カタスミ

ウインド・リバー

これは当たり…!
面白かった。
以下ネタバレあり。























ネイティブアメリカンの住む極寒の地で
狩人として狼やピューマなどの害獣をハントするコリーが
あるとき凍死した少女の遺体を発見する。

って感じの話です。
とにかくまぁ、しょっぱなから狼射殺してるシーンで
え…これまじで殺してんの…?って思いましたよね。
映画のために殺すって事は無いと思うけど
ハンターが仕留めてる映像を撮らせてもらったとかならありそう…

ネイティブアメリカンの女性が行方不明になる事件が多発しているようで
そういった背景を元に作られた映画みたいですが
人種差別、女性差別といった事が今でもあるんでしょうねぇ…
雪山を裸足で走って肺が凍って死ぬとか辛い…
主人公の娘も謎の死を遂げており、これは結局何も分からないのな…
変に今回の事件と関連性持たせちゃうとリアリティはなくなるけど。

犯人グループの所へ地元警察とジェーンが乗り込むのですが
不意を突かれて銃撃戦になり
ジェーン以外が全員犯人に殺されてしまう。
ジェーンも危ないと思ったときに
保護色でどこにいるか分からないコリーが
犯人をひとりずつ狩って行くのがめちゃくちゃかっこいい…!
ハンターだから一発で仕留めていくのな…
主犯だった男が一人だけ逃げてしまうのですが
そこはハンター、追い詰めて雪山に放ち、
殺された女性と同じように凍死に追い込むという…
犯人グループが全員くずなので
全員凍死にしたったら良かったくらいの気持ちですが
やられたらやり返す精神で、あのシーンは見ててスカッとしました。
でも地元警察が全員やられちゃって、
最初から出てきたおっちゃんも死んじゃって悲しい…

犯人が死んだところで
殺された女性の家族は悲しみを抱えて生きていく事になり
100の悲しみの1癒やされたくらいなのですが
それでも犯人が野放しになるよりはいいよね…
私刑で犯人を裁いていく系のお話なので
多少のスカッと感はありますが
全体的に悲しい雰囲気は拭えない…

とにかく渋い作品でありました…
星は4つ。
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