清水先生は拍を振らない指揮。「毀れた窓」は見事な風景写真が表
現されていた。「声を出させる」合唱がすばらしい。
日本語の曲が3ステージ続いたが、いずれも「詩人と作曲者」を感じ
た。演奏後、清水先生から木下牧子先生が紹介された。
本番直前、整列中だったかしらん。先ほどフラフラしていた現役に「体
調が悪くなっっても、演奏を止めるわけには行かないから、そういう時
は、静かにその場に座るんだよ」と教えてあげた。
4.「タンホイザー」より(指揮;佐藤正浩、ワグネルOBオーケストラ)
(現役、OB合唱団、志木高ワグネルの合同ステージ)
佐藤先生は、練習では冷静に整理し、指示を出されていたが、いざ
本番となったら、すっかり「ゾーン」に入られ、顔がみるみる紅潮、
こちらもペース配分を考えつつ、冷静に歌っているツモリだったが、
自覚しないままにアドレナリンが出て、興奮していたらしい。「フィナ
ーレ」の冒頭41~42小節目の「Heil!」だけ歌ってしまった(シマッ
タ!)。(--ここは「若き巡礼たち」の合唱で、ショルティ盤では、た
しかウィーン少年合唱団が歌っている)。
ヴォルフラムの谷口さんはワグネルブレザーでのステージ。なんと合
唱も歌った。
『タンホイザー』が終わり、舞台袖に引き揚げた後、お世話になった
鳥羽さん(Topのパートリーダー)と握手した。
家族の話によると、ステージストームの時に気分が悪くなり、その場に
しゃがんだ学生がいたという。もしかしたら、先ほど私が「危機管理」
を教えてあげた人かも。
92歳の叔母さんも家内に介助され、何とかやってきた。
「ワーグナーはいいわね~。よかったわ~」(叔母)
「ワーグナーは4年後にまたやるでしょう」(私)
「生きてないわよ(笑)」(叔母)
新日本フィル創立以来、長年の定期会員だった叔母いわく
「OBオケ、上手かったわね~。トランペット、すごくよかったわ~」。
ちなみに、私の同期のKさんと一緒に来られた新日本フィルのOG
ヴィオラ奏者(Kさん)も、
「オケも上手かったですね~」。
あざみ野クラブからご夫婦で聴きにきてくださったご主人も、
「今までC大学とかいろいろと男声合唱を聴きに行きましたが、想像
以上、本当にすばらしく、感激しました」
という感想を頂戴した。
元上司のSさん(清水さん同様早稲田のご出身)は、ハンガリー国立
歌劇場の後に駆け付けられ、
「すごいね~。『タンホイザー』って、大行進曲だけじゃないんだ」。
いつも感想をアップしていただくアンクルコアラさんもさっそくブログに
アップいただいた。→こちら。
(以下、時系列的に、一日を振り返る)
11:55 三丁目公園
11:56
11:57
11:59 縦横の比率を変えた芸術作品?
12:03 旧カリタスの解体工事も本格化?
12:04
12:11 病院の送迎車
12:17 あざみ野
普通が出発すると、すぐ後に急行が待機している。
12:42 渋谷
12:46
13:03
13:06 池袋西口地下
13:08
13:09
13:14
13:24 「撮りますよ~。はい、チーズ」
13:36
13:41
13:53 Top軍団(パトリは亀井さん)
13:56
13:59 OB用チケットをもらう(3F-C-2)。
14:02
14:08 エレベーターで地下2階から7階へ
14:10
14:13 オケ用のイス並べ
14:16 U先輩の「上から撮ってよ」のおすすめに従って
14:17
14:18 佐藤先生、小貫先生
14:28 「楽器に気を付けて、ステージに上がってください」
14:31
14:32
14:40
14:43 きれいに並べるよう「立ち位置」に目印のテープを貼る。
14:49
14:53
15:40
16:15
16:34 B2楽屋で最終確認
16:43 外出
16:46
16:46
16:47 ゴルフと同じく、スタート前は「一人静かに」食事
16:49
17:00 楊枝を出してもらった(言わないともらえない)。
17:09 C8で、家内と叔母さん、娘と待ち合わせ
17:29
17:32
17:33
17:42
17:53
休憩時間等を利用して、来ていただいた方々にひと言ご挨拶(大ホ
ール座席表に座席番号を控えておいた)。
19:31 OBオケの皆さん。準備は?オーケー(つまらないか)。
19:32
19:32
19:33
19:34 大胆に下手から出て(ゴメンナサイ)客席を撮影
19:38 いよいよ出番
19:43
19:46
19:46
19:48
19:52 既に始まっている。
19:52 バルコニー組もスタンバイ
20:34 無事に『タンホイザー』が終了
20:35 本番終了後
20:44
20:46
20:47
21:01
21:15
21:24
<打ち上げパーティー=レセプション>
21:31
21:34 受付の皆さん
21:47
21:49
21:49
21:50 40年前と変わらない?
21:50
21:51
21:54 「いきなりの乾杯ご指名で驚いているんです、けど」
(まもなく22時だ)。
21:56
21:59
22:01 「4年生!頑張ったな」(先生の目が潤む)
22:08
22:09
22:10晴れ晴れとした顔--「達成感!」
22:12
22:15
22:18
ジャミン・ゼブのSteveさん(→こちら)から「いつもブログを拝見して
います」とお声掛けいただき、恐縮至極、平身低頭(と四文字熟語)。
「オケに檄文をメールしたのは私です」(平野代表)
翌日の木下保先生墓参会(ワグネルには先生の墓参会がある。)を
控えていたこともあり、このあたりで野添さん(野添さんとは同じあざ
み野で、いわば隣組??)と失礼した(お許しの程)。
山手線池袋
渋谷
午前0時10分帰宅(グッタリ~)。0時30分就寝。
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