魁聖

相撲ファンというわけではないし。ただ、番付表やら勝敗結果一覧があると、探していた。
怪我が多かった。よく頑張られた。

昨日テレビをつけたら大相撲中継で、引退を知った。ずいぶん前に（たぶん日曜昼のフジテレビの）ノンフィクション番組で知ったのも偶然みたいなものだったが。

友綱親方となるそうだ。いや〜懐かしい（このブログにも書いた）。良い「結末」を見届けられた気がする。
半端でもやもやした社会だ・・・と思っているが。社会ではなく私自身がそうなのかもしれない。
あれから１２年くらい？　頑張って次の段階に進んでいる人も多いのだろう。

実態は知らないのだが。あの友綱親方が作った部屋の気風など、良いものを守りつつ強い力士を育ててほしいな。
お疲れ様でした。

やはり自民党とは合わない私（旧統一教会・沖縄米軍基地問題）

北海道議会議員林祐作氏の講演会会長甲斐啓二とそれに続く自民党参院議員船橋氏の発言（8月6日）が報じられた。

この人達、何週間前の情報で発言しているのか・・・といつもならまず思うのだけど。今回は沖縄知事選の直後だからなのか「なんか似てるなあ」と。




甲斐会長「統一教会の会員の皆さんだって日本国民であり道民であり市民なんです。別に詐欺をしているわけでもない。国民として一票を持っている。政治家が「一票お願いします」といって何が悪い」

船橋議員「いい後援会長さんがいて林さんよかったね。我々政治家は言えないことがたくさんあります。そそれを代わりに言ってくれる人が身近にいるってのがありがたいことだと私はそう思います」

・・・という発言が林議員の報告会にあったそうで。
甲斐会長は終了後の取材に対して、
「統一教会の何が悪いんですかとメディアに聞きたいんです。統一教会の方が選挙に関わって何が悪いんですかと私は思うんですよ」
と答えたという(モーニングショー」）。

（メディアに教えてもらわなくても、まずはメディアを普通に視聴すればいいんじゃないですか？　多くの国民はそうやって旧統一教会の何が悪いかを確認していますよ）




選挙活動中の生稲議員についても書いたが。私は自民党政治家には不思議な鈍感さを感じてきた。
今回で分かったのだが、犠牲になっている人達を安易に切り捨てる言動そしてたぶん価値観のせいだろう。

だから、沖多くの縄県民が投票で何度米軍基地移設に反対の意志を示しても、ろくに反応しない（第2次安倍政権・菅政権は、各々の首相が国会答弁や記者会見でのやりとりが定型文の繰り返しに過ぎなかかった。沖縄県知事との会談もあんなもんだったのだろう、と推測している）。



米軍基地移設のメリットデメリットは何か。問題解決の方法は？　お互い譲れること譲れないことは何か。
・・・そんなことをちゃんと話し合っているのか？　第２次安倍政権時代の一方的で稚拙な物言いを思うとなあ。
（もし台湾有事とかあったら？　米軍と自衛隊の基地がある沖縄は最前線に位置しているし。避難するにも島なので船か飛行機に乗ることになるし。それが台風シーズンだったらどちらも役に立たないのでは？　ウクライナの戦争を見ていてもその辺は各々の努力次第になっているようだ）




旧統一教会の問題の解決・対処は難しい。
だが、反社会的な部分が大きく、苦しむ人達も多い。
法的（解散命令・・・出せるかなあ）にもシステム的にも（金子恵美氏のブログ参照）にも脱洗脳も（そういえば「子ども家庭庁」は動かないのか？）難しい。

でも、なんとかするためには「法も上からの指示もないも〜ん」という姿勢ではなく。それらがなくてもモラルや教養や責任感をかき集めて、各々が現状でできることをするのが有効なのでは。そうしている間に法的・システム的・脱洗脳などの難問に取り組み、解決に漕ぎつける。
旧統一教会問題に限らず、行政とか職場とか、社会のほとんどはそのように動かすべきものなのではないか（社会がそうでなくても政治家くらいはそうあってくれ〜）？

例えば。職場における過剰な残業や副流煙問題など。苦しんでいる人がいれば、法律や社内規定を変える前でも気を使ったり助け合ったりしないのか？
（フランスのセクト取締の法律に挙げられた基準10項目のうち、７〜８個くらいは旧統一教会に当てはまるのでは？）


政治家達が、問題が報道されるようになって１ヵ月近いのにまだ上のような発言をしている。信じらんない！
（「30年前のような問題が続いているという報道もなかったので知らなかった」と言う国会議員達がいる状態なのに、シュールだ・・・）。



自民党や関係者の人達ってそんな感覚が通じないのかなあ。
だから、「なんだか私とは合わないなあ」と思ってきたのかも。