goo blog サービス終了のお知らせ 

これエレ!  ~これはこれはエレガントなブログもあったものだ~

日常で起きたことを面白おかしく書いたり、小説書いたり

あと

テンプレと表示絵がよく変わるのはいつもの事

脱戦隊ハンラマン 一挙放送スペシャル(笑) 34話

2013-12-27 13:15:06 | 小説


いやぁー



なんか



年内でハンラマン終わらそうと思ってたんですが





あと 14話近くあるんで無理そうなんで





貼れるだけ貼り付けますwww





第34話 「シルバーの正体」

「正体も知らない相手に助けられたとはな!! 教えてやるこいつの正体はな・・・元オッパーブ四現神の一人”アジス”さ!」
「なんだって・・?!」
レッドはシルバーを見る、仮面越しではあるがそれが目をそむけているのはわかった。
「本当なのか・・・?」
「ああ、ずっと隠しておくつもりではなかった・・・、だけど仲間として認めてもらえない方が怖くてな・・・・」
レッドは一瞬だけうつむいた。
「っく・・・・・ゼロだったな・・・・」
「・・・・そうだ、どうした?」
レッドがいつもよりも低い声で言った。
「シルバーは仲間だ・・・・、確かに少し喧嘩して出て行ったかも知れない・・・・だが今は一緒の志を持つ仲間だ!!」
「・・・ふはっ!!そんなことどうだっていいんだ! もういい、このつまらなくなったゲームももう終わりだ」
ゼロの言葉のあと、突然亜空間から解き放たれた。
「っく・・・・あれ?いつもの町に戻ってる・・・」
「見てくれ・・・レッド」
シルバーが指を刺した、その方向には巨大化したゼロの姿があった。
「・・・・・やめだやめだ、こんなつまらないゲームなんて」
そういい町を破壊しはじめた。
レッドは、元オッパーブの幹部だとわかってしまったシルバーを意識してしまい、声が出せないでいた。
-巨大化した怪人が現れたみたいだな! 取り合えずピクシーを送った!-
「サンキュー司令!!」
そういいレッドはロボに乗り込んだ。そこにはビリーを除く4人しか搭乗していなかった。
「・・・・やっぱりビリーさんは」
「ああ、少し時間がほしいらしい」
「ったく・・・世話のかかるヤツだぜ」
「そういう憎まれ口はたたかないの!」
『よし準備完了だ! ゼロ!!お前を倒してやる!!』
「・・・・さあ、俺をもっと楽しませろ!!」
今までの怪人とはケタ違いの戦闘力であった、攻撃を何発も当てるが全くびくともしない。
「これが攻撃か? ぬるい! ぬるいぞ!!」
そういい反撃の一撃をする、その一発で大ダメージとなってしまった。
『この!!』
シルバーパックも応戦して不意打ちをするが全くびくともしない。
「貴様も蚊のような攻撃だな!! 粉々にしてやる!!」
ゼロは空に腕をかざす、その合図と同時に手に巨大な剣が現れた。
「ブロン・ソード・・・この剣で貴様らの正義を打ち砕いてやる!!」
2発3発とシルバーパックに攻撃を当てる、その攻撃のダメージでその場に倒れてしまった。
『シルバー・・・・っく、こうなったら合体だ!』
『わかった!』
そういいシルバーのロボットは分解した、そしてシルバーパックとピクシーロボが合体するのであった。
『そいやこの合体久々だうぇ~い』
シルバーパックがアーマーのようになりそして巨大なキャノン砲が装着された。
『そいや名前は・・・・?』
今更だが、この合体後の名前がない。
『・・・シルバーピクシーだ!』
『なんか発送が安直だな』
「おしゃべりは終わりか?」
そういいゼロが攻撃を仕掛けてきた、だが今度の攻撃は耐えれたようでシルバーピクシーはよろめくことなく立っている。
『うぇい、さすがパワーアップ、これぐらいの攻撃じゃびくともしないぜ』
『よし反撃開始だ!』
シルバーピクシーのキャノン砲にエネルギーが装填される。
『行くぜ! フルストリップキャノン!!!』
その巨大なエネルギーは確実にゼロに当たるのであった。
『やったか・・・!?』
いまだにあたり一面粉塵が飛び散る、そしてその煙が消えるのを5人は待った。



「ふふふ・・・・・・・」
「ど・・・どうしたんですか?」
「いや・・・足手まといの次は自暴自棄か・・ってね」
レイさんは言葉に困っていた、だが急にビリーが歌を歌い始めた。
「れっつごー ごーごー ソウオンジャー 近隣住民かえりみず 爆音全開 フルスロットルだぜ~♪」
それは昔やっていた戦隊シリーズ”爆音戦隊 ソウオンジャー”のオープニングであった。
「ど・・・どうしたんですか?」
ビリーは突然歌ったことによって、何かが吹っ切れた。
「いや・・・、もう帰りますわ・・・頭冷やしてからまたきます」
「あ・・・はい」
ビリーは寂しそうに店を出た、そしてポケットからバイクのキーを探る。
「ん・・・・・・・・」
ビリーは周りを見回した、何回もしつこく入念に見回した。
「ん~~~~~~・・・・・・」
だがビリーがその事態に気づくまで時間がかかった。
「ボクのバイクねえし!!!」
何度か叫んだ後もうやる気を失ったのかうなだれるように歩いて駅へと向かった。
「盗難保険・・・入っておいてよかったヨ・・・・・」
そして駅で切符を買おうとしている時であった。
「よう、奇遇だねビリー君」
「ん・・・・ああミンスーさんじゃないっすか」
死んだような目をしている、だがそんなことを忘れさせてくれるような明るい口調で酒を誘ってくれた。
もう飲んで今日のことを忘れたかったブラックは何も考えずについていったのであった。
そのころ、5人は。
『ぐぁ・・・・こ・・・こいつ化け物かよ・・・』
『シルバーパック負傷・・・これ以上合体形態を維持できないよ・・・!』
『これまでか・・・・』
そこにはゼロを前になすすべなく倒れていたシルバーピクシーの姿があった。
「これがお前らの全力の攻撃か?」
実につまらなそうな声で言った。
『な・・・なんだと!』
レッドが少し頭に来たのか強引に立ち上がらせた。
『レッド落ち着いて!これ以上動いたら壊れちゃうよ』
『でも今こいつを倒さないと町が・・・』
そういい背中のウイングの出力を最大限にまで上げた。
『俺達が・・・、守らないといけないんだ!!』
想像よりも急激な加速に成功しゼロの胸部に攻撃が命中した、だがゼロは全くダメージをうけていないようだった。
「興覚めた・・・・ん・・・・ぐぁ・・・・・」
確かに先ほどの攻撃ではダメージを与えられていなかった。
だがレッドの攻撃は確実にゼロにダメージを蓄積させていたのだった。
その蓄積されたダメージが、この一撃で致命打になる。
「これは・・・あの時の蹴りのダメージ・・か・・・!?」
ゼロの体にヒビが入っていく、そして全身のにそのヒビが入った時ゼロは動かなくなった。
「ぐぁ・・・・・・さすがだ・・・さすがだよ!レッドォオオ!!!」
その最後の悲鳴は永遠に聞こえるかと思うほど不気味であった。
『強敵だったな・・・・』
『うん・・・ロボット壊れちゃったね』
『スーに悪いけど直してもらうか・・・』
4人は辛勝ながら勝てたことをお互いに褒め称えた。
その頃ビリーは。
「~~んもぉ~、ボクなんていてもいなくてもおなじなんすよ~」
「そうか~」
「やってらんねえっすよ~、みんなだけずるいっすよ~」
「なら俺にいい方法があるけど、どうだい?」
「ん??」
「ここで話すのもなんだから・・・」
そういいミンスーは立ち上がる。
「じゃあついてくっす」
そして店を出た、そしたらスーツの男達がいて車に入れられる、酔っているビリーは何の違和感もなく乗り込んだ。
「さて、パラダイスへと行こうか・・・・ビリー君」
ミンスーの思惑通りビリーはホイホイついていってしまった。


次回予告

リー「ビリーの野郎いねえし、どこいったんだよ!」

レイ「なんだかんだいって・・・仲いいですよね」

スー「だな」

リー「は? そんなんじゃねーし」

ウィカ「うぇーい、愛は地球をすくいますよ!」

レイ「まあ・・・次の話は久々のギャグ回ですし、ゆっくり休みましょう」

スー「まあ・・・なんだ、毎回ギャグ回みたいなもんだけどな」

次回 第35話「束の間の時」 お楽しみに



脱衣戦隊 ハンラマン 32話

2013-12-07 15:12:07 | 小説


第32話 「執念の悪魔」

ミンスーは自室にこもっていた、なにやら雑誌を読んでいるようである。
まるでクリューの作戦などには興味がないと言った表情だった、本当ならクリューが大きなミスを犯して失脚をすればいいと思っているからである。
そのミンスーの背後に忍び寄る影があった、その影は殺気のようなどろどろした空気を取りまとっていた。
「・・・やあ、なんだ 生きてたのか」
「・・・・・・・・」
そういい椅子をぐるりを回す。
「ゼロ君」
「・・・・・・・レッドは俺の獲物だ・・・手をだすんじゃない!」
「全く・・・わかったよ、今回ばかりはキミの執念に負けた」
そういい椅子から立ち上がりウイスキーを手に取る。
「キミが先に攻撃を仕掛けるといいよ、それなら文句はないだろう?」
「・・・・・・」
「警戒しないでいいよ、キミみたいに他人の邪魔なんてしないから  さ」
ミンスーはブリトニーの事を言ったようだ、その挑発に対してゼロがムキになる。
「貴様っ!!」
「怖いよ、仲間じゃないか、仲良くやろうな?」
「ふん・・・貴様もせいぜい、寝首を掻かれないように、気をつけるんだな」
殺気を放つゼロに対しておどけた表情で両手を肩の位置にまで挙げて降参したかのようなポーズをとる、その表情を見たゼロはよりいっそ憎悪を増したような表情になった。
そして何もせず部屋から消えるのであった。
「驚いたよ・・・、まるで実体なんて存在しない・・・まさに無の存在なわけか・・・」
驚いたという言葉とは裏腹に半分は呆れたといったほうが正しいような表情でいた。
「自分が生み出したまやかしの憎悪に飲まれる・・・、本当に無に化すつもりかなぁ」
そしてまた、興味がなさそうに雑誌を読み始めるのだった。
「いらっしゃ~い、リーさん一人だけですか?」
「ん?ああ、今日は来る最中誰にもあってないな」
アトモスフェアはいつもどおり閑散としていた、みんな仕事なんだろうと思いリーはとりあえず席に座る。
「飲み物はどうします?」
「ブラックで」
「はい、ガムシロップ入りですね」
そういいガムシロップが入ってる”ブラック”コーヒーをおいしそうにいただいた。
「やっぱりブラックコーヒーは最高だ」
その後、適当に世間話とリーの仕事自慢が始まってから数分後、次々と人が現れ始めた。
「おや、リーちゃんこんちは」
「モディさんにウィカさん、仕事終わったんですか?」
「うぇい、そうなんよ。終わってここに来ようかなって思ったらモディさんに会ってね」
「おふたりは飲み物どうしますか?」
「んじゃあ、熱燗で」
ウィカはビシッとポーズをキメる。
「ええ!? まだ夕方にもなってないよ!」
「ジョークっすよモディさん、ジンジャーエールでよろしくっす」
「じゃあ・・・ウチはレモンティーで」
「分かりました、すぐ作りますね」
3人がレイさんと談笑をしていると、慌ただしく1人入ってきた。
「やっとこれたー、レイさん! 烏龍茶でいいんで、飲み物ください」
ユズィも到着して、あとはビリー1人だけになった。
「はいはい、待っててくださいね・・・」
夕方近くになり、普段だったら全員揃ってる頃を過ぎてようやくビリーが現れた。
「おや、ビリーさんじゃないっすか~?」
「ビリーちゃんお疲れ様」
「・・・・お疲れ様」
「どうしたんですか?元気ないですよ」
「いえ、なんでもないですよ、とりあえずコーラください」
「・・・はい」
ビリーに元気がないように思えたが、コーラを飲んでるうちにいつものビリーに戻ってきたので、レイさんは心配ないだろうと世間話をし始めた。
そして時間もだいぶ良くなってきたので、皆で鳥定にでも行こうかと思ったときであった。TVに臨時ニュースが流れてきた。どうやらオッパーブのしわざのようだ。
「大変です!怪人が暴れてるみたいです!」
「っち・・めんどくせーな」
「うぇ~い飲む前の運動にはちょうどいいんでねえの?」
「そんなこと言ってないで真面目に戦おうよ」
「よし! ちょっと距離があるから・・・ビリーさんレンタカーをお願いします!」
だがビリーの表情はあまり良いものではなかった。
「・・・嫌っす」
「おい!ビリー テメーなに言ってるんだ!」
見かねたリーがビリーに言い聞かせようとする、だがビリーは言い返す。
「お前らはパワーアップしてるけど、ボクだけ初期のままなんだぞ!!・・・やってられるかよ」
確かに今までの怪人より遥かに強い敵を相手にするには、初期のままでは危険であった。
「ビリーちゃんどうしたの・・・?」
「みんなにはわからないんだよ、ボクだけ危険性の高いスーツで戦い続けてるんだ、怖いんだよ・・・」
「うぇい・・・・、でも、オッパーブから市民を守れるのは、俺らだけじゃないっすか、ビリーさんも正義のヒーローって言葉気に入ってたじゃないすか」
ウィカの言葉でビリーは一旦落ち着いた、だが返事は一向に変わる気配無い。
「とにかく・・・、僕がいたら足手まといだから・・・ここに残る」
「勝手にしろ!」リーは言い放つ。
「・・・・気持ちはわかんなくもないっすよ」
さっさと出て行こうとするリーにそれを静止するウィカ。
「ビリーちゃん・・・・こ・・今度一緒にスーちゃんのところいこうよ!」
「俺はビリーさんならきっと立ち直ってくれるって信じてるっすよ」
そういいユズィは自分のために買ってきたはずのプロテインをビリーに渡した。
「・・・ごめん、今は力になれそうもない」
力ない一言を聞いてから4人はタクシーで神奈川に向かった。


「俺の名前はガムテープ男爵! どんな敵でもぐるぐるまきだぜ!」
「オッパーブ!お前らの悪事もそこまでだ!!」
「きたなハンラマン!! 俺のこの特性粘着テープで・・・」
そう言いガムテープを思いっきり引っ張った、そして油断した瞬間に、粘着部分がくっついてしまった。こうなってしまってはもう、綺麗にはがすことはできない。
「くそ・・・あれ・・・」
必死に剥がそうとするガムテープ男爵。
「おい、どうした?」
リーはなぜか心配になってしまい、ガムテープ男爵に質問をする。
「ああ・・・多分・・・大丈夫だ、ちょっと待ってて」
「おう、待ってるよ」
「サンキューな!」
待つと言ったが、相手が隙を見せまくってくれている状況を見過ごす必要性が全くない。
4人はしっかりと必殺技の準備を始めた。
「よし! いくぞ!」
「おう!」
「え??」
ガムテープ男爵がガムテープをはがしている間に、CD手裏剣、酔拳、剣道の突き、そしてブレーンバスターが炸裂する。
「ぐおぉおおおお! お前らああああ!」
「油断しすぎだ、バカめ!」
しかし、皆の必殺技を受けたのにかかわらず、まだ余力があるようだ。
「くそ・・・、お前らは許さねえ・・・、マニアックなAVみたいにぐるぐる巻きにしてやんぜぇ・・・」
かくして戦いは始まった。
「キャッチーよ来い!!」
「アニキー!!」
怪人の掛け声と共に現れたキャッチーがハンラマンに遅いかかるがそんなものまるで路上の小石を蹴飛ばすかのように一蹴した。
「うぇーい、こんなの晩酌前っすよ~」
「なにー!!だが・・・」
そういいガムテープを投げつけた、それによりブルー、イエロー、ピンクが縛られてしまう。
「みんな!?」
「うぇい、ぐるぐるっすぁ・・・」
「うぁ・・・なんだこれ!?」
「ふははは!最初からこれが目当てだったのよ!」
「ぐぁ・・・レッド!!」
レッドだけ無事であったがこれはむしろピンチというべきであった。このままもし、キャッチーが出てくれば、レッド一人では防ぎようがない。そうなると市民への被害になる。
だが、ガムテープ男爵は予想とは全く違う行動をした。
「こいつらの命は俺が預かった!!」
そういい残し怪人は3人と共に姿を消した。
「みんな・・・・くそっ・・・やつらの狙いは何なんだ!?」
「くっくっく・・・クククククク」
レッドは恐る恐る後ろを振り返った、するとそこにはあまり会いたくないと思う人物がいた。
「レッド、レッドォォォォ・・・久しぶりだな!!」
「てめぇ・・・確か」
「そうだ、俺は三現神のゼロ」
「みんなを・・・仲間を返せ!!」
そういい攻撃を仕掛けたレッドだがほとんど何も出来ずにいなされた。そして勢い余って倒れてしまう。
レッドが倒れている最中にゼロは指を鳴らす、その瞬間に異空間へと移動した。
「仲間を返せと言ったな? なら・・・・俺を倒すしかない」
「お前なんか3カウントで終わらせてやる!」
激しい攻防戦が始まった、下着フォームによる脱衣パワーの開放を全開にする。こうすることよって一時的だが飛躍的に戦闘能力が上がるがこの戦い方では大体10分も変身できないのであった。
ゼロが一発入れればレッドが一発入れる、攻撃力ではどうやらゼロのほうが上と判断したレッドは、攻撃を避けることを専念していたが、その圧力から逃れることが出来ないのか次第に攻撃が当たり始めた。
「違う・・・前のときはもっとすごかった・・・」
「何を・・・・」
ただ逃げているだけでは勝負にならない、レッドはカウンターのチャンスを伺っていた。
そして相手の攻撃が雑になった時を見計らい、思いっきり腹を蹴る。
「よし! 決まったか!?」
「ダメだな、そんなのでは俺は倒せない」
「なに!?」
ゼロはちょっと力を込め、右腕を振り回した。その攻撃でユズィは吹き飛ばされる。
倒れているレッドに対して、ゼロはつまらなそうな顔で近寄る。
「ぜぇ・・ぜぇ・・・」
「俺の・・・見込み違いか・・・」
「まだだ!」
だがレッドは諦めていなかった、一人ながら必殺技の型にもちこむ。油断していたゼロの足元を狙いよろけさせ、直ちに体勢を整えて飛び上がった。
「一人じゃ不安だけど・・・くらえ! ブーーストキーーック!!」
不意をついたのが幸いし攻撃は見事に胸部に命中、だがゼロは平気な顔をしている。
「・・・・・・つまらない」
そういいやっとの思いでたっているレッドを振り払った。



次回予告


ユズィ「くそ・・・、コイツ強い・・・」

ゼロ「クックック・・・ いいのかぁ?」

ユズィ「な・・・なにがだ!?」

ゼロ「次回予告しなくても・・・いいのかぁ?」

ユズィ「なんだと!」

ゼロ「クックック・・・余裕のないお前の代わりに俺がしてやろう」

ユズィ「そうしてくれると助かるぜ!」

ゼロ「次回は・・・俺とレッドとの戦いの決着だ!」


次回 第33話「正義のために」  お楽しみに!




なんだか アニメのサムライフラメンコが 似たりよったりな気がしてきました


まぁ




こっちの方は完全な変質者なんですけどね



ゆるーい雰囲気というか



ってなわけで



ノイ○ミナかなんかでアニメ化しないかなぁ?





脱衣戦隊 ハンラマン31話

2013-11-29 13:27:28 | 小説
  

第31話「夏だ!! 海だ!! 怪人だ!?」

8月某日、直射日光が厳しい季節であった。
ユズィの海に行こうという話が盛り上がり、本当に行くことになった。この時ちょうど予定が空いていたスー司令と、レイさんも一緒に海水浴に来ることになった。
行きの車では、ユズィとリーとウィカがテンションを上げている。
モディだけは車酔いをしたらしく、気持ち悪そうに伏せていた。
そして、海水浴場につくやいなや、ウィカとユズィとリーは子供のようにはしゃいだ。
「いやっほ~~~う!!」
「俺のブーメランみせてやんぜ~~!」
ウィカとユズィとリーが思いっきりはしゃぐ。
「あんまりはしゃいで遠くまでいかないでくださいよ!!」
「まあまあ、たまの休みなんだしさ」
「でもスーさん・・・やっぱり戦士なんだから緊張感を持ってもらわないと」
「うー・・うー・・・・・気持ち悪い・・・」
熱中症と車酔いの両方が同時に遅いモディはダウンしている。
「帰りの運転があるし僕はちょっと涼みがてら休んでますよ」
「同じく」
「じゃあ、ボクは遊びに行ってきますね~」
「うー・・・変な男には気をつけてね・・・」
「大丈夫ですよ! こっちには3人も正義の味方いますから」
そういい元気良く海のほうへと走っていった。
「スーさん・・・」
「ん?」
「何でボクだけパワーアップなしなんですか?」
その問いに一瞬だけ間を空けてから答えた。
「ビリーさんもパワーアップするはずだったんだけど・・・・、これ以上パワーをあげたら制御できなくなっちゃうから」
半裸パワーは、ハッチャケる力である。基本的にハッチャケてるブラックにとって、これ以上のパワーアップは自分への負担が大きくなるのでリスクの方が圧倒的に多いらしい。
「そうなんすか・・・」
「今度、何かしらの方法でパワーアップさせるからそれまで待っててよ」
「いやいや、いつも忙しくしてるんであまり無理しないでくださいよ」
「これからの敵は全部・・・・一筋縄じゃいかなそうだし」
「うー・・・ビリーちゃんなら平気だよ・・・ううーー・・・今のままでも十分強いし」
「・・・モディさんありがとう」
「うー・・いいえ・・・」
ビーチパラソルの影に縮まるように座り込む3人であった。
「おーい! ビリー スー! 早くこいよーー!」
「いや、遠慮しておく」
「ったくよー、お前等本当にめんどくせーな、本当はあそびたいんだろ?」
「帰りの車の運転があるんだよ!」
リーの発言に終始キレ気味のビリーは不貞寝をしてしまった。
最初のうちは混雑であたりからさまざまな会話が聞こえていたのだが急に状況が悪化した。
「ぐはははは! 俺様は出歯亀男爵様だ!! 貴様らを盗撮してネットに流し込んでやる!!」
「きゃーーー!!!」
「ぐへへへ! 可愛い娘じゃないか! 水玉模様のビキニは俺の好みだぞ! こっちのスレンダーな彼女もいいな! いやこのムッチリ系の娘もなかなか・・・」
ものすごい勢いで全身に仕込まれたカメラを使いその無防備な姿をフィルムに納めていく。
「ぐへへ~~!逃げても無駄だぞ!!」
「きゃーーーー!!」
「ぐへへへ!海なのに競泳水着か!!」
「きゃーーーー!!」
「こっちのきわどい水着もなかなかだな!」
「きゃーーーー!!」
「ぐへへへ・・・・・ってなんで中々こねえんだよ!!」
「待て! この変態!!」
「出たなハンラマン! で・・・なんで俺のときはオッパーブじゃなくて変態なんだよっ!!」
「うー・・・どっちだって馬鹿には変わりないじゃないか・・・」
「いいか・・・この悲鳴の半分はお前たちに向けられてるんだぞ?」
痛いところを突かれたと思ったがブルーは冷静に突っ込んだ。
「街中ならまだしも・・・・ここは海水浴場だよ・・・? 半裸ぐらいみんなもっと露出してるでしょ・・・」
言葉で混乱させようと思ったのだが逆に黙ってしまった怪人だった。
「ぐ・・・俺様は弟のスキャンダル男爵の仇をうちに来たのだが・・・仕方ない俺の私怨で倒すことにしよう!」
威勢よく現れたが、事実これたのは2人だけだった。
「よし! 来たぞ、モディさん変身だ!」
「うん!」
「超脱衣!」
残りの3人はというと、ビーチパラソルの影にいた。そこではレイさんの膝枕ではなく、アイス枕1つを3人でわけあってる姿があった。
「あぁ・・・・日差しが・・・・」
うつろな目線のウィカがいる。
「波が・・・・」
真っ青な顔で今すぐに吐きそうなユズィがいる。
「・・・・・・・・・」
一言も発せず目を手のひらで覆っているリーがいた、3人は日射病と疲労でダウンしているのであった。
「あーあ・・・・3人ともすぐにダウンしちゃって、もうちょっと遊びたかったなぁ」
「うん、残念だね・・・、というか騒がしくない?」
「あれ? そういえば・・・」
スーは立ち上がり、様子を見てくると言った。
その頃2人は出歯亀男爵と対峙していた。
「たかが2人程度にやられる俺様ではないわ!」
「知るか! やってやるさ!」
「ウチが支援するから、ビリーちゃんは相手の攻撃を避ける事だけに集中して!」
「了解!」
ブラックが前に出てブルーが後方支援をする。
だがブラックのパワーでは押さえきれずに振りほどかれた。
「この程度か!!」
「待て!! 俺もいるぞ!」
シルバーも加戦しにやってきた、これにより3vs1になったのであった。
「ほう?それでもたった3人だ、つらいなぁ?」
「お前程度なんて1人で十分だ!」
ビリーが強がりを言うが怪人も余裕の表情だった。
「ブラック、少し落ち着くんだ」
「・・・大丈夫っすよ、落ち着いてます」
なぜかイラつくブラック。



「ぐへへ!! フィルム攻撃!!」
そういいカメラ用のフィルム型爆弾を投げてくる。あまりの数で捌ききることが出来ずに攻撃をまともに受けてしまった。
「ぐっ・・・なんてパワーだ」
ハンライザーが強化されているブルーと元々強化済みのシルバーは耐えることが出来たのだがブラックは衝撃が吸収できずに後ろに吹き飛んでしまった。
「っち・・・こんなのまだまだ!!」
「報告どおりだな! そこの黒いの!!」
「なんだ・・!?」
ニヤニヤしながら怪人は言う。
「貴様が足を引っ張ってるんだよ!!」
「・・・・うるせえ!!」
「挑発に乗るなブラック!」
「そうだよ! そんなことないから!」
「っち・・・ボク一人で倒せることを証明してやる!」
挑発に乗ってしまったブラックが手痛い反撃を食らってしまう、ブラックはその後踏みつけられて身動きが取れなくなった。
「ぐへへへへへ!! やっぱりお前は雑魚だな!」
「っち・・・勝手な行動はするなって言っただろ!」
「ぐ・・・・」
「ひとまずウチが引き剥がすからその間に・・・」
「ああ・・・」
そういいブルーのCD手裏剣が炸裂、連続攻撃を捌ききれなった出歯亀男爵は後ろに下がる。その一瞬の隙をつきブラックを脱出させた。
「ぐ・・・評判どおりだなその下着フォームの力はっ!」
「まだまだこんなもんじゃないからなっ!」
モディは秘蔵のCDに手を出した。
「本当は使いたくなかったけど・・・・・・」
「そ・・・それはっ!!! 人気声優"平田愛”の幻のデビューシングル!!!」
「そうだ! しかも先着50名までにしない・・・サイン入り!」
「!!!!!」
「さらに・・・主題歌になったアニメの声優達のサインまで入ってる!」
怪人は目の色が変わった。
「くらえっ!!」
「ぐへへへへへ!!俺にとっては栄養みたいなもんだっ!!!」
そういいわざわざ攻撃をくらいに行く。
「ん・・・・く・・・・なんだ・・・これは・・・」
「ふふっ、そうだよ! これは偽者だ!」
「ぐぁ・・・くそっ!!だましたな!」
だがダメージの色は濃く足元が定まっていない、今のうちがチャンスだといわんばかりに3人はフォーメーションを組んだ。
「ええと・・・じゃあ、今回はモディさんのフォーメーションにしますか」
「うん、よぉし・・・」
そう言いモディは大量のCDを取り出した。
「ハンラフォース!! CD乱れ桜!!」
ブルー中心に3人でCDを思いっきり投げつける。
まるで散りゆく花びらのような攻撃だが、考え出したのは春が終わった頃だったので、危うくお蔵入りしかけた必殺技だった。
「ぐぐ・・・こうなったら!」
そういい巨大化薬を取り出し口にした。
「ぐへへへっへっへ! お前らをぺしゃんこにしてフィルムに挟んで持ち帰ってやるわ!」
「っち・・・ピクシーロボがいない、このままじゃ!」
「大丈夫だ!こんなこともあろうかと・・・」
そういい携帯を取り出し、どこかに電話をかけた。
「自動で発進するシステムをつけたんだ、この携帯に向かって飛んでくる!」
「おー!さすがスーちゃん!」
「だがどうするんだ?肝心の3人はダウンしてるぞ?」
シルバーが厳しい口調で言い放った。
「いや、ボク達で動かすしかないでしょう」
3人は覚悟を決めてロボットに乗った。
なれない操縦に戸惑いながらだが確実に善戦をしていく。
『っく・・・後ろのウイング!!出力が足りないぞ!』
『今手一杯なんだ・・・』
『二人とも落ち着いて!!』
「大したことないな!」
そういいフィルムを巻きつけてきた。
『なんだこのフィルム・・・エネルギーを吸い取ってる!』
『ブラック!早く出力をあげて離脱するんだ!』
『やってるつーの!』
このままでは万事休すというところだったが自棄になったブラックがウイングの出力は最大にまで上げた。
『おっ・・・おお!!』
瞬く間に怪人に突っ込んだ、その拍子に偶然にも馬乗りになったのでトドメの一撃を食らわせた。
「ぐああああ・・・ 偶然・・・負けるなんて!!」
怪人の負け惜しみが聞こえるのであった。
「・・・・強敵だったね」
「ああ」
「あんなの、どーってことないっすよ」
言葉とはうらはらにビリーだけはなぜか浮かない表情だった、そしてシルバーはいつも通り、知らぬ間に姿を消すのであった。


次回予告

ユズィ「なんか・・・嫌な予感がするんだよなぁ・・・」

レイ「どうしたんですか?」

ユズィ「いや・・・生きてる気がするんだよ」

モディ「誰が?」

ユズィ「・・・・いや、気のせいかな・・・」

レイ「ま・・・まさか? オッパーブの幹部の・・・」


次回 第32話 「執念の悪魔」 お楽しみに







水着回って重要かなって思ったんですが





元々 下着でしたよね




さすが ハンラマン!




脱衣戦隊 ハンラマン 30話

2013-11-19 11:15:49 | 小説



第30話「オッパーブ究極の接待」

「ご指名ありがとうございま~す、ミイで~す」
「ほうほう、いつ見てもスタイルがよくて可愛いじゃないか」
だが明らかに目線は胸のほうにいっている。
「きゃっ!どこを触ってるんですかぁ~~?」
「いいではないか~、しかし中々のさわり心地だったぞ、前よりも一段と美人になったしな!」
そういいソファーにふんぞり返るように座っている中年の男が下品な目つきで見ていた。
「そんなことないですよ~、警視総監のようなカッコいい人に言われるとテレちゃうなあ」
そう言うとミイは寄りかかるように頭を胸のところにこすり付けた。
「ふははは! ミイよあまり無礼の無いようにしろよ」
「クリューさま!ひっどーい、私と警視総監との仲ですよ~?」
「おいおい、ここでは俺のことはウソーと呼んでくれよ?」
「ごっめ~ん、じゃあ~ウソォ~この前買ってもらった車なんだけどね~、あの車でさ、ちょっと違反しちゃって~」
「なあにそんなことたやすい、すぐにもみ消してやろう」
「やった~」
そういいミイという女はウソーに抱きついた。
「ではウソー様、私はここでお邪魔させてもらいますよ」
「クリュー君も気など使わなくていいのだよ」
「いえいえ、ウソー様のお邪魔になるようなことは出来ませんからな、それにいつもご贔屓にしてもらっている御礼ですよ」
そういい指を鳴らす、そうしたらウエイターがやってきて高級そうなウイスキーを持ってきた。
「ほうほう・・・グレンリベットの49年ではないか・・・わかった、俺のほうも尽力しておこう」
「ありがたきお言葉でございます、ミイよたっぷりお注ぎしてやれ」
「はあい、ねえ?ウソォ~私も飲んでいい~?」
「ああ、かまわん。好きなだけ飲め!」
その言葉を聞き不適な笑みを浮かべたまま席を立ち店の奥にへと姿を消した。
クリュー自室にて。
「およびでしょうか?」
「呼ばなければ貴様のような男など部屋に入れなどしない、ブリトニーに続きゼロまでも・・・これ以上の失態は許されないぞ、お前はちゃんと奴等を倒してみせろよ」
「わざわざそれを言うために呼んでくださったのですか」
ミンスーは軽い表情で返事をする。
「大丈夫ですよ、ボクはあの変態達とは違いますからね」
「貴様も十分変態だがな」
「それは心外ですよ、クリュー様」
「ふん・・・・まあいい、まずは手前の力を見せてみろ」
「とりあえず刺客を1人送っておきましょう」
「わかった、よし下がってよいぞ」
「はい」
ドアが静かに閉じられた、そこにはまだあの不気味な感覚が残ったままのようである。
「よろしいのですか?あのような男を・・・・」
「マネジャーよ・・・あの言葉は貴様にも当てはまるのだぞ?」
「承知しております、私にも考えがあります。あいつとは別に行動をさせていただきます」
「ふん・・・好きにしろ」
「では、私はこれで・・・」
1人になった自室でようやくため息をつくクリューの姿があった。
「かんぱーーーーい!!」
1杯目のお酒をまるで水のように流し込む8人のがある。
5人と司令、レイさんと偶然店に居合わせたムナさんの8人で居酒屋”おとぎ話”に来ていた。
古風な空間がまるで本当に絵本の中にでも入ってしまったかと思うような感じが気に入っているのだが値段が少し高いのでこういった特別な日にしかいけないのであった。
「メニュー、メニューと・・うぇい・・・ここ焼酎ばっかじゃ~ん」
「俺は何でもいいんだけどな」
「ん~じゃあボクは蒲公英(たんぽぽ)のロック」
「俺もそれでお願いします!」
「2人はそれしか飲まないんですか・・・?あ・・・私とりあえずウーロン茶で」
「じゃあ・・ウチはレモンサワーかな・・・でもおなか空くねえ」
「とりあえず食べ物だよ・・・たこわさに・・・たこキムチに・・・からしレンコンに・・・」
「ボクは梅酒のロックで~」
8人もそろえばどんな場所でも宴会場のようなものであった。
ユズィが無事にバイトを見つけ働けたので話題もその方面のことが中心であった。
「いやあ~見てくださいよこの筋肉!!」
「よっ!!さすがユズィさん!!」
「待てよ、スーのほうがすげえぜ?」
「え・・?なにそのキラーパスは!?」
「うは~~、今日は筋肉祭りですね~~!!」
「・・・・・・」
露骨に筋肉自慢をし始める男たちを遠目にムナは軽く引いているのであった。
「うぇ~い、なんだか日本酒じゃなくてもよくなってきたぜ~!」
今までの激戦のことを忘れるように騒ぐのであった。


「うぃ・・うぃ~~~」
「あ~~、ウィカさんがダウンしてます」
「こっちもユズィがだめっぽいな」
「今回ビリーちゃん酔わなかったね?」
「ん・・・?ああ、最近ちょっと太るからお酒控えててね」
6人は無事に店を出た、次の日用事があるというムナさんと司令だけは先に帰ったが夜もいい時間になっていた。
「ほんと司令には頭があがんないよ~うぃっぷ・・・」
レッドが発言しようとするたびに何か違うものまで出そうな感じである。
「だよね~、休みの日にはピクシーロボのメンテナンスもしてるしね」
「本当ですよ!みんなもっと丁寧に乗ってください!」
「うぇ~~い! ロボットは無茶するもんっすよ~~~!!」
「と・・・とりあえずこの2人をどこかに押し込みますか・・・」
「だな・・・・その後ファミレスでもいくか」
「賛成、そうしよう」
こうして8人の戦士達の厳かな宴は終わりを告げるのであった。
「トーマ君、なぜ奴等・・・H01~05までを攻撃しなかったのだ?」
「あの状況を見て現場の我々で被害が少ないと判断したからです、それよりも周りを覆っていた黒ずくめのほうが危険だと思われました」
「全く・・・いいかね?奴等が何者かわからないのだぞ、悪の芽は摘んでおくものだ」
「お言葉ですが・・・・、すべてを悪と決め付けるのは少々強引かと思われます」
その言葉の後座っていた椅子からその重い腰を上げた。
「いいかね? もしもではすまないのだよ、あいつらが味方という保障など無いのだ、わかったかね?」
「わかりました・・・・・」
一瞬の間の後、「ウソー警視総監・・・」トーマはつぶやくように言ったのであった。
「わかってくれればいいのだよ、我々人類の切り札にもなりうるこの”アレウス”という特殊部隊、ぜひ正義のために力を使ってくれたまえ」
「わかりました」
「後だ・・・・キミのことを疑っているわけではないが・・・監視を2名ほどつける」
「わかりました・・・・」
「さあ、仕事もあるだろうからな、もう話は終わったよ」
「はい、では失礼します」
トーマは帰りの廊下の時すでに怒りで押さえることが出来なかった。
「何が・・何が正義だ、我々のトップともあろう方の目は盲目なのか・・・?」
何度ハンラマンが味方なのかもしれないと報告しても一向にその発言を認めることが無く、挙句余計に風当たりが悪くなる一方であった。
「あいつらと・・・・どうにかして連絡はとれないものか・・・」
自分の正義を分かち合えるかもしれない存在に心が揺れるトーマだったが警察の権力の前に屈することになってしまったのであった。
そのころ司令は。
「ダメだ・・・このままじゃきっとピクシーロボで敵わない敵が出てくる・・・」
司令は実は一口もお酒を口にしていなかった。
そういいさまざまな強化のための作戦を考えている。
「ダメだっ・・・・全然思い浮かばない・・・」
そんな弱音を吐いている時であった。
いつもなることの無かったファックスに何者かからファックスが送られてきた。
「・・・・・!??」
そのファックスを見て司令は驚愕する。
「これは・・・・・」
司令は誰にも見られていないことを確認するとそれをファイルに閉じてしまってしまったのだった。
「・・・・・・・こ、これなら恐らくは」
送り主はわからない、だがこのファックスが確実に戦況を変えることだけは確かであった。
「このファックスの送り主は一体誰なんだ・・・・?」
スー司令は一人で黙々と作業を進めるのであった。


次回予告

レイ「なんだか・・・オッパーブでいかがわしい事が行われてる予感がします」

ムナ「そうですね・・・でも、なんで男性ってああいう場所が好きなんでしょうか?

スー「え・・・? 俺は・・・行った事な・・ないよ?」

レイ「へぇ・・・・」

ムナ「ふーん」

スー「何このカオス・・・」

レイ「さて、次回はどんな話でしたっけ?」

スー「ええと・・・確か海かな・・・」

ムナ「ああ、水着回ですか」

レイ「やっぱり男性って・・・」

スー「えー・・・」


次回 第31話「夏だ!! 海だ!! 怪人だ!?」 お楽しみに





このシリーズで一番力を入れてたのは



タイトルと




この ふわふわな感じですね




こんな 適当なヒーローいていいのかという




あやふやな感じにしました



こんな感じで あと17話程度続きますが



ご了承ください




脱衣戦隊ハンラマン 29話

2013-11-10 16:15:47 | 小説
第29話「ゼロ 始動」

「どこに行ったのだ! ゼロー!!」
「クリュー様! ゼロ様の姿は見えません!」
「あの馬鹿め・・・、おちおち上之新支店の経営についての会議もできないではないか・・・」
そこにどこからともなくミンスーが現れた。
「ゼロなら出かけましたよ」
「な・・なんだと!?なぜ止めなかった」
「レッドを倒すってね、張り切ってたもんだからツイ」
クリューはしばらく頭を抱え込むがすぐに立ち直り会議の方へと向かった。
「ヤツが戻ったら伝えておけ!! 貴様も後がないということを理解しろとな!」
「仰せのままに・・・・」
ミンスーは不気味な表情で見送った。
「あいつに目つけられたヤツ・・・確かレッドだっけかな・・・・」
そういい咥えているタバコを指で消した。
「不運だな・・・・かわいそうに」
ユズィはそのころようやくバイトをしていた、ビリーの知り合いの倉庫の積荷をパレットに降ろす仕事である。
「邪魔だユズィ! フォークリフトで突き刺してほしいのか!」
「ひぃ!す・・・すみません!」
「よし、そのパレットに荷物を載せろ」
「げ・・・1個30kg・・・」
ユズィは重い荷物ばかりを運ばされていた、そのおかげでユズィはだいぶ力がついてきたのであった。
「おい、ユズィ! 8足だって言ってるだろ!7足じゃ崩れちまうよ!」
フォークリフトに乗った先輩が怒鳴る。
「は・・はい!すみません!」
やはりガテン系なので上下関係が厳しいが、理解のある会社なので結構気に入っていた。
「ふぃ・・・・次は・・・」
「おい!ぼさっとしてるんじゃねえ!」
やっぱり理解がない会社なんじゃないかとも不安になる毎日であった。
文句を言われながらもせっせと荷物をパレットに積み込む、そして今日の大型トラックの搬入は終わった。
「ふぅ・・・そろそろ12時か・・・」
「ユズィさんがんばってるじゃないっすか~」
「あ、ビリーさん」
仕事の様子をビリーが見に来た、どうやら今日は休みだったらしい。
ユズィも丁度お昼だったので倉庫内にある立ち食い蕎麦屋”宇治蕎麦”に行くことにした。
「いやあ、大変っすよ~。この前きた10t車の積荷の伝票切れてなくて運転手ともめちゃって・・・」
「とにかくよかったっすよ~、これなら来週のユズィさん祝バイト先決定パーティーも無駄にならないっすよ」
そういい蕎麦をすする。
「ユズィさん心なしか力もついたんじゃないですか?」
「わかります? もうプロテインとの相乗効果っすよ~」
そういい腕をみせる。
「もぅ・・・おかげでお腹が減ってしかたないっすよ~」
「おぉ・・・・もりもり食べてますね」
「とりあえず・・・怪人が出なかったら来週の土曜日、夜8時に”おとぎ話”に集合っすよ~」
「了解っすよ!」
そういいビリーは帰っていった。
ユズィはすすりかけだったソバを口に詰め込み水で流し込んだ後に店を出た。
「さあて・・・午後の積み込みの再開かな・・・」
倉庫に戻ろうとした瞬間だった。
-大変だ! 三住に怪人と思われる破壊行動があったと報告があるただちに向かってくれ!-
スー司令からの連絡である。
「うぉ・・・近くじゃないか!」
ハンライザーに送られてきた地図によると走って10分程度の場所であった。
そこにはキャッチーが暴れていた、そしてその中心にはいつもの怪人とは風格の違ったのがいる。
「そこまでだオッパーブ!」
そういい変身をする。
「おぉ・・・きたぞ!レッドだ!!」
「アニキー! アニキー!!」
キャッチーがレッドに攻撃しようとしたが突如消滅した。
「・・・・・・勝手に攻撃するなっ!!」
「・・・ア・・アニキー!!」
そういい大量のキャッチーを押しのけてよってきた。
「俺の名前はゼロ・・・・・・レッド!!!貴様を殺す!!」
キャッチーはただ邪魔が入らないように周りを囲むのであった。


「隊長・・・・すごい・・敵の数が!!」
「っち・・・状況は!」
「中心に新手のMB19とH01がいます」
その後も情報を聞き出し隊長と呼ばれた男が支持を出す。
「周りの住人の避難が終わり次第・・・・・攻撃を開始する」
「・・・・・はい」
しばしの沈黙が流れた、それはこの男はハンラマンを敵だと思っていないからである。確かに異様な姿だがもしかしたら平和を守っているのではないかと思っていた。
「トーマ警部補・・・・自分はあの半裸の連中・・・本当に敵なんでしょうか?」
「・・・・・」
隊長と呼ばれた男はトーマという、いわゆる警視庁のエリートで高い身体能力を買われ特殊部隊の隊長に抜擢された。
「上の・・・命令だ、俺にはそれに逆らうほどの権限はない・・・」
その一言の後作戦は実行されることになる。
「アニキー! アニキー!! アアニキイイキイイイ!!」
大勢のキャッチのうめき声が聞こえた。
「ん・・なんだ!?」
「攻撃用意! まずは周りにいる連中を引き剥がす!」
「炸裂弾用意!! 打て!」
「了解! 1班 2班は攻撃に専念! 3班はこちらに寄ってくる敵を迎撃しろ!」
人間達の加勢により大勢のキャッチーの群れが次第に減っていくのであった。
「人間か・・・キャッチー共! やつらを倒せ!」
「アニキー!!」
「ひるむな! ひきつけてから一斉に撃て!」
「了解!」
口実上はハンラマンにも攻撃をすると言っていたが、トーマはキャッチーにだけ攻撃をしていた。
「ゼロ!どうやら悪運尽きたようだな!」
「・・・・いい・・・・、俺の目的は端から貴様一人だっ!!」
そういい攻撃をする、一発一発が非常に重く、さすが三現神といったところであった。
「ふはっ!!さすがさすがだレッド!!」
「攻撃が変則すぎてついていけない・・・」
「トドメだっ!! しねえぇ!!!」
だが攻撃は届くことはなかった、いつの間にかゼロが吹き飛んでいる。
「ハンラマン・・・・・」
そこには4人がいた。
「うぇい、遅くなりやっしたー」
「みんなを呼んでたら時間がね・・・」
「ったく、苦戦してないでさっさと倒せよな」
「さぁて、5人揃ったことだし・・・」
そう言い皆でゼロに向かった。
「いっちょあいつを俺らの必殺技で叩きのめしてやりましょうよ」
「久々にやっちゃいます?」
そういい5人はフォーメーションを組んだ。
「ハンラフォース!! ブーストキーック!!」
「ぐっ・・・・さすが・・・っはははは!!!」
ゼロはダメージを負った物の逃げることには成功した。
「っく・・・」
「レッド!? ・・・ダメージがひどい・・・」
「大丈夫だ、これぐらい」
キャッチーが消えたと同時に警察も引き上げていった、トーマは最後に敬意を込めて軽く敬礼をし部下も真似をするようにその場を去った。
ハンラマン達はその姿を見て、一般人達もきっと自分達の正義を信じてくれる日がくると確信をしたのだった。
「ぜぇ・・ぜぇ・・・レッドすごいや・・・レッド・・・レッド・・・・」
「へえ、お前がこんなに苦戦するなんてな」
「っく・・・・ミンスー貴様か!」
「そんなに怖い顔をしないでくれよ、それより君は重症だ、少し休んだほうがいいよ」
「何だと!!」
ミンスーは人差し指をこちらに向ける。
「ばん!!!!」
にやけた表情のままその場に立っているだけだった。
「・・・!??」
だが炸裂音も何も起こらない。
「貴様・・・何をした!?」
「あはは、キミ達とボクは味方だからね」
「・・・・・からかうのはよしてくれないか?」
「全く、君にはもう少しジョークって物が通じて欲しいな」
しかし次の瞬間に事態は急変する。
「ぐぁ・・・ミンスー・・・・き・・さ・・・ま・・・・・」
「少し休んでなよ、レッドは俺が殺しておいてやるから」
「ぐぁあああああっ!!」
ゼロは跡形もなくなるように消えた、まるで元々存在しない無の存在だったかのように・・・・。


次回予告

ユズィ「今回はやけに強敵だったなぁ・・・」

ビリー「次もうまく撃退出来るか自信ないなぁ・・・」

ウィカ「ぅぇーい! 何弱気になってるんすかー?」

モディ「そうだよ、ウチ等も確実に強くなってるんだし」

ビリー「ええ・・・・そうですね」

リー「そうか、お前だけは変わってないんだっけ?」

ビリー「ええ・・・・そうですね」

次回 第30話「オッパーブ究極の接待」 お楽しみに





これが終わったら




この前話していた  応募した小説の手直しVerをのせます





ちなみにこれは





47話もありますwwww