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青色鉄道模型運転会

一宮市青色申告会ホールで開催されている、鉄道模型運転会公式ブログです。Xアカウントは@railaoiro138a

木綿街道を歩く(8)

2015-03-09 21:00:00 | 日記
皆様、こんばんは。
事務局です。

9日の一宮市内は、午後から、本格的な雨になってしまいました。

私のお家の近くにある保育園の遊戯室に、本日、紅白幕が取り付けられました。

「修了式」がまもなくやってきますね。

前回の続きでございます。

「木綿街道おちらとリレーガイド」に参加しています。

明治30年から醤油醸造販売している、(2)岡茂一郎商店(ヤマモしょうゆ)様のお店にいます。

前にも書きました。

醤油醸造には、昔ながらの木桶(きおけ)が使われています。

今では珍しくなった木桶です。

昨日、書きました、桶(おけ)と樽(たる)に使う板材の違いについてのお話。

女子中学生のお家の方からご質問がございました。

なぜにフタのある樽は水が漏れないのか?

昨日、書きましたが、樽に使う、板目(いため)の板材は、反りや狂いが少なく、加えて、柾目(まさめ)の板材に比べて、水分吸収率が少ないです。

板材には全て、表と裏があり、反る方向が違います。

板目の板材を樽に加工する際、樽を製造する職人さんは、板材を表裏表裏と、鉋(かんな)を使って加工し、交互につなげていきます。

表裏表裏と交互につなげることによって、反る方向が逆になって、板材の隙間が自然に埋まります。

結果として、樽の中の水が、板材の継ぎ目から漏れ出ることはありません。

※継ぎ目に、ガマの葉をはさむ場合もあります。葉が水を含んで、パッキンの役目をします。

私のお店には年に数回、商品展示台に加工するために、使用済みの酒樽が入荷します。

もしお店に使用済みの酒樽が入荷しましたら、樽をよく見ていただければ、水が漏れない仕組みが、よく分かると思います。

次回に続きます。

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