いやぁー
なんか
年内でハンラマン終わらそうと思ってたんですが
あと 14話近くあるんで無理そうなんで
貼れるだけ貼り付けますwww
第34話 「シルバーの正体」
「正体も知らない相手に助けられたとはな!! 教えてやるこいつの正体はな・・・元オッパーブ四現神の一人”アジス”さ!」
「なんだって・・?!」
レッドはシルバーを見る、仮面越しではあるがそれが目をそむけているのはわかった。
「本当なのか・・・?」
「ああ、ずっと隠しておくつもりではなかった・・・、だけど仲間として認めてもらえない方が怖くてな・・・・」
レッドは一瞬だけうつむいた。
「っく・・・・・ゼロだったな・・・・」
「・・・・そうだ、どうした?」
レッドがいつもよりも低い声で言った。
「シルバーは仲間だ・・・・、確かに少し喧嘩して出て行ったかも知れない・・・・だが今は一緒の志を持つ仲間だ!!」
「・・・ふはっ!!そんなことどうだっていいんだ! もういい、このつまらなくなったゲームももう終わりだ」
ゼロの言葉のあと、突然亜空間から解き放たれた。
「っく・・・・あれ?いつもの町に戻ってる・・・」
「見てくれ・・・レッド」
シルバーが指を刺した、その方向には巨大化したゼロの姿があった。
「・・・・・やめだやめだ、こんなつまらないゲームなんて」
そういい町を破壊しはじめた。
レッドは、元オッパーブの幹部だとわかってしまったシルバーを意識してしまい、声が出せないでいた。
-巨大化した怪人が現れたみたいだな! 取り合えずピクシーを送った!-
「サンキュー司令!!」
そういいレッドはロボに乗り込んだ。そこにはビリーを除く4人しか搭乗していなかった。
「・・・・やっぱりビリーさんは」
「ああ、少し時間がほしいらしい」
「ったく・・・世話のかかるヤツだぜ」
「そういう憎まれ口はたたかないの!」
『よし準備完了だ! ゼロ!!お前を倒してやる!!』
「・・・・さあ、俺をもっと楽しませろ!!」
今までの怪人とはケタ違いの戦闘力であった、攻撃を何発も当てるが全くびくともしない。
「これが攻撃か? ぬるい! ぬるいぞ!!」
そういい反撃の一撃をする、その一発で大ダメージとなってしまった。
『この!!』
シルバーパックも応戦して不意打ちをするが全くびくともしない。
「貴様も蚊のような攻撃だな!! 粉々にしてやる!!」
ゼロは空に腕をかざす、その合図と同時に手に巨大な剣が現れた。
「ブロン・ソード・・・この剣で貴様らの正義を打ち砕いてやる!!」
2発3発とシルバーパックに攻撃を当てる、その攻撃のダメージでその場に倒れてしまった。
『シルバー・・・・っく、こうなったら合体だ!』
『わかった!』
そういいシルバーのロボットは分解した、そしてシルバーパックとピクシーロボが合体するのであった。
『そいやこの合体久々だうぇ~い』
シルバーパックがアーマーのようになりそして巨大なキャノン砲が装着された。
『そいや名前は・・・・?』
今更だが、この合体後の名前がない。
『・・・シルバーピクシーだ!』
『なんか発送が安直だな』
「おしゃべりは終わりか?」
そういいゼロが攻撃を仕掛けてきた、だが今度の攻撃は耐えれたようでシルバーピクシーはよろめくことなく立っている。
『うぇい、さすがパワーアップ、これぐらいの攻撃じゃびくともしないぜ』
『よし反撃開始だ!』
シルバーピクシーのキャノン砲にエネルギーが装填される。
『行くぜ! フルストリップキャノン!!!』
その巨大なエネルギーは確実にゼロに当たるのであった。
『やったか・・・!?』
いまだにあたり一面粉塵が飛び散る、そしてその煙が消えるのを5人は待った。
「ふふふ・・・・・・・」
「ど・・・どうしたんですか?」
「いや・・・足手まといの次は自暴自棄か・・ってね」
レイさんは言葉に困っていた、だが急にビリーが歌を歌い始めた。
「れっつごー ごーごー ソウオンジャー 近隣住民かえりみず 爆音全開 フルスロットルだぜ~♪」
それは昔やっていた戦隊シリーズ”爆音戦隊 ソウオンジャー”のオープニングであった。
「ど・・・どうしたんですか?」
ビリーは突然歌ったことによって、何かが吹っ切れた。
「いや・・・、もう帰りますわ・・・頭冷やしてからまたきます」
「あ・・・はい」
ビリーは寂しそうに店を出た、そしてポケットからバイクのキーを探る。
「ん・・・・・・・・」
ビリーは周りを見回した、何回もしつこく入念に見回した。
「ん~~~~~~・・・・・・」
だがビリーがその事態に気づくまで時間がかかった。
「ボクのバイクねえし!!!」
何度か叫んだ後もうやる気を失ったのかうなだれるように歩いて駅へと向かった。
「盗難保険・・・入っておいてよかったヨ・・・・・」
そして駅で切符を買おうとしている時であった。
「よう、奇遇だねビリー君」
「ん・・・・ああミンスーさんじゃないっすか」
死んだような目をしている、だがそんなことを忘れさせてくれるような明るい口調で酒を誘ってくれた。
もう飲んで今日のことを忘れたかったブラックは何も考えずについていったのであった。
そのころ、5人は。
『ぐぁ・・・・こ・・・こいつ化け物かよ・・・』
『シルバーパック負傷・・・これ以上合体形態を維持できないよ・・・!』
『これまでか・・・・』
そこにはゼロを前になすすべなく倒れていたシルバーピクシーの姿があった。
「これがお前らの全力の攻撃か?」
実につまらなそうな声で言った。
『な・・・なんだと!』
レッドが少し頭に来たのか強引に立ち上がらせた。
『レッド落ち着いて!これ以上動いたら壊れちゃうよ』
『でも今こいつを倒さないと町が・・・』
そういい背中のウイングの出力を最大限にまで上げた。
『俺達が・・・、守らないといけないんだ!!』
想像よりも急激な加速に成功しゼロの胸部に攻撃が命中した、だがゼロは全くダメージをうけていないようだった。
「興覚めた・・・・ん・・・・ぐぁ・・・・・」
確かに先ほどの攻撃ではダメージを与えられていなかった。
だがレッドの攻撃は確実にゼロにダメージを蓄積させていたのだった。
その蓄積されたダメージが、この一撃で致命打になる。
「これは・・・あの時の蹴りのダメージ・・か・・・!?」
ゼロの体にヒビが入っていく、そして全身のにそのヒビが入った時ゼロは動かなくなった。
「ぐぁ・・・・・・さすがだ・・・さすがだよ!レッドォオオ!!!」
その最後の悲鳴は永遠に聞こえるかと思うほど不気味であった。
『強敵だったな・・・・』
『うん・・・ロボット壊れちゃったね』
『スーに悪いけど直してもらうか・・・』
4人は辛勝ながら勝てたことをお互いに褒め称えた。
その頃ビリーは。
「~~んもぉ~、ボクなんていてもいなくてもおなじなんすよ~」
「そうか~」
「やってらんねえっすよ~、みんなだけずるいっすよ~」
「なら俺にいい方法があるけど、どうだい?」
「ん??」
「ここで話すのもなんだから・・・」
そういいミンスーは立ち上がる。
「じゃあついてくっす」
そして店を出た、そしたらスーツの男達がいて車に入れられる、酔っているビリーは何の違和感もなく乗り込んだ。
「さて、パラダイスへと行こうか・・・・ビリー君」
ミンスーの思惑通りビリーはホイホイついていってしまった。
次回予告
リー「ビリーの野郎いねえし、どこいったんだよ!」
レイ「なんだかんだいって・・・仲いいですよね」
スー「だな」
リー「は? そんなんじゃねーし」
ウィカ「うぇーい、愛は地球をすくいますよ!」
レイ「まあ・・・次の話は久々のギャグ回ですし、ゆっくり休みましょう」
スー「まあ・・・なんだ、毎回ギャグ回みたいなもんだけどな」
次回 第35話「束の間の時」 お楽しみに