あるタカムラーの墓碑銘

高村薫さんの作品とキャラクターたちをとことん愛し、こよなく愛してくっちゃべります
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『リヴィエラを撃て』 再読します。

2006-03-27 01:38:56 | 何となく、タカムラー気分(お知らせ含む)
『晴子情歌』 (新潮社) の再読日記も、紆余曲折ありましたが何とか終えました。

昨年末に予告していたように、『リヴィエラを撃て』 の再読を始めますので、再読日記も次回から始める予定です。
今回は文庫版でやります。単行本版は、何年後かに(苦笑)

だって私の持っている単行本、こんなんですよ?

      

付箋紙貼りまくりで、ただでさえ分厚くて重い単行本が1.5倍に膨らんでますね~。本棚に綺麗に収まりません(苦笑)
新しい単行本が入手できたら、文庫版と比較しつつ再読日記をやりたいと考えてます。(しかしなかなか綺麗なものが見つからない・・・)


これが2006年最初の再読日記になります。年度末で多忙+花粉症で苦しんでいる最中ですが、そんなに更新は待たせない(はず)。
だって、『晴子情歌』 と気合の入り方が違いますから。

「高村薫作品で、どれが最も好きか」と問われたら、私は迷わず「『リヴィエラを撃て』」と答えます。
高村作品はどれも完成度が高いですが、私の好み度数も加えて群を抜いているのが、『リヴィエラを撃て』 なのです。
ですから一つの記事につき、最大文字数ギリギリまで入力するつもり。それくらい気合入ってます。

文庫版を読むのはこれで5回目。私が最も読んでいる高村作品でもあります。
作品自体は、約3年前に単行本版を読んで以来になりますか・・・。うむむ、えらく久しぶりだなあ。初読みの気分も味わえますね(笑) 「好きだ、好きだ」と言いつつも、細かい部分・興味のない部分は忘れているでしょうからね~。

ま、いつものようにマイペースで、今度は楽しんでやります(苦笑)
(『晴子情歌』 は旧字体・旧仮名遣いの変換に、どれだけ時間かかって苦しんだことか・・・)

***

以下は、『リヴィエラを撃て』 についての個人的な参照にお薦めのページ。

日本推理作家協会ホームページ の「文学賞検索」で調べますと、1993年 第46回 日本推理作家協会賞 長編部門 を受賞した際の高村さんのコメントと、各選考委員の選評が読めます。

日本冒険小説協会ホームページ の、大賞歴代集計結果 にも載っています。よく見ると、女性作家では初の大賞受賞、しかも、『マークスの山』 と2年連続で大賞受賞。(これも女性作家では初) 改めて高村さんの凄さを実感出来ますね。

サントリー ホームページ の、ウイスキーと文化 ウイスキーとミステリーの世界 インテリジェンス編 『リヴィエラを撃て』
(ちなみに、ロンリネス編 『レディ・ジョーカー』 もあります)



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