さて
為にならない時間がやってまいりました
前回は書き出しの文のところですね
皆が一番困り
そして
一番重要な部分
審査なら最初の5行しか読まない
とか言われるほど
最初の1ページ目にあたる文は重要だと思います。
でも
例え良い書き出しを考えたとしても
キャラクターが出来ていなければ 話が進む事がないですよね
ってなわけで
キャラクターの作り方!
~主役編~
です
さあ
拍手してください!
恥ずかしがらないで!!!
さて
主人公ぐらいかけるし
って
案外多くの方が思ってるはず
実際 ボクそうでしたが・・・
主人公が 思ったより記憶に残らない
そんな状況が発生してるんです
自分が考えた主人公なので 自分が理解してるのは当然なのですが
読む人からすれば 全く知らない人
この辺がやっぱり重要
「キャラクターは書いていけば次第に生きてくるもんだ!」って
思ってる方にこそ聞いて欲しい
書いてれば個性が付いていくのは当たり前です
5歳の子供より 10歳の子供の方が
いろんな経験をしてたり、上手く喋ったりするものです
最終的に 主人公が上手くまとまったとしても
序盤に惹きつける力がないとダメ!
じゃあ どうすればいいのでしょうか?
まぁ
大まかに2つの方法があると思います
1つ目よりも先に
2つ目の方法を教えましょう
これは 出来る人と出来ない人との差がはっきり分かれるので・・・
「立ち絵を書く」
キャラクター詳細の所に 立ち絵を書きましょう
もしくわ シーン毎の重要な所に 挿絵を入れる
ぶっちゃけ一番簡単に キャラクターの特徴を植えつける事ができます
「彼は笑顔が素敵な男性で、スーツ姿も魅力的だった」
という文よりも
こうやって
絵で描かれた方が やっぱりイメージしやすいですよね?
まあ
これは やっぱり出来る人と出来ない人がいますね
仕方ない
なので 1つ目
っていうか
例え 立ち絵を書いたとしても
こっちの方はやっておきましょう
「キャラクターの詳細を考える」
物語にキャラクターがいる作品より
キャラクターが物語の中にいる作品の方が
躍動感がありませんか?
物語に動かされてるキャラクターはなんか
セリフもチープになりがちです
しかし
ある程度 バックボーンを考え
動機があれば
キャラクターが物語を動かしてくれるはずです
そうすれば
話の要点から要点に移動する間のつなぎの話で
読んでる人を上手く惹きつける事が出来るようになるはず!
「キャラクターの詳細なんて作ってるわい!」
って思ってる方
その キャラクターの立場になって考えてください
ボクは 24歳なのですが
24年生きたわけです
キャラクターを 30分やそこら考えたぐらいでは駄目です
30歳なら 30歳なりの経験を
キャラクターに積ませてあげてください
「小学校でいじめにあっていた」とか
「大学デビューで恥をかいた」とか
「就職して3年目の時、上司と喧嘩した」とか
最初の設定と 途中から出てきた設定がかみ合わない場合は
最初の設定は消せばいいと思います
設定を先にみせちゃったなら別ですが・・・
あと
好きなもの と 嫌いなものは
はっきりさせておきましょう
みんなが人並みに好き嫌いがあるキャラクターぐらいじゃ
個性がありません
例えば・・・
「やあ、おはよう!」
「今日も元気だな」
「うん、昨日美味しいクッキーを食べたんだ」
「へえ、よかったな」
「でしょ~?」
ぐらいでは
なんか
日常会話過ぎて インパクトがない
でも
この クッキーを食べた子に
「甘いものが死ぬほど好き」
「紅茶好き」
「テンションが高い」
属性をつけたとして
相槌を打ってる方に
「キザ男」
「隠れツッコミキャラ」
をつけたとしましょう。
「やっほぉー! おっはよーさん!」
「おう(うぁ、コイツ、テンションたけえな)」
「聞いてよ、昨日さ~、すんげぇ~うまいクッキー食べたんだよ。後、紅茶も飲んだ、すんげーうまかった!」
「そうか(何なんだよ、しらねーよ!)」
「へへっ、今度お前にも食わせてやるよ! でも、紅茶はやんねーけどな!」
と・・・
日常会話に毛が生えましたね
なんか 説明がうまく行ってない気がしますが
でも
内容は殆ど同じですが
キャラクターの性格は よくわかったと思います
理解させることが読ませるコツですね!
そのためには、好き嫌いをはっきりさせておくといいってことです
「あ、この子は俺と同じものが好きなんだな」
とか
「私は、この人とソリが合わなそう」とか
思わせるためにです
好かれる事も個性ですが
嫌われる事も個性のうちです
なので かなり細かく設定しておくといいでしょう
と
ここまでの要点
1・キャラクターに歴史を作る
2・キャラクターに好き嫌いをつけて、属性を作る。
3・出来たら立ち絵などを書く、なければ細かくキャラクターについて説明しておく。
ですね
次回は 脇役編
っていうか
脇役が 話の基盤です
脇役は大事!
だからこそ、皆
脇役に重点を置きすぎる
そんな お話をしましょう
長ったらしいですが
まだまだ 続きます