神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールです。
だいぶ前のことですが
<Hさん>
大きな声でもうるさい声と心地よく響く声がある。
たとえばサイバーダムでは歌い終わった後、消費カロリーが表示される。
これが小さければ声が出ていないのは間違いない。
しかし、大きくてもやかましいだけの声がある。
これはマイクに息がかかってカロリーを増やし、
大きいだけで響かない声になっている。
歌のうまい人になるとマイクに息は入ってこない。
声は上方にスカッと響き渡り、決して声が割れたりしない。
そして、この声の出し方が身につくと
いくら歌っても声枯れすることがなくなる。
私は普通90分18曲ぶっ通しで歌うがまったく平気だ。
ひどいときは連続5時間60曲歌ったこともある。
歌って「キモチイイ」感覚を楽しめればいいのではないだろうか。
<カヌマ>
各フレーズの入り方として、一語目が頼りないのは困りますが、
いきなり声に力を入れると、一語目と二語目がつながらず、
結果、一語、一語の歌になり、声でメロディを追いかける(あてはめる)
ことになります。
メロディはテンポ(リズム)に乗るわけですが(テンポには強弱あり)
各フレーズの一語目が強弱の強い拍からだったらまだしも、
弱拍の所で声に力が入ると、強弱が逆転してテンポに乗らなくなります。
カヌマでは各フレーズの入り方を“声でなく、ことばとしてとらえ”
たとえば「千の風」。
千の風 を“堂々と”ことばで言ってから(音読)歌ってみてください。
どうです? ボリュームたっぷりの声で歌っているでしょう。力まずに。
逆に か細く読んでから歌うと“頼りない声”になるでしょう。
このように1フレーズずつ、どのようにことばを扱うかで
声のボリュームが決まってきます。
いつもお世話になっております。
今日は体験の方がみえる日ですね。
入会されるといいですね♫