
録画していたミグノンのドキュメンタリー番組をやっと見た

最初は画面にうつる動物たちに興奮して吠えたおれこ

なに怒ってるの?
あなたミグノンから来たんじゃないの

それでも気に入らなくて
テレビにかじりつきそうな勢い
なんだなんだと
こんちゃんが様子を見にきた
ちょうどテレビでは老犬よねさんが雄叫びをあげてくるくる

こっちでも老犬がうろうろ
ゆかいじゃなあ~

よねさん 椅子にはさまってかたまっている
老犬になるとというか痴呆が始まるとバックできないらしい
こんちゃんは今のところできてるけどいつかできなくなるのかなあ
座るとき、寝るポジション決めるとき、くるくる回る(おれこもうんこのときまわるけど)回数が増えた気はしてるけど、あれは痴呆とは関係ないのかなあ

不意に静かになった

多頭崩壊ブリーダーのおうちの一匹の柴犬が、じーっとこちらを(カメラを)みつめていたとき、おれこも同じように、画面にうつるその子を見つめ返していた
それからは黙って席に戻り、静かに画面を見つめている

なにかメッセージを受け取ったみたい
このこの気持ちがわかるんだろうな
うちにいるふたりは、とてもかわいいと、いろんなひとに誉めてもらってる
でも、かわいいってなんだろうね

ふたりがうちにきてくれてとてもうれしいけど、こんなふうに無慈悲に放棄される子がまだまだたくさんいること、それに対して開き直るひとがいること、そうするしかできないのだろうが、あまりに身勝手だ
ミグノンに多頭崩壊で柴犬どっさり放出したブリーダーは日本一の柴犬を四年連続で出したと言って自分のことイヌキチって言ってたけど、一方で基準に満たない子は処分していたそうで、そういのはイヌキチとは言わないんだよ、イヌキチってのはなぁ、イヌキチってのはなぁ、自分が歳でいつ病気になるかしれないからもう飼わないと、散歩する犬を眺めてるだけで喜んだり、6年前に亡くなった子を毎日思い出したりするような人のことを言うんだバカヤロウ、と、胸がザワザワした
そのひと自身、病におかされ、気の毒ではあるが、だからといって、やってきたことは帳消しになんないし、忌まわの際で、不幸な犬たちをミグノンにバトンタッチしたところで、チャラにはならないんだぜ、と、鼻の穴を膨らませた
見る前からこういう気持ちになることはわかってはいたし、友森さんが動物ではなく毒まむしみたいな人間や社会の事情に蝕まれる姿は痛々しくて、どんな天真爛漫な人でもこれは、受けてたつ!と投げ飛ばせるほど容易いことじゃない
それでもやっぱり、よねさんがくるくる回り、決してもらわれないだろうけど、というような犬たちが、とつこちゃんが目をキラキラさせていたり、つのちゃんがはさまってたり、彼らをサポートしたり、そういう場所があることには、救われる気持ちになるし、この子たちがマニアックなイヌキチにもらわれたりしたら、もう、ウレションしちゃうだろうな、わたし、と、前を向いて鼻の穴を膨らませた
物好きはいる
どこにだって
物好きが豊かに元気に暮らせる世の中になったら、かわいいだけでもらわれる、よねさんや、つのちゃんや、とつこちゃんが、増えるだろう
社会の事情が減って捨てる人も減るといいんだけどな、でもそこは期待できないかもな、と、ふんどしを締め直した
これだけは言っておく
心に愛がない人間は 人とも 動物とも 暮らす資格はないぜ ないんだぜ
そして最終的に捨てられるのは そういう人さ
リッチもプアも関係ないさ
ちゃんとしたブリーダーもいる反面、身勝手で愛のない繁殖屋が、無責任な飼い主が、つまり、ひとが、悪い
頼むからそういう人よ、あなたは一人で勝手に生きて、動物には構わないでくれ
不幸の種をばらまかないでくれ
ブラックレインで観た日本のようだった
— にゃう子@そと (@nyauko) 2016年4月22日
こんなに美しかったっけ?という感覚
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