人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

「赤とんぼ-岡村喬生 日本の抒情を歌う-」

2017-08-18 05:00:00 | 音楽

既報のとおり、今年5月からあざみ野クラブのラウンジ懇話会で日本
歌曲の鑑賞会をやることになった。ということもあり、このところ、日本
歌曲のCDを聴いている。

CDの感想を書くのには大変多くの「時間」(聴く時間、想いをまとめる
時間、書く時間)がいるが、これから少しずつでもまとめていきたい
(感想を書きたいCDはたくさんある)。


つい最近、買い求めたのは「赤とんぼ-岡村喬生 日本の抒情を歌
う」というCDだ。発売は、平成2(1990)年2月。録音データが記され
ていないが、かりに前年の録音とすれば、岡村さんの58歳時の録音
である。

日本歌曲の抒情歌をオペラチックに正攻法で歌い上げている。これ
らの曲が本当に好きでたまらないという、岡村さんの思いが伝わって
くる歌唱だ。

<収録曲>
1.赤とんぼ
2.砂山
3.あわて床屋
4.夏の思い出
5.われは海の子
6.ペチカ
7.朧月夜
8.あの町この町
9.月の砂漠
10.待ちぼうけ
11.浜千鳥
12.夏は来ぬ
13.いちじく
14.早春賦
15.七つの子
16.浜辺の歌
17.故郷
18.里の秋
19.みかんの花咲く丘
20.椰子の実
21.紅葉
22.夕焼小焼
23.冬景色
24.冬の夜
25.鞠と殿さま
26.ゆりかご





このCDもさることながら、以前、このブログで取り上げたが、岡村さ
んの著書『フゲのオタマジャクシ世界を泳ぐ』(S61、新潮文庫)はお
もしろい。→こちら
この本にも書かれているが、岡村さんは新聞記者になろうと思って
いただけに文章を書くのがお好きなようだ。好きこそ物の上手なれ
という言葉は、岡村さんの場合、歌唱にも文章にも言えるのではな
いかしらん。
こういっては大歌手にまことに失礼だ(ゴメンナサイ!)が、もしかす
ると歌よりも文章の方がお上手かもしれない。


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2 コメント

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Unknown (栄光のG組)
2017-08-20 17:27:57
岡村さんって確かワセグリのOBですよね。昭和28年卒じゃなかったかと思うんですが・・・・・ゾウさんかゲタさんと同期だったような気がします。現役時代のドイツ語の担当教師(その方はワグネルオケのOBです)の奥方が岡村さんのいとこで、その縁もあってコンサートに行った記憶があります。なんか懐かしいような気がしました。
返信する
Unknown (katsura1125)
2017-08-20 19:40:21
栄光のG組さん、コメント有難うございます。

たしかに!ご卒業もそのあたりでしょう。

ところで、ドイツ語は大丈夫だったんでしたっけ?
返信する

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