人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

11/14 高野山(2) 奥の院参道~奥の院

2023-11-22 05:00:00 | 旅行

11月14日(火)午後、高野山「一の橋」から「奥の院」まで約2
kmの参道を歩く。--「奥の院ナイトツアー」に備え、明るい
うちに奥の院まで。

この参道にはおよそ20万基を超える諸大名の墓石や祈念碑、慰霊
碑が杉木立の中に立ち並んでいる。

大名家の墓所は驚くほど立派である。


すべては写真に収められなかったが、かなり多くを撮影した。

約2kmを行くのに2時間近くを要した。--もしかしたら「一人
旅」だからできること?



12:13


12:13 奥之院と一の橋

最初に現れるのは「仙台伊達家墓所」と「加賀前田家墓所」。


12:14 奥州仙台伊達家


12:17 加賀前田家墓所


続いて、司馬遼太郎文学碑。--平成20(2008)年9月に完成。
司馬遼太郎の「高野山管見」の冒頭部分が刻まれている。
今年、令和5年は司馬遼太郎生誕100年だ。


12:19


12:19


12:19


近くに関東大震災供養塔を見つけた。今年は関東大震災100年で
もある。


12:20 関東大震災供養塔 


12:22 こちらは、薩摩島津家墓所

大大名家の墓所が並んでいる。


12:23 岡山池田家

奥の院までの参道は樹齢数百年の杉木立。


12:24


12:25


12:28 秋田佐竹家

佐竹氏は、もともと常陸国にあったが、関ヶ原で西軍となり、秋
田に移封される。戊辰戦争では官軍に属した。
現秋田県知事の佐竹さんは佐竹北家のご出身。


12:30 高野山は「観光地」でもあり、トイレが充実している。

「必殺一念石」とは何かしら?
案内板を読むうちに「そうだったのか」という想いに。


12:40


12:40 必殺一念石の由来 「夫を返せ!子を返せ!父を返せ!」
                元シベリア抑留者有志一同

昭和の戦争の慰霊碑も多い。


12:41


12:41


12:43 「五族之墓」 「五族」にピンと来る人もいるだろう。


12:43 満洲国軍五族の墓奉讃会 ひっそりと?


12:45


12:47


12:49 親鸞聖人


12:51


12:52 「高野山町石道」


12:53 江崎グリコの墓所

いわゆる「講」の記念塔もある。


12:56 大阪玉造の「円満講記念塔」


12:57


12:58 多田満仲→こちら


12:59 紀州初代藩主徳川頼宣 頼宣は家康の十男。


13:00 奥州南部家


13:01 北海道松前家


地図によれば、そろそろ武田信玄があるハズだが・・・・・・。


13:02 あった~、武田信玄


13:02 武田信玄勝頼墓所


13:03



13:03 紀州徳川家七代宗将


参道のアプリで検索している人も多い。

私のそばで母娘が
「分かりにくいけど、あれが上杉謙信じゃない?」
と言っているのを小耳にはさみ、
「すみません。ついていっていいですか?怪しい者ではありませ
ん」
「どうぞどうぞ」
「有難うございます」

比較的武田信玄の近くに上杉謙信がある。参道から少し登ったと
ころに。



13:06 「お先に(写真を)どうぞ」


13:07 これぞ「上杉謙信霊屋」(上杉謙信廟)


13:08


13:09 同上



13:11 岩国吉川家 みんな立派ですね~。


13:12 上州館林榊原康政 

「どうする家康」にも出てきた(演ずるは杉野遥亮)。


13:13 徳島 蜂須賀家


13:14 伊達政宗墓所


13:16 同上


13:17 大阪市老人クラブ連合会供養塔


13:18 海軍整備科


13:19 薩摩島津家初代と二代


13:20 石田三成


13:20 明智光秀墓所


13:20 同上


13:22 同上 

何回作り直してもヒビが入るという言い伝えが・・・・・・。怖~い。
近くにいた若い女性等いわく
「たしかに割れてるわ~」



13:24


13:24


13:26


13:27 庄内藩主 酒井家


13:28 桑名城主本多忠勝


13:29 こちらは南海電鉄創業者

ゆっくり歩き、ほぼ中間地点の「中の橋」までやってきた。
撮り忘れもあるかも。


13:30 中の橋


13:30 中の橋


13:31 汗かき地蔵

「汗かき地蔵は、つねに衆生の苦を代わって受けて汗を流してい
ると信じられている。」

右横に姿見の井戸がある。
「この井戸を覗き見て、自分の姿が水に映らなければ3年以内の
命であるという説が広まり、『姿見の井戸』と呼ばれるようにな
った。」


13:32


13:33 住友分家之墓


13:34 森下仁丹


13:35 クボタ


13:36


13:37 信州 高遠鳥居家


13:37


13:38 高麗陣敵味方戦死者供養塔 和歌山県指定文化財だ。


13:39


13:40 安芸浅野家


13:41 長州毛利家


13:41 (蓮華谷の)成福院 ビルマ方面戦没者のために


13:42


13:44


13:45 30人ほどの団体さんがやってきた。


13:45


13:46 芭蕉句


13:47 お化粧の地蔵さん

「お地蔵さま」とは?これが簡単に説明できる人はすごい。


13:47


13:48


13:48 一般的に四角いお墓は明治以降だ。


13:50 法然上人


13:50 同上


13:52 結城秀康(家康の次男)


13:53 同上


13:53


13:53 肥前島原松平家


周りの人が騒いでいたので、皆さんについていったら、近年発見
された織田信長の墓所があった。やや分かりにくい所にある。
よく見たが「織田信長」という刻印はない??


13:57  織田信長。お隣は筒井順慶


13:58


13:58


13:59


14:00



14:01 水向地蔵もスポットの一つ


14:01 御廟霊域でのお願い


14:02 文字どおり奥の院--突き当りは「燈籠堂」。


14:02


14:03


14:07


14:08 昭和天皇の「御製」


14:10


14:12


14:16


14:17


14:17


14:19 興山応其上人廟

信長に続いて高野山攻めを行った秀吉は、応其(おうご)上人の
説得に応じて高野山焼き討ちを取り止め、以後高野山を庇護する
ようになった。

応其(おうご)上人は「説得力」の本が書ける?


14:19 同上



14:19 浅野内匠頭


14:21 筑前黒田家


14:23 加賀前田家利長


14:23

奥の院の大杉林は和歌山県の天然記念物だ。知らなかった~。


14:27

高野山には企業関係の供養塔も多い。


14:28 


14:29 東日本大震災物故者慰霊碑


14:29


14:30


14:32


14:34


14:35


14:37


14:38 中の橋バス停よりバスで蓮華谷バス停へ

ちょうどバスが来ていたので「待って~~」。


14:39


14:45 蓮華谷下車

15時のチェックインまでしばし近所を散策する。


14:46


14:48


14:48


14:51 成福院 ビルマ戦没者供養塔



15:01


15:03 再び成福院



15:04 持明院


15:05


15:06 持明院境内へ


15:07








15:11 弱い暖房が入っている。暖かい。


15:11 持明院の立派な庭

チェックイン後、
「朝のお務めは7時から30分ほどです」
「有難うございます。参加させていただきます(寒そうだけど)」

「朝のお務めで、ご先祖の供養をさせていただいております。
よろしかったら如何でございましょうか」
「せっかくですから、永代供養などではなく、一回限り(*)
で母の供養を」
(*)「一回限り」が一番安く、千円だ。母も生誕100年。


「お風呂は大体4時ごろから。ご準備できましたらのれんを出し
ますので。最後は9時になります。翌朝はございません」。
「承知しました」

「7時からナイトツアーに行ってまいります」
「承知しました。門限が9時ですので、帰りはバスをご利用くだ
さい。その間にお布団を敷いておきます」



15:19 一服 


15:33 なんて書いてあるのかしらん。


15:43 2階の部屋 お隣は外国人ご夫婦だった。


15:43 足を踏み外したら、救急車だ。


15:57

混まないうちに入浴へ。
後から外国人(欧州人かな?)が入ってきた。
見ていると日本人と同じ入浴方法だ。

まずは身体を洗い、タオルは湯船に持ち込まず、静かに入る
(さすがに都々逸は歌わない)。
--どこかで事前学習してきたのか、日本に慣れているのか?

「Excuse me. Where are you from?」
と言いたかったが、かえって日本語がペラペラだといけないので
やめておいた。



15:59


15:59 


16:23 お湯は41℃くらいだったかな?


16:24 立派な襖と屏風


16:32


16:36


18:01 いわゆる「精進料理」をいただく。美味な健康食だ。


18:01 お酒を1合(常温)660円とリーズナブル。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 11/14 高野山(1) | トップ | 11/14 高野山(3) 奥の院... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (関学OBのMより)
2023-11-22 13:54:32
待ちに待った?高野山ツアーですね〈笑い〉奥の院は、明日以降の項ですね?、、と言っても撮影禁止区域なので、、、?このあとの、関西旅行も楽しみにしてまっせ~ほな。
返信する
Unknown (katsura1125)
2023-11-22 14:06:17
関学OBのMさま、早速の閲覧&コメント有難うございます。
高野山は歩きます。後期高齢者となるとキツイかもしれませんね~。もっともさほど階段がないのがいいですが。
返信する

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事