人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

5/5 ウクライナ人道支援チャリティコンサート(長文)

2022-05-11 05:00:00 | 音楽

5月5日(木・祝)、午後、夫婦で新百合ヶ丘の川崎市麻生市民館
大ホールで開催された「ウクライナ人道支援チャリティコンサー
ト」へ。

主催は川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)2022実行
委員会だ。

チケットは無料で、応募者多数のため、厳正な抽選で当選したも
のだ。川崎市麻生市民館は初めて。

早めに行ったが、皆さん出足が早く、既に多くの人が来場してい
た。

会場入口で多くのボランティアスタッフにより多くのチャリティ
募金箱が並んでいる--早速募金する。
「あらまあ、こんなにたくさん!?」(二人分ですが[笑]


ホール内では、「本日は満席です。前から詰めてお座りください」。

司会進行は、折江忠道さん(藤原歌劇団総監督)と郡愛子さん
(日本オペラ協会総監督)のお二人。
漫才のような掛け合いによる、楽しい司会だった。

<プログラム>
第1部
1.長島由佳
 美内すずえ作曲『紅天女』より「目覚めよ目覚めよまことの紅千年の」
2.大貫裕子
 團伊玖磨作曲『夕鶴』より「さよなら」
3.黄木 透
 木下牧子作曲「鷗」
4.芝野遥香
 中村 透作曲『キジムナー時を翔る』より「ウスクよウスク教えてほしい」
5.芝野遥香・長島由佳・大貫裕子
 中村 透作曲『キジムナー時を翔る』より「風をみよ、水に聞け」
 pf.松本康子
--休憩--
第2部
6.<ウクライナへの祈り>オクサーナ・ステパニュック
(1)ウクライナ国家

(2)もしもシシュウ(刺繍?)ができたなら
(3)夜鳴きウグイス
(4)カッチーニ「アヴェマリア」
7.但馬由香
 ドニゼッティ作曲『ラ・ファボリータ』より「私のフェルナンド」
8.村上敏明
 チレア作曲『アルルの女』より「フェデリコの嘆き」
9.オクサーナ・ステパニュック
 プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』より「ムゼッタのワルツ」
10.須藤慎吾
 ヴェルディ作曲『椿姫』より「プロバンスの海と陸」
 pf.林 直樹



以下、いつもながらつたない「寸評」を・・・・・・

第1部
前半は、日本のオペラから
1.長島由佳
 美内すずえ作曲『紅天女』より「目覚めよ目覚めよまことの紅千年の」
長島さんは白のピンクのドレス。ピアノが大きすぎるのか、声量がやや足りない
のか、いいお声だが、子音が立たず、「言葉」が分かりにくい?

2.大貫裕子
 團伊玖磨作曲『夕鶴』より「さよなら」
大貫さんは以前聴いたことがあるが、「さすが」、日本語に惹きつけられる。
「つう」を歌う歌手は、選ばれたプリマドンナだ。

3.黄木 透
 木下牧子作曲「鷗」
やや小柄だが、立川清登をテノールにしたような声で、言葉も明瞭で、今後の
活躍も楽しみだ。

4.芝野遥香
 中村 透作曲『キジムナー時を翔る』より「ウスクよウスク教えてほしい」
薄いブルーのドレス。響きも声量もあり、言葉もハッキリと伝わってきた。
何と言っても「言葉」が聴き取れるかが大切だ。

5.芝野遥香・長島由佳・大貫裕子・黄木 透
 中村 透作曲『キジムナー時を翔る』より「風をみよ、水に聞け」
四重唱のアンサンブルがすばらしい。

--休憩--

第2部
6.<ウクライナへの祈り>オクサーナ・ステパニュック
ウクライナの民族衣装、登場しただけで大拍手。
(1)ウクライナ国家 
右手を胸にあてて、ウクライナ国家斉唱。歌い終わるとまた大拍手。「心」が
伝わってきた。
会場の一人ひとりが聞き耳を立てて、乗り出しているのが感じられる。

(2)もしもシシュウ(刺繍?)ができたなら
座りながらバンドゥーラ弾き語り(以下3曲とも)の絶唱だ。一曲ごとの大拍手。
(3)夜鳴きウグイス
ウクライナのメロディー(節)かしらん。pからfまで、見事のひと言。
(4)カッチーニ「アヴェマリア」
有名曲をオペラティックに歌い上げる。一段のfが力強い。
会場は微動だにせず、終わるとまた大拍手。

7.但馬由香
 ドニゼッティ作曲『ラ・ファボリータ』より「私のフェルナンド」
薄いピンクにキラキラというドレス。力強いメゾですばらしい。

8.村上敏明
 チレア作曲『アルルの女』より「フェデリコの嘆き」
林さんのピアノ前奏がすばらしい(この前奏に限らず、第2部を通じて)。
村上さんは、堂々と貫禄の歌唱。拍手喝采。

9.オクサーナ・ステパニュック
 プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』より「ムゼッタのワルツ」
ややおてんばで色気のあるムゼッタを繊細にかつ力強く歌い上げる。
「ウクライナの」という「肩書」を抜きにしても、ハイレベルのソプラノだ。

10.須藤慎吾
 ヴェルディ作曲『椿姫』より「プロバンスの海と陸」
ややバスバリかしらん。表情があり、男らしく歌い上げる。ジョルジョ・ジェル
モンの「せつせつさ」(?)がもう少しあれば?、と思うのは贅沢かしらん。


最後は、司会を含めた10人による「故郷」(ピアノは連弾)。
プロが10人集まるとすばらしい。
「2番」にはいつもジ~ンと来る。


会場はややデッドだったかしらん。
15時59分お開き。









12:26 新百合ヶ丘駅行バス


12:56 新百合ヶ丘駅到着


12:58


13:00


13:05


13:06 案内係が立っている。


13:08


13:08 麻生区総合庁舎


13:08


13:09


13:09


13:10


13:10


13:10


13:12


13:13 自由席


13:16


13:17


13:19


13:20


13:41


14:42


14:42


14:58


15:59 分散退場


16:00


16:02


16:03


16:06


16:09


16:10


16:10


16:13 有隣堂書店


17:07 ストリートミュージシャン


17:07


17:10


17:14


17:40 大場町下車


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5/4 GWに孫たちがやってきた | トップ | 『Newsweek』 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事