今日ほど、スター・ウォーズファンで、愛知万博会場の近くに住んでて、全期間入場券を持っていてよかったと思う日はなかったと思う。
今日、愛知万博(愛・地球博)で、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」のSFXを手掛けたILMのスタッフ、そしてC-3PO役を28年にわたって演じつづけたアンソニー・ダニエルズ氏が来場し今回のエピソード3の舞台裏を語るイベントが行われました。
まず、アンソニー氏が登場。エピソード4撮影1年前にジョージ・ルーカスと嫌々ながら出会い、当り役を得てから全作品に出演するまでを語っていただきました。
この方、ファンイベントには必ず登場される方だそうで、表情や身振りから本当にファンを大切にされるんだな~というのが分かります。
会場のファンのみんなに、「新たなる希望」を観た人?・・・「クローンの攻撃」を観た人?と、手を挙げさせて、最後に「28年間、僕の為にギャラを払ってくれてありがとう」と笑わせていました。
面接で会う前のルーカスのイメージは大柄で声がでかくて葉巻を吸ってる人だったけど、実際会うと、小柄で物静かで、葉巻を吸わない(笑)人だったそうな。
エピソード4クランクイン前、撮影現場には立派な宿に食事やシャンパンが用意されてるに違いないとウキウキしてたら、あるのはテント。でも、先日のエピソード3のプレミアでカンヌに行ったらシャンパンが出たよ!と、上手く話を締めてくださいました。
続いてはILMのスタッフのお三方で、コンセプトデザインのエリック・ティメンズ氏、アレックス・イェーガー氏、ブライアン・ガーナンド氏が次々と登場し、絵で示したコンセプト・アートからミニチュアモデル、それをデジタルで画面にするという作業を分かり易く説明していただきました。
門外不出(いや、出してるし)の映像もあったりして、お得感たっぷり。
う~ん、気の遠くなる作業だ!採用されるのは4割で、6割はボツになるのだけど、他の場面で活かされたり、DVDの特典映像になるから落ち込まないよとおっしゃってました。
のっぺらなCGに質感を貼り付けた完成画面はホントに凄い。ワクワクさせます。
質疑応答では、京都国立博物館 京都文化資料研究センター長の狩野博幸氏が司会で登場。
国立の博物館でスター・ウォーズ展を開いた時は相当叩かれたと言っていたのですが、後でルーカス・フィルムのキャサリン・ホリデイ氏が「SWのものこそ本当のアートだわ」と語っていたのを聞いて、胸が熱くなりました。狩野さんとルーカス・フィルムとの強いつながりを感じましたよ。
ちょっと的外れな質問もあったけど、ひとつひとつ丁寧に答えていました。
そこで得た情報としては、「ep7~9は作らない」「でも、アニメとライブアクションのTVシリーズは作る」「ILMの3人はそれぞれまた新しい、ルーカスものではない映画に取り掛かっている。マイケル・ベイの『アイランド』(これはもう完成してる?)スピルバーグの次の新作など」
「これほど特撮技術が精巧だと、この先人間の俳優は要らないんじゃないか?」という質問には、アンソニー氏が「危険な場面はCGを使ってくれてよかった。あと、エピソード3までにそこまで発達しなくて良かったよ(笑)」とユーモアたっぷりに答えてました。
最後は、特別に許可が下りて写真撮影!一番左がアンソニー氏ですね。
サービス満点の濃い~イベントでしたが、何より嬉しかったのは、お客さんがみんな、ファンの方だったこと。SWファンクラブや、朝日新聞のクラブから抽選で選ばれた人もいらっしゃったよう。
(ちなみに僕は、ネットで予約して9時半頃に引き換えたので良席でした!)
万博のイベントって、例えば踊りや音楽に興味がなくても「ただ、暇だったから来てみた」人でも参加できてしまい、興味が無かったら途中で帰るような無礼者もいるので、このイベントにそういうのが居たらヤだな~と心配してましたから。
いやいや、ホント良かったです!万博ありがとう!
今日、愛知万博(愛・地球博)で、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」のSFXを手掛けたILMのスタッフ、そしてC-3PO役を28年にわたって演じつづけたアンソニー・ダニエルズ氏が来場し今回のエピソード3の舞台裏を語るイベントが行われました。
まず、アンソニー氏が登場。エピソード4撮影1年前にジョージ・ルーカスと嫌々ながら出会い、当り役を得てから全作品に出演するまでを語っていただきました。
この方、ファンイベントには必ず登場される方だそうで、表情や身振りから本当にファンを大切にされるんだな~というのが分かります。
会場のファンのみんなに、「新たなる希望」を観た人?・・・「クローンの攻撃」を観た人?と、手を挙げさせて、最後に「28年間、僕の為にギャラを払ってくれてありがとう」と笑わせていました。
面接で会う前のルーカスのイメージは大柄で声がでかくて葉巻を吸ってる人だったけど、実際会うと、小柄で物静かで、葉巻を吸わない(笑)人だったそうな。
エピソード4クランクイン前、撮影現場には立派な宿に食事やシャンパンが用意されてるに違いないとウキウキしてたら、あるのはテント。でも、先日のエピソード3のプレミアでカンヌに行ったらシャンパンが出たよ!と、上手く話を締めてくださいました。
続いてはILMのスタッフのお三方で、コンセプトデザインのエリック・ティメンズ氏、アレックス・イェーガー氏、ブライアン・ガーナンド氏が次々と登場し、絵で示したコンセプト・アートからミニチュアモデル、それをデジタルで画面にするという作業を分かり易く説明していただきました。
門外不出(いや、出してるし)の映像もあったりして、お得感たっぷり。
う~ん、気の遠くなる作業だ!採用されるのは4割で、6割はボツになるのだけど、他の場面で活かされたり、DVDの特典映像になるから落ち込まないよとおっしゃってました。
のっぺらなCGに質感を貼り付けた完成画面はホントに凄い。ワクワクさせます。
質疑応答では、京都国立博物館 京都文化資料研究センター長の狩野博幸氏が司会で登場。
国立の博物館でスター・ウォーズ展を開いた時は相当叩かれたと言っていたのですが、後でルーカス・フィルムのキャサリン・ホリデイ氏が「SWのものこそ本当のアートだわ」と語っていたのを聞いて、胸が熱くなりました。狩野さんとルーカス・フィルムとの強いつながりを感じましたよ。
ちょっと的外れな質問もあったけど、ひとつひとつ丁寧に答えていました。
そこで得た情報としては、「ep7~9は作らない」「でも、アニメとライブアクションのTVシリーズは作る」「ILMの3人はそれぞれまた新しい、ルーカスものではない映画に取り掛かっている。マイケル・ベイの『アイランド』(これはもう完成してる?)スピルバーグの次の新作など」
「これほど特撮技術が精巧だと、この先人間の俳優は要らないんじゃないか?」という質問には、アンソニー氏が「危険な場面はCGを使ってくれてよかった。あと、エピソード3までにそこまで発達しなくて良かったよ(笑)」とユーモアたっぷりに答えてました。
最後は、特別に許可が下りて写真撮影!一番左がアンソニー氏ですね。
サービス満点の濃い~イベントでしたが、何より嬉しかったのは、お客さんがみんな、ファンの方だったこと。SWファンクラブや、朝日新聞のクラブから抽選で選ばれた人もいらっしゃったよう。
(ちなみに僕は、ネットで予約して9時半頃に引き換えたので良席でした!)
万博のイベントって、例えば踊りや音楽に興味がなくても「ただ、暇だったから来てみた」人でも参加できてしまい、興味が無かったら途中で帰るような無礼者もいるので、このイベントにそういうのが居たらヤだな~と心配してましたから。
いやいや、ホント良かったです!万博ありがとう!