青色鉄道模型運転会

一宮市青色申告会ホールで開催されている、鉄道模型運転会公式ブログです。Xアカウントは@railaoiro138a

木綿街道を歩く(7)

2015-03-08 21:00:00 | 日記
皆様、こんばんは。
事務局です。

8日の一宮市内は、未明には雨が上がり、風がほとんどない晴れの天気でした。

本日は午前、障害者支援4施設で開催されました、「いずみまつり」にお邪魔しました。

市民に向けての即売会があり、大変に賑やかでした。

もし興味がありましたら、来年3月上旬に開催される「いずみまつり」に、お邪魔してみてください。

前回の続きでございます。

「木綿街道おちらとリレーガイド」に参加しています。

本石橋邸を出て、「(2)岡茂一郎商店(ヤマモしょうゆ)」に向かいます。

明治30年から醤油醸造販売しているお店です。

前にも書きましたが、「木綿街道」には3軒の醤油醸造販売のお店があります。

その中の1軒になります。

お店は、江戸時代に建築された建物で、2階は階高(かいだか)が低くなっている、商家特有の構造になっています。

店内には「平田一式飾」という、陶器で作った人形や桶などがあり、醤油仕込み方法の様子が、一目で分かるようになっています。

醤油醸造には、昔ながらの、大型の木桶(きおけ)が使われています。

今では珍しくなった、大型の木桶です。

最近、このブログを、女子中学生の皆様が読んでいることを知りました。

難しい漢字がなく、文章が短いから読みやすい、という理由だそうです。

女子中学生の皆様、桶(おけ)と樽(たる)の違いが分かりますか?

桶は、柾目(まさめ)の板材を使いフタがありません。

樽は、板目(いため)の板材を使いフタがあります。

柾目と板目の違いが分かりますか?

柾目は、反りや狂いがが少ない板材です。

板目は、柾目に比べて、水分吸収率が少ない板材です。

柾目、板目のお話は、詳しくお話すると、長くなるので、別の機会に。

その大型の木桶ですが、TBSラジオの永六輔さんの番組によりますと、大型の木桶が作れる職人さんは、現在、日本にお一人しかいないそうです。

大阪府在住、年齢は70歳代の方で、後継者がいないそうです。

数年後には、大型の木桶を造る技術が絶えてしまうようです。

女子中学生の皆様、大型の木桶を造る職人さんになってみませんか?

その貴重な、大型の木桶で作られている醤油は、前にも書きましたように、再仕込醤油(さしみ醤油)です。

次回に続きます。

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