犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

お散歩から帰ったら足を洗う派です。

2012年07月05日 | おせわがかり日誌


「ねえ、はやくいこうよ」


帰宅して、大慌てで、

買い物の片付けなどをし、一休みする間もなく、

お嬢さんをお散歩に連れて行く。

はらぺこあおむしだとかわいそうなので、

長い留守番のあとの散歩の前には、おやつを少しあげることにしている。





「あれえ?おとうさんのくるま、ないねえ」


最近、朝の散歩は道路が暑い。

7時過ぎでも天気がよいと、アスファルトは燃えるよう。

日陰を選んで散歩したり、神社で過ごす時間を長めにしたりと、

あれこれ試行錯誤しているが、本人もキツイので、どうしても短めに。





「おとうさんのくるま、こないねえ」


そうすると、夜の散歩が長くなるのね。

散歩のあとは、念のため、お父さんのかえってくるのを待つ。

エントランスとか、駐車場とか、家の前の道路の歩道とかで。

でも帰ってこないときは、「ごはんたべようよ」といって、連れ帰る。






「おかあさん、あし、あらってえ」

帰ってくると、足を洗ってくれと、催促。

「お散歩から帰ったら足を洗う」という法律を作り、遵守してもらっている。

最初は戸惑っていたが、すぐ慣れた。

冬は冷たいアスファルトで足がかじかんでいるところに、あったかいお湯でじわ~っとあったまる。

夏はあっついアスファルトで足も体もホットになっているところに、冷たすぎないお水でひんや~り。

特にこの時期はノミだのダニだのが、足の間の毛に住み着いたりするそうだから、冬より念入りに。

夫が担当のときは念入りにマッサージをしてあげるらしく、この時間、オレコもっともお気に入り。

今ではなんと、私と夫がいるときには、夫を指名するようになった。

まあ、人間でいうところのエステのようなものですね、腕のいいのが指名されるわけだ。

面倒くさがりで、普段はなんでも「ノーサンキュー」といって断る夫も、

「足を荒うのはお父さんがいいのだ」といわれると、かなわない。

めろめろになって、足を洗う。

そして足を洗い終わったら、メインイベントが待っている。





「やっぱり、おとうさんがいい」

「お散歩終わるとつまんない、脱そうしちゃおうかな」

「今日はまだまだお散歩終わらないぞ!家には帰らないぞ!」などという考え。

犬の皆さんには多く見受けられますが、そういうの、やめてもらいたいので、

「お散歩が終わって、あんよをきれいにしたら、楽しいことが待っているよ」と、イベントを用意。

そしたらいつの間にか、自分でお風呂場に入って、さあ、足洗え、いますぐ洗え、と、催促するようになった。

ちなみにイベントとは、おいしいものを食べること、です。


朝の場合は特別なおやつ。

夜の場合は特別なごはん。





「わーい、今日はジャンクフードだあ!」


私が手作りするささみと野菜のスープごはんも大好きだが、

心臓病なので、ナトリウムをとりすぎない生活を心がけていて、

普段、ほかのわんこに比べると、あんまりおやつをあげていない。

だけど、スープごはんのストックがないとき、お散歩が長くてスタミナ消費をしたときなどは、

おやつを盛った『特別ジャンクフード』というのをあげることにしていて、

オレコはそれも大好きである。





「ちーじが、たまんなーい」

チーズが大好物なので、ついつい、ひんひん、きゅうんきゅうん、と、よだれをたらして、鳴いてしまうほど。






「もぐもぐ、もぐもぐ」

女子にあるまじき行為である。





「おれこは、まいばん、ジャンクでも、かまわない」

基本的に朝はカリカリ。

夜はスープごはん。





「カリカリだけだと、ちまんないけど、もぐもぐ」

でもたまに、ジャンクフード。





「ちーじがあれば、うれしいの」

特に夏場は体力消耗するので、多少のお楽しみが必要だ。

一緒に過ごす初めての夏だから、バテないでもらいたいわ~。