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これエレ!  ~これはこれはエレガントなブログもあったものだ~

日常で起きたことを面白おかしく書いたり、小説書いたり

あと

テンプレと表示絵がよく変わるのはいつもの事

ハンラマン 3話 

2013-02-08 09:33:56 | 小説


ハンラマンを書き始めて


よくわからない暴走が始まったのはここからだった





第3話   「完成!俺らの基地」

スー司令を取り戻して2日、8割ほど完成していた基地も無事に仕上がった、コレによって平和の拠点は護られることになった。
「あとはピクシーロボの完成だけだ・・・」
「スーちゃん、何か言った?」
「あ・・・いや、何でもない!」
実は、ロボット製作は仲間内でも内密にして欲しいと依頼主は書いていた。
「よし! 打ち上げにいくぞ!」
皆で近くにある居酒屋チェーン店、”鳥定”へと向かった。鳥定は鳥と名前に入ってるくせに、鳥の料理があまり強くなく、むしろ魚の干物などが推しの商品だったりする。
「かんぱーい!」
そんな事など関係ないと言わんばかりに、威勢のいい声で乾杯をして皆酒が進む。
「んじゃ、リーの真似やりまーす、”ったく、しゃーねーなー!”」
「いいぞー! ビリー!」
「ふざけんなよ、似てねーし」
「うぇーい、今は白鳥の日本酒っすよ~」
「あははは」
どこにでもあるようなお店の風景、まるで平和そのものだった。
だが突然、店の奥から悲鳴が聞こえた。ただの酔っ払いのイザコザではないらしい気配を察知した5人は様子を見に向かうことにした。
「うひぃいーーー! 盛り上がってるんじゃないすかぁー?」
「きっと連中はアレっすよ、ブブゼラっすよ」
「ブブゼラっすか? パネエっすな」
「この2人はもうダメだ、置いていこう・・・」
「だな、こいつ等いても足でまといだしな」
「うぇい、2人は後でお説教っすね」
「またまたまたー、みんなぁ~」
「ほんっともう、エイリアンなんてワンパンっすよー」
「さすがじゃないっすか、ビリーさん」
ビリーとユズィが明らかにヤバイ状況だったのでおいていくことにした。
お店の奥の個室の部分から人が逃げてくる、どうやらそこでトラブルが発生しているようだ。
「俺はお通し男爵! こんなまずいお通しが食えるか!」
小さい子供ばかりを狙う卑劣な怪人”お通し男爵”がいたのであった。
「そこまでだオッパーブ! 今すぐやっつけてやんよ、超脱衣!」ウィカが威勢良く声を発する。
「出たなハンラマンめ!」
コレだけを聞くとどっちが悪役だかイマイチ分からない状況であった。
しかし酒の場での怪人の登場は敵怪人にとっては誤算であった、そうコチラには”酒に酔えば酔うほどわけの分からなくなる”酔拳のイエロー”がいるのである。
「うぇぃ! ちょっくらあの怪人にお説教してくらぁ」
イエローの単独行動、だがピンクもブルーもお酒が回っているので止める気配がない。

「ちょー迷惑なんすけどー」
「なにをぉ? こんなクソまずいお通しの方が迷惑だろう、子供の味覚というのはな、5歳までに決まるんだ、もっと美味しい物を食べさせてやらないと、日本の未来が危ういぞ!」
お通し男爵が熱弁を振るう。
「うぇ? ここは居酒屋っすよー、子供なんていないっすよ」
「ふはは! 貴様は何も知らないんだな、今は女子会というのをやってな、子供を連れてくる馬鹿な母親がいるんだ!」
「そいつは関心しねーっすね」
「だろう?」
「だけど・・・・」
「なんだ!」
ウィカも負けじと反論をする。
「確かにいけねーことかも知んねーっすが、暴力で解決したら、余計子供に悪影響なんじゃねえっすか?」
「なんだと!!」
「だいたいオッパーブってなんなんすか!?」
「くそっ!寄るな! コレでも食らえ!」
お通し男爵得意料理”ポテトサラダ”が出される。
「うほっ、美味い」
「なんの! ならこれだ!」
次はきゅうりとタコの酢の物が出てきた。
「酸味が効いてていいんじゃない~?」
「ぐぬぬ・・・ならこれで!」
「きんぴらは好物っすよ!」
「はははは!どんどん食って逆に吐き気に襲われてトイレにこもるがいい!」
だが次々と出すお通しを食べている、さすがにお通しがなくなってきたのか怪人の表情がゆがんできた。
「これなら・・・・」
「ナムルはお通しの王道っすねぇ」
「ええい! 次だ!」
「パリパリキャベツうめぇwww」
お通し男爵の攻撃が弱くなってきた。
「くそっ! 次で最後だ!」
最後に出てきた料理は切干大根の煮物であった。
~回想シーン~
ここはどこかの合コンの現場だ。
「コチラお通しになります」
それを見た女性客の1人が嫌な顔をした、それに釣られていっしょに来た男性客たちも騒ぎ始めた。
「俺あんまりコレ好きじゃないんだよね?」
「ウチもー、こんなのに金払いたくなーい」
「すみません、規則でお通しは必ず1品出すことになっているので」
「えー、ありえーない」
その言葉でしぶしぶ了承するものの明らかに嫌な顔をした、結局最後まで一口も食されることがなかった。
店員は客が帰ったあと片付けをする。まるで嵐が過ぎ去ったかのような散らかりようだ。

「くそっ・・・・ お通しの恨み・・・・」
店員の表情は一変していた。
「絶対に後悔させてやる・・・」
彼は帰り際、ついストレスでおっパブに入ってしまった。そこでオッパーブの総帥であるクリューに出会う。
「お前は、何か悩んでいるな?」
「な・・なんなんですか?」
「わかるぞー、仕事のストレスか? ならおっぱいにうずくまり、すべてを懺悔するといい」
「う・・・・実は・・・・」
「ほうほう・・・・」


「俺はクリュー様に出会い、そしておっパブの素晴らしさと、自分のこだわりを相手に押し付けるという使命を頂いた!」
近づいてきたイエローを振り払い言う。
「俺はお通しを馬鹿にする人間にお通しのすばらしさを教えるんだ!」
「間違ってるっすよ・・・、そんなのはただのエゴっすよ」
イエローが急に真面目な顔になった。
「コレが楽しみで来てる人だって絶対るはずっすよ」
そういい切干大根をすべて食べつくした。
「エゴではない、クリュー様には、我々オッパーブが世界を支配し、世界に秩序をもたらすと・・・」
「全然秩序なんてないじゃないっすか、ほら・・・楽しく飲むはずの場所の居酒屋がこんな事になってるっすよ?」
そこには怯えながら逃げる人、そして何をしていいのか分からずおどおどしている店員の姿があった。
「ええい! キャッチー!!!」
「アニキィー!!」
どこに隠れていたかはわからないが、大量のキャッチーが次々と現れる。
「ウィカちゃん、こんな雑魚みたいなのはウチらが全部倒しちゃうよ」
「ったく、今回は俺の活躍なしかよ」
キャッチーは2人の活躍で次々と倒される。
「お・・・俺はただ・・・、お通しが、店のサービス精神が・・・」
「わかってるっすよ、ちょっと空回りしただけなんすよね?」
「俺・・・オッパーブを辞めるよ・・・もう子供を襲うなんてこりごりだ・・・」
「子供・・・? おっパブなんすから、大人を・・・」
「いや違うんだ、子供の頃からおっパブの素晴らしさを知ってもらうために、子供を連れ去り洗脳しているんだ」
「なんだって・・・・!? ってか、その説明聞いたときに、怪しいって思わなかったんすかい?」
「お通しの事しか頭になくて・・・・」
「うぇい・・・・まあ、あんたは自分の間違いに気づけたんす、だから許しますよ」
「そう・・・言ってくれるのか?」
ハンラマンは戦うことなく怪人を静めることに成功した。
コレは力で抑制することだけが正義ではないということを証明した。
「っふ、裏切ったわね?」
「あ・・・あんたは? 誰だっけ?」
「本当にお通しの事しか頭にないつまらない男・・・」
そう言い何か針の様な物を投げてきた。
「ぐっ・・・・ぐあああああ」
「クリュー様を裏切るなんてバカなことを・・・」
突然お通し男爵が暴れ始めた、それもさっきの様子とは少し違うものだった。
「どうした!?」
「お・・お・・・俺の右手に近寄るなぁああ!」
和解したはずなのに攻撃をしてくる、今度はあのお通しではなくただ暴れているだけだった。
「お前、何をした!?」
「この男はもうダメだわ、だからリミッターを外してあげただけ」
お通し男爵は苦しみながら暴れている。
「見える・・・見えるぞ・・・はぁはぁ・・・俺に殺されたい奴からかかって来い、俺は1000年前の戦いで数々の敵を沈めた騎士だ!」
お通し男爵は、怪人になる前は中二病だった。
「くそっ・・・馬鹿野郎!」
イエローの使う酔拳が炸裂、お通し男爵は動かなくなる。
「あ・・・りがとう・・・・俺の・・・お通しを食べてくれて・・・」
そういいお通し男爵は店の中で爆発した。
「あら・・・やっぱり使えない男ね」
途中で乱入してきた女が呆れたような声を出す。
「隙だらけだよ!」
ブルーがその女にCD手裏剣を投げるが簡単に避けられた。
「アンタ達・・・本当にクリュー様が恐れているハンラマンなの?」
「そんなのは、今君を倒すから関係ないよ!」
ブルーはなるべく派手な攻撃をした、それはピンクを背後に配置して挟撃するためだ。しかし、そんな事はお見通しといった表情で簡単に避ける。
「おっと・・・、もう警察が来たようね・・・本当だったら殺してあげたいけど、そろそろ潮時ね」
「待て・・・お前の名前は・・・?」
「わたしの名前はソフィーよ、お店に来たら、指名してね?」そう言い投げキッスをしたあと消えていた。
「・・・・オッパーブ、自分の仲間すら捨て駒に使うのか・・・なんてひどい連中なんだ」
ブルーが悲しみを抑えきれずに言う。
「俺らはそういう闘いの中にいるんすよ・・・」
イエローが店を立ち去る。
ピンクとブルーが寝てるユズィとビリーを起こして勘定してから店を出たのであった。




次回予告

ウィカ「酒のつまみならやっぱり魚っすね」

ビリー「やっぱり肉っすよ」

ユズィ「いいっすねー、肉」

リー「いや、サラダだろ?」

モディ「ナッツ類も忘れちゃだめだよね」

ユズィ「全部合わせたらいいんじゃないすかね?」

全員「それはない」


次回 「巨大化!?オッパーブの卑劣な罠」 お楽しみに!


脱衣戦隊 ハンラマン 第二話

2013-02-04 19:35:54 | 小説
え?


忘れてたって?



ボクもですよ



第2話 「強襲! オッパーブ第一のアジト」

次の日、ユズィは何か重大なことを忘れている気がした、だが思い出せない。なのでみんなを行きつけの喫茶店である「アトモスフェア」に呼び出すことにした。
ユズィは集合時間よりも大体30分ほど遅刻、すでに居たモディとリーとウィカとビリーはすでにコーヒーを飲んでいた。
「よう、お前が呼び出したのにおせーじゃねーか?」
「ギク・・・!?」
ユズィは実は、ネットでプロレスの動画を見ていたら、時間が過ぎていた。
「そんなことより、ユズィちゃんちょっと聞いてほしいんだ・・・」
4人が捕まってかっら丁度次の日、どうしてもモディは気にかかることが合ったらしい。

「ウチはイエローって嫌いなんだよね」
最初の返信の時にモディはイエローの仮面だった、ウィカはブルー、ビリーがピンクでリーがブラックだった。
「俺はこのままでもいいけどな」
「おい! テメー! とりあえず公平に決めなおすぞ!」
ビリーがいつも以上に真剣な表情で講義した。
「うぇい、ブルーってなんか、気持ちがブルーになっちまうぜぇ」
「わかった、じゃあ・・・・ジャンケンで決めるのはどう?」
「だから、俺は良いって・・・」
「もちろん、ユズィちゃんも参加だよね?」
その時ユズィは話に乗るんじゃなかったと思ったが、自分で言い出した事なので仕方なく参加することになった。
「じゃあ・・・・、審判はレイさんにお願いしてもらっていいです?」
「いいですよ~」
アトモスフェアのバイトのレイさんが快く快諾してくれる。
「じゃーん・・けーん・・・・」
「ポン!」「ジャッカル!!!」
一つだけ不穏な声が聞こえた。
「おい・・・ビリー、なんだそのジャッカルってのは?」
ビリーはチョキでもパーでもグーでもなく、影絵の犬をやっていた。
「これはだな、ジャッカルって言って、チョキの5倍の・・・・、ごめん・・・もう一回」
「じゃーんけーん・・・」
「よっし! 俺勝った!! レッドは俺だ!」
最初にユズィが勝ち抜ける。
「うぇい! 次は俺っすよー、じゃ・・・俺はイエローだ、カレーは譲れねえ!」
ウィカはイエローを選択、その後、ジャッカルビリーが勝ちブラックを取得した。
「うぉおおおお!ピンクとかふざけんな!!」
「ウチ・・・やる気なくなるわー」
仕方なくモディとリーはジャンケンをする。
「じゃんけん・・・ぽん!」
お互いグーを出しあいこ、だが次の瞬間。
「あっち向いてほい!」
モディが突然指を右に降る、つられてしまったリーはとっさに指の方向を向いてしまった。
「やった!勝った!」
「まて! それは反則じゃないか! ジャンケンで決めようって言っただろ!」
「ふっふーん、手を見てよ」
リーはグーのままだったが、モディはしっかりとパーを出している。
「えー! レイさん、今のは反則じゃ!?」
「ごめんなさい、見てなかったんで・・・モディさんが勝ったって事で」
「うそーん!」
「知恵の勝利だね」
こうしてブルーはモディ、ピンクはリーに決まった。
「いや、そんな事はどうだっていいんだよ!スーちゃんはどこ?」
この前の戦いがあまりにも現実離れしていたので、彼らはスー司令の事をすっかり忘れてしまっていた。
場は凍りつく、終わった勢いでそのまま帰ってしまったからだ。
「くそっ・・・・なんて卑怯な奴らだ! 許せね・・・オッパーブ!」
ユズィはとりあえず、真剣な表情でオッパーブに責任を擦り付けた。」
だがさすがにあの場所にずっと残ってるとも考えられなかった。
「場所も・・・変わっちゃったんじゃないかな?」
「う・・・くそー、昨日のうちに連れ戻せばよかった」
「ふん、そんなこともあろうかと・・・」
リーはひそかにGPS携帯をスー司令に渡していたのだった。
その行動をたたえるかのようにウィカが肩を軽く叩いた。
「さすがっすねぇ~、二人のコンビネーションはもう、ジョイントっすよ~」
リーのファインプレーに感動してる暇は無いぞ!とユズィの渇が入りみんなも寄り駅まで自転車をこいだ。



その頃スー司令はオッパーブのボス・クリューの元で拷問(?)を受けていた。
「くそっ・・・汚いぞ!オッパーブ・・・」
「ふはははは!ウチのno1のマリンちゃんの接待は!?」
「リーさんって~、なんかカワいいですね~」
マリンちゃんの豊満バディーが腕につく、それには男の性が耐え切れない。
「っく・・・だが俺は・・・」
「はははは!その強がりあとどれだけ続くかな!」
薄暗い店内、その中でほとんど丸一日以上女の子をお酒を飲んでいる。
「そこまでだ!」
「うぇい、ヒーロー参上って感じっすよ~」
「スー、昨日は悪かったな」
「よーし、暴れるぜー!」
「スーちゃん、後で何かおごるね」
『超脱衣!』5人は特に決めてないポーズで各々変身する。
「くそっ・・・遅いじゃないか!」
スー司令が安堵の表情を浮かべた。
「ほう、昨日、連れ戻すのを忘れたハンラマンではないか」
図星で立ちすくむ5人、だがそんな事なかったんだぜ!とでも言うテンションでユズィが言った。
「今日こそ返してもらうぞ!」
「おい! 今、なかった事にしたろ!」
店の中が派手な戦場となる、そんな中怪人である雨合羽男爵が現れた。
「俺様の名前は、小さい子供を酸性雨の驚異から守り、そして雨合羽の凄さを知らしめる、雨がっぷぁああ」
相手のセリフの途中にレッドの得意技であるプロレス技を決める。
「いでぇ・・・突然投げるなんて、なんて野郎だ!」
「話が長いんだよ!」
「だがな・・・俺様の力はこんなもんじゃないぞ・・うばばばばば」
ユズィは相手が隙だらけなのを良いことに、次々とプロレスを決めた。
そして場が混乱している隙を見計らいブルーが司令を助け出すことに成功した。
「おのれ・・・ハンラマンめ・・・・」
ボスであるクリューはとても悔しそうな顔をしていた。だが、雨合羽男爵は死んではいなかった。
「ぜぇぜぇ・・・油断しました、でも次は必ずや・・・」
「うるさい、言い訳はいい、早く倒してこい!」
「はっ!」
そう言い、ハンラマン達の後を追った。
その頃、五人は駅にいた。
「あとは帰るだけだな」
「ああ・・・早く基地を完成させないと」
安心しきってJR駅で切符を買っていた5人、だがその油断が命取りとなるのだった。

突然の不意打ちにより反応しきれずに攻撃を受けてしまったビリー、攻撃したのは先ほどユズィが倒したと思っていた雨合羽男爵であった。
「ビリーさん!!大丈夫すか・・・!?」
「う・・・ぐ・・・」
本当なら5人揃ってできる必殺技で簡単に倒せる程度の相手なのだがまさかのビリーの負傷によりこの戦いが暗礁に乗り上げるのであった。
「ふははは! 俺の本当の名前は、レインコート男爵なんだ、そして・・・俺の名前を知ってしまったお前らを生かしてはおけない!」
「ちくしょう・・・良くもビリーさんを!」
『超脱衣!』4人は即座に変身した。
先ほどとは打って変わって手ごわい攻撃を繰り出すレインコート男爵、特に厄介なのは彼が持っているその辺におちてた棒の攻撃であった。
「くそっ・・・レインコートはフェイクか!」
「うぇーい、酔いが足りないっすよー、全然たりないっすー」
ブルーとピンクが連携して足止めをしている間にはレッドはブラックの救出、イエローは酒の買出しへと向かった。
「くそっ・・・レインコートが思ったよりも邪魔だ・・・」
レインコートに苦戦するブルーに対してスー司令が武器を渡す。
「モディさん!コレを使うんだ!」
「本名で言わないで!?」
駅にいる人前で本名をさらされて慌てるモディ。
「っち、モディさん!めんどくせーが俺が囮になるその隙に!」
「だから、本名で言わないで!?」
「あ、モディさん! 前! 前ー!」
「だーかーらー!!」
「隙ありぃいいいい!!」
「うるさーーーい!」
ここでブルーの必殺技が炸裂する、ハンラマン唯一の遠距離武器”CD手裏剣”によりレインコート男爵は善戦むなしく倒れることになった。
「な・・・なんだその武器は・・・!?」
「よし、ひるんでるな、しょーがないトドメだ! メェーーーン!」
ここでピンクも持っている竹刀でトドメを刺す。
「うぐぐ・・・・、覚えておけ・・・・俺達オッパーブの怪人は・・・倒されるとなぜか、爆発するんだ・・・・・」
そして、またもや謎の爆発が起こる、コレによってこの戦いは終焉した。
「うぇーい、酒買ってきましたよーん、半裸だから通報されそうでしたー」
イエローが戻り、ブラックも奇跡的に軽症だった。
「うーん・・・スーさんも戻ったし、とりあえずアトモスフェアに行く?」
「だな」
「いてて・・・そうっすね」
「ビリーさんはけが人だから、酒は無しっすよ~」
「そりゃないっすよ~」
「あはははは」
とりあえず5人と司令はイエローの買ってきた酒を持ってアトモスフェアへと向かうのであった。



次回予告

スー「もう、みんなのおごりだからすごい飲んでやる!」

ビリー「ええ!? ちょっと勘弁してくださいよ・・・」

ユズィ「まあまあ・・・俺たちが悪いんだし」

ウィカ「そっすよー、お酒を飲んだら挿しつ挿されつっすよ」

リー「スー、というわけだ、許してやってくれ」

スー「ま・・・まあいいかな」

ユズィ「でもオッパーブってなんだろうな」

ウィカ「うぇい、飲んでる最中に来たらお説教っすよー」



さて ブログのモラルが下がりそうな作品ですが

2013-01-25 17:46:50 | 小説




昔書いた



ノリと勢いだけの作品を貼り付けたいと思います




その名も ハンラマン




草なぎ剛が



脱いで捕まった時に酔った勢いで作ったヒーロー





そんな




痴態を晒すのは少々抵抗がありますが






生温かい目で見てくれると幸いです



ちなみに




全47話




ガチで長いです






第1話  「悪と戦う5人の戦士! その名もハンラマン」

工務店に務めるスーという男がいた、スーは突然の手紙により脱衣戦隊ハンラマンの指令になることになった。
その他に、ハンラマンの基地の製作も頼まれていて、到底考えられない金額が振り込まれていた。
そこで司令になったスー司令が基地製作のためにブロック塀で作業中の出来事であった、突然の工事のため材料が足らずに後ちょっとのところで作業を中断しないとならないことになった。
そのためスー司令は材料を購入するために町へと出たのだった。
その時偶然にもオッパーブの怪人”傘男爵”に遭遇する、その時運悪く連れ去られることになった。
ハンラマン本部に送られてきた脅迫文
”司令を返してほしければ全員の変身ブレスレットを持ってくるんだな”
スーがそんな事をしているなど知らない4人は、たまり場にしている喫茶店”アトモスフェア”で驚愕していた。
「なぁ・・・みんな、これなんだと思う?」
ユズィが質問する、いつもだったら5人で溜まっているのだが、今日はリーが仕事でいない。
「ウチにはいたずらにしか思えないなぁ・・・」と烏龍茶をすすりながらモディが言う。

「うぇい、俺もそう思うっすぁ」ウィカもモディと同意見のようだ。
「仕方ない・・・悪ふざけかもしれないけど、俺ら4人だけで助けに行くか!」
ユズィが立ち上がり、他の3人も成り行きのように立ち上がった。
「じゃあ、ボクはレンタカー借りてきましょうかね」
ビリーが立ち上がる、スーを除けば唯一の免許持ちだからだ。
「頼んだ!」
彼らはビリーの運転で指定された池袋まで向かった。
そこには、なんとおっぱいパブ(通称 おっパブ)があった。
「なんだよここ・・・?」
「うぁ・・・ウチこういう場所苦手だな」
「うぃ~、こんな場所、さっさと入って要件だけ聞いてでましょうや」
ちょっと酔っ払った調子で、ウィカが促す。
「早かったなハンラマン! あとちょっとでスー司令の拷問が始まるところだったぞ!」

まるで人間とは思えない風貌の男、傘男爵がスー司令を縛り付けていた。横には綺麗なお姉さんが2人もいる。
「ハ・・・ハンラマン?」
「そうだ! 正義の味方だろぉ?」
目の前で拷問(?)をされそうなスー司令、危機一髪のところで助かったと思ったのだがコレは敵の罠だった。
「何も知らされてなかったんだな! 不運な奴らめ! さあ、黙ってハンライザーを渡せ!」
「え・・? ハンライザーってなに? ビリーちゃん知ってる?」
「いや、知らないけど、ウィカさんは?」
「うぇー? ああ、なんか俺らあてに小包来てたような?」
「ええ!? って事はアトモスフェアにあるの?」
「なんだと! ならお前等など洋済みだ!」
そう言われた途端、黒ずくめの男たちが無数に現れた。
「アニキー!」
「なんだコイツ等!」
「ふははは! こいつらは我々オッパーブの戦闘員、キャッチーだ!」
囲まれた4人は抵抗を試みるがまるで歯が立たない、最後まで抵抗したビリーも結局捕まってしまった。
「くそ・・・リー・・・助けてくれ!」
4人は残る1人である、リーに希望を託した。
「ふははは! あと1人でお前らハンラマンもおしまいだな!」
そしてその時、仕事が終わり本部に来たリーがアトモスフェアに向かった。
「ふぅ・・・疲れた、全く、俺がいないと誰も仕事できねーんだから・・・」
「あ、リーさんいらっしゃい」アトモスフェアのアルバイトである、レイさんが出迎える。
「あれ・・・レイさん、みんなは?」
「さっき、血相を変えてどこか出かけましたよ?」
「っち、何なんだよ」
「郵便デース」
本部にまたしてもメッセージが送られてきた。
「はーい、あれ・・・なんでしょうか?」
”全員の命がほしければハンライザーを持って一人でこい!”
「うぁ・・・なんだろうこれ、ハンライザー・・?」
「俺も全然わからないですね」
2人は考え込む、レイさんは突如、小包が届いていた事を想い出いた。
「これ・・・今日届いたんですが」
中には5つのブレスレットのようなものがあった。
「全然状況が把握できないが・・・ったく・・・めんどクセーな」
リーは一人タクシーを捕まえ乗り込むのであった。


リーが指定された場所に向かうとそこには大きな檻に入ってる4人の姿があった。
「うぇい! リーさんだ、あぶねーっすよ!」
「え?」
ウィカが大声で忠告するもその声が届いたときには遅くリーは怪人”傘男爵”の奇襲攻撃を受けていた。
「ふはははは! 油断したなハンラマン! 死ね!」
「え? ハンラマンってなに!?」
ギリギリのところで避けるリー、その時落ちていた鉄パイプを拾った。
「ほう、俺に抵抗する気か?」
「・・・・なんだか知らねーが、やってやんよ!」
傘男爵の攻撃を避けて、面を一発当てる。だが相手はビクともしない。
「俺はオッパーブの総帥、クリュー様から力を授かった、怪人だからな! お前は早くハンライザーを渡して死ね!」
トドメの一振りといわんばかりに傘を振り下ろす傘男爵、リーはギリギリで避けるものの、その風圧で吹き飛ばされる。
その時に持っていたハンライザーが飛び散ってしまった。
「うぇい、アレ、1個届くんじゃないっすか?」
「んじゃ・・・俺が・・・」
ユズィが手を伸ばして手に取る。その瞬間ハンライザーが光り始めた。
「装着・・・するんだよね?」
「ユズィさん、やっちゃってくださいよ!」ビリーはハンライザーがなんなのかわからずビビっていたので、ユズィをけしかけた。
「よ・・・よーし!」
ユズィはハンライザーをつけると、なぜか力がみなぎるような気がした。
「ふははは・・・もうよけれないな、このままおとなしく死ね!」
リーは鉄パイプで防ごうとするが、その攻撃は届かなかった。
「お・・・お前は!」そこには上半身裸でジーパンを着ている仮面の男が立っていた。

「はずかしい! なにこれ!? 恥ずかしいのに強い!」
「ぐぐぐ・・・まあいい、お前ごときすぐに倒してやる!」
傘男爵はやけくそになり傘を振り回すが、赤色の仮面をつけたユズィにはダメージを与えられなかった。
「俺がこいつを引き止めておく、リー、お前はみんなにブレスレットを配ってくれ」
「ったく・・・めんどクセーな!仕方ねーからやってやんよ!」
「早くしろ!」ユズィは急かす。
「うるせえ!」
リーは3人にブレスレットを配る、その時ウィカが不穏なことを言っていた。
「さっき・・・ユズィさんなんすが、”超脱衣”とか叫んでたんすよ、うぇい」
「ああ・・・引いたよ」
「うん・・・ウチも引いた」
「マジかよ・・・・、でも助けないと・・・」
皆は困っていたが、仕方なく叫ぶことにした。
「超脱衣!」
1人だけで戦うユズィだったが、次第に相手のパワーに押され始めた。
「最初の勢いはどうした!」
「くそ・・・・意外に強いぞ・・・」
「待たせたな!」
「ユズィちゃん、ウチ等が来たからもう大丈夫」
「うぁ・・・恥ずかしい・・・」
「うぇ~い、酒に酔ってりゃこんなの屁でもねーっすわ」
「みんな!」
「ぐぐ・・・・揃ったな・・・、しかし俺は負けない!」
傘男爵は奥の手であるビーチパラソルを持ち出して、振りかぶろうとした。
だが傘男爵はオッパーブの中でも、非力な方だった。
「お・・・重い・・・、あふん・・・」
頭の上にあったビーチパラソルが頭上に落下する。
「バカな・・・・ ぐぁあああああ!」
そして何故か爆発する傘男爵。
今日もハンラマンのおかげで地球の平和が護られた。
「よし、帰るか」
「うぇい、ユズィさん・・・その格好クールっすねぇ?」
「うぁ・・・ボクは遠慮したいな」
「おいおい、お前もその格好してんじゃねーの?」
「リーもな?」
「よし、アトモスフェアに行こう!」
5人は怪人を倒して(?)意気揚々ともどるのであった。
「え・・・? みんな?」
スー司令だけを残して・・・・。




ハンラマン 次回予告


ユズィ「あれ・・・?」

リー「ん?」

ビリー「なになに?」

ウィカ「うぇい、なんか、ひっかかってんすよね」

モディ「ウチも・・・」

ユズィ「うーん・・・」

ビリー「んなことより、飲みにいきましょうよ!」

リー「だな!」

ユズィ「うーん・・・・」



次回 「強襲! オッパーブ第一のアジト」



お楽しみに!



さて





不安でしょうがないです









逃げ腰探偵 15話 

2013-01-09 16:25:17 | 小説


ってか 最終話




もう 前の話覚えてねーよ!



って方!





どうぞ!





読み直してください





15

桝谷の行動が偶然、事件をスピード解決へと導いた。
その事で平賀は上機嫌になり、名探偵などと言うようになった。最初はあれだけ馬鹿にしていたのだが、どうにも調子が良い人らしい。
大友さんは相変わらずだったが、優しい人で帰りの電車までの道を、車で送ってくれるというので私達は甘える事にした。
「本当に助かりました」
大友さんが運転しながら、お礼を言う。殺人事件なんて起きたら、捜査本部やらで大変なことになるそうだ、そうならずスピード解決出来た事は、本当に助かったらしい。
「ん? ああ、良いって良いって」
たくさんのお土産を抱えながら桝谷が答える。
「実は・・・、殺された涼香さんの持ち物にですね。家族写真らしきものがあったんですよ」
この事件の解決のお礼のつもりなのか、捜査情報の一部を教えてくれた。
「もしかして・・・、小さい少女と赤ん坊が写ってる」
「え、知ってたんですか?」
「いえ・・・、涼子さんの財布を拾った時に、名前を見ようとしたら入ってて」
「僕が思うに、涼香さんもずっとお姉さんに会いたかったんじゃないですかね」
その写真は余程大切だったらしく、汚れないようにケースに入っていたそうだ。
もしかしたら、ずっと会えなかった姉に会えた喜びを、上手く表現できなかった妹と、やっと会って話せた妹に対して、どう接して良いかわからなかった姉の悲しいすれ違いだったのかもしれない。
駅に着いて、わざわざ送ってくれたのでコーヒーでもごちそうをしようとしたのだが。まだまだ仕事が山積みだというので、諦めることにした。
「あ、そうだ。これ名刺です、この辺に来ることがあったら連絡ください」
そう言い、勢い良くアクセルを吹かしながら発進した。
「あっああ!!」
「ど、どうしたんですか!?」
突如桝谷が声を上げる、あまりに大きい声なので当たりにいた人が全員こちらを見た。
「やばい! 時間が・・・・」
そう言い携帯電話を取り出す。
「・・・あ、もしもし? 桝谷です・・、ええ、はい、・・・え? そうですか・・・いえ、はい。ありがとうございます・・・・」
少し苦笑いをしながら電話を折りたたんだ。
「仕事の事すっかり忘れてたよ・・・、せっかく時間作ってもらったのに、オレの方がすっぽかしちゃった」
「大丈夫なんですか?」
「ん~・・・・、仕方ないよ。また今度の機会だね」
大事な仕事のはずなのに、千円札を落としてしまったぐらいの感じで言う。
「良いんですか、本当に?」
「ん~・・・、このままじゃ奈良君に給料でないなぁ・・・困ったな」
「それは勘弁してください!」
「あ、そこの猫なんてどう?」
そう言い依頼されていた猫の特徴が書かれているチラシを出した。確かに似ているが、こんな場所で見つかるはずがない。
東京からだいぶ距離があるのだから。
「ほら、奈良君!早く捕まえて」
「え、あ。はい」
言われるままに猫を捕まえた、飼い猫なのか人間を怖がらず直ぐに捕まる。
「ほら、見てよ。そっくりじゃない?」
「バレますって・・・」
「特にこのお尻にある模様なんて・・・・」
「え・・・?」
特徴を一つ一つ見比べていく、4つある特徴のうち全部が当てはまる。
「・・・・そんな事ないですよね」
「いや、ほら。 これで奈良君の給料が出るじゃないか!」
なぜ熱海に迷い猫が来ているのかは謎だが、これでどうにか私の生活が補償された。





さて





この謎の終わり方・・・





実は




”続き”を考えていたからなんですよねぇ・・・実は




何作後かに




この猫が・・・とかいう






応募作品で




続き考えるあたり






バカだなぁ・・・ ボクは






31日といえば・・・

2012-12-31 10:43:15 | 小説



あけぼのvsぼぶさっぷ!




とまあ




冗談はそのへんにしておいて



逃げ腰探偵 14話 でーす



14
涼子さんは計画通りに涼香さんと会うことに成功した、だが先ほどの言葉の通り、突然現れた姉と名乗る人物の言葉など聞いてくれる筈などなかった。
関係ないとはっきり言われ、今更出てきて姉のような口ぶりで言われると、腹が立つと追い出されそうになったそうだ。
その行動に逆上してしまった、この時の涼子さんも正常な判断が出来る状態ではなかったのだろう、怒りに身を任せた行動をしてしまった。
体当たりするような形で倒してしまったことにより、頭を打ったがショックで気絶しただけでだった。その後、全く動かない妹の姿を見て勝機を取り戻した涼子さんは、慌てて涼香さんを起こそうとした。
その時に、不倫相手である浜松が部屋に戻ってくる。咄嗟に外へ逃げようとしたが、ドアを開けてみると降りれる高さではない。
間一髪押入れに隠れると、浜松は悲鳴を上げながらフロントへと向かったのであった。
その隙に自分は脱出、そして意識を取り戻した涼香も姉の後を追ったのだった。
「妹の涼香さんのことは分かりました、では従業員の佐藤さんはどうして?」
「・・・・・」
罪の意識なのか、なかなか答えようとしない。このまま待っていても駄目だと思い、意を決して聞いてみることにした。
「もしかして・・・偽名で宿泊していた事がバレてしまったのですね」
一瞬、私の方を呆然と見ていたが、観念したような表情になりうつむきながら答えた。
「・・・ええ」
「なるほど、それを警察に言うとでも咎められたのか?」
平賀が割って入ると、首を横に振りながら冴木さんが答えた。
「いいえ、お金を・・。要求されたんです」
偽名で宿泊した事は黙っている、だから口止め料として3万を払えと言ったらしい。
佐藤さんは最近、借金で困っていたそうだ。
ちょっとした気持ちだったのだろうが、思ったよりも事が上手く運び調子に乗った、さらにこの事を隠す為に2万払えと再度要求したそうだ。
「この女にこのお金を渡したら、また要求される・・・、そう思ったんです」
先ほど妹を殺してしまったと勘違いした涼子は、追い詰められていた。
知らない間に佐藤さんの首を絞めていたそうだ。
その時、運悪く意識を取り戻し、姉を追ってきた涼香さんが目の前に現れた。
「私の姿を見て・・・、言ったんです。 この人殺し、近寄らないでって」
そこで泣き伏せてしまった。
後は衝動のまま動いた結果だろう、殺した後トランクに遺体を隠したのは。連れて帰るつもりだったらしい、だが涼子さんは車の運転ができなかった。
なので、時を見計らって連れて逃げ出そうと考えていたと言った。
自分のした事をようやく理解したのか、涼子さんは涙を流しながら私達に謝罪をしていた。もしかしたら、謝罪をしていた対象は私達ではなく、妹の涼香さん二だったのかもしれない。
こうして、この悲しい事件は終わりを告げようとしていた。だが、ある男が終わりそうだった事件に、波を立たせようとしていた。
涼子さんは、自分の足で立ち上がり。刑事さんと一緒に行こうとした時である。
エレベーターのドアが開いたと同時に、男が近寄ってきた。
「お・・おい、こいつが涼香を殺した犯人なんだな!」
何食わぬ顔で浜松がこちらに寄ってきた、この男は本当に邪魔である。早くどこかに行って欲しかったが、部下を殺された悲劇の上司を演じる為に、執拗に絡んできた。
「よくも・・・うちの大切な部下を、アンタ、許さないからな!」
「あっ・・あっ、お前が・・・」
せっかく落ち着いていた冴木さんの表情が濁る。
私は咄嗟に動いてしまっていた、そして浜松の腕を取り、地面に伏せるような状態にして、押さえ込んだ。
「涼子さんは立派に罪を償ってきます、安心してください」
「な・・なんだお前は! 俺は大事な部下を・・・ぐぉ」
白々しく演技を続けるので、腕を捻ってやった。
「それに浜松さん、貴方にもしっかり罪を償ってもらいます」
「う・・ぐ、なん、なんのことだ!」
どうやらとぼけるつもりらしい、だが私は許すつもりなどなかった。
「これからしっかり調査していくので、そのつもりで。せっかく奥さんと上手く言ってるようなのに、残念ですね」とにっこり言いうと、浜松は真っ青な顔をしていた。どうやら、余罪もあるらしい。
「おおぅ・・・おっかねえ姉ちゃんだな」
「まあ、うちの期待の星ですからね」
平賀と桝谷が私をどかす、ようやく解放された浜松は逃げるように去っていった。