皆様、こんばんは。
事務局です。
9日の一宮市内は、午後から、本格的な雨になってしまいました。
私のお家の近くにある保育園の遊戯室に、本日、紅白幕が取り付けられました。
「修了式」がまもなくやってきますね。
前回の続きでございます。
「木綿街道おちらとリレーガイド」に参加しています。
明治30年から醤油醸造販売している、(2)岡茂一郎商店(ヤマモしょうゆ)様のお店にいます。
前にも書きました。
醤油醸造には、昔ながらの木桶(きおけ)が使われています。
今では珍しくなった木桶です。
昨日、書きました、桶(おけ)と樽(たる)に使う板材の違いについてのお話。
女子中学生のお家の方からご質問がございました。
なぜにフタのある樽は水が漏れないのか?
昨日、書きましたが、樽に使う、板目(いため)の板材は、反りや狂いが少なく、加えて、柾目(まさめ)の板材に比べて、水分吸収率が少ないです。
板材には全て、表と裏があり、反る方向が違います。
板目の板材を樽に加工する際、樽を製造する職人さんは、板材を表裏表裏と、鉋(かんな)を使って加工し、交互につなげていきます。
表裏表裏と交互につなげることによって、反る方向が逆になって、板材の隙間が自然に埋まります。
結果として、樽の中の水が、板材の継ぎ目から漏れ出ることはありません。
※継ぎ目に、ガマの葉をはさむ場合もあります。葉が水を含んで、パッキンの役目をします。
私のお店には年に数回、商品展示台に加工するために、使用済みの酒樽が入荷します。
もしお店に使用済みの酒樽が入荷しましたら、樽をよく見ていただければ、水が漏れない仕組みが、よく分かると思います。
次回に続きます。
ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
事務局です。
9日の一宮市内は、午後から、本格的な雨になってしまいました。
私のお家の近くにある保育園の遊戯室に、本日、紅白幕が取り付けられました。
「修了式」がまもなくやってきますね。
前回の続きでございます。
「木綿街道おちらとリレーガイド」に参加しています。
明治30年から醤油醸造販売している、(2)岡茂一郎商店(ヤマモしょうゆ)様のお店にいます。
前にも書きました。
醤油醸造には、昔ながらの木桶(きおけ)が使われています。
今では珍しくなった木桶です。
昨日、書きました、桶(おけ)と樽(たる)に使う板材の違いについてのお話。
女子中学生のお家の方からご質問がございました。
なぜにフタのある樽は水が漏れないのか?
昨日、書きましたが、樽に使う、板目(いため)の板材は、反りや狂いが少なく、加えて、柾目(まさめ)の板材に比べて、水分吸収率が少ないです。
板材には全て、表と裏があり、反る方向が違います。
板目の板材を樽に加工する際、樽を製造する職人さんは、板材を表裏表裏と、鉋(かんな)を使って加工し、交互につなげていきます。
表裏表裏と交互につなげることによって、反る方向が逆になって、板材の隙間が自然に埋まります。
結果として、樽の中の水が、板材の継ぎ目から漏れ出ることはありません。
※継ぎ目に、ガマの葉をはさむ場合もあります。葉が水を含んで、パッキンの役目をします。
私のお店には年に数回、商品展示台に加工するために、使用済みの酒樽が入荷します。
もしお店に使用済みの酒樽が入荷しましたら、樽をよく見ていただければ、水が漏れない仕組みが、よく分かると思います。
次回に続きます。
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