毒・素・表・責・青・・麦に今共通するもの
≪●≫の部分で解きあかします
毒 494-2
象形。多くの髪飾りをつけて祭りに奉仕する婦人の形。
母の上の部分は、その髪飾りを重ねた形。
多くの髪飾りを重ねること ⇒ 毒
「てあつい:手厚い」の意味
毒草の「どく」の意味は、古文の文字の音を借りた「仮借」の用法である。
●髪飾りを重ねた形
素 387-2
象形。糸を染めるときの形。
染める時は、糸束のもとの所を結んだままで、染汁の鍋に漬けるから、
結んだ所は“素”のままの白い糸で残る。
その白い糸で残った部分のこと ⇒ 素
「しろぎぬ、もと、しろ、もとより」の意味
●「糸束を結んだ形」~篆書などが参考となる
表 541-1
会意。毛 と 衣 とを組み合わせた形。
衣に毛を加えて“裘”の毛をあらわす ⇒ 表
∴裘(毛皮で作った衣=かわごろも)は、毛のある方がおもて、毛のない方が裏から、
「おもて」の意味となる。
おもての意味を「あらわす、あらわれる」の意味。
●上部は「求」であった
責 368-1
形声。元の字は、セキ(朿(セキ)/貝:[賚:來→朿])
朿(セキ)は、先の尖った木で“標木”として立てることもあり、また突き刺すのにも用いた。
●朿の変形
青・ 357-1
形声。元の字は、。音符は、生(セイ)。
金文の字形では、上部は、「生」であった。
下部の丹は、丹を採取する井戸の形。
青丹・朱丹は、その井戸から採取された。
生は、草の生え出る形で、草の色は、青色に近い。
元々、生と丹との合体 ⇒青
●「生」の形
麦 518-2
会意。元の字は、麥。 來 と 夊 とを組み合せた形。 來は、むぎの形。
夊は、“止(趾(あしあと)の形)”を逆さまにした形。
むぎ(=麥)踏みをする ⇒ 麥 麦
夊は、蒔いた種に足で土を掛けて踏むことをいう
●「來」の変形
≪●≫の部分で解きあかします
毒 494-2
象形。多くの髪飾りをつけて祭りに奉仕する婦人の形。
母の上の部分は、その髪飾りを重ねた形。
多くの髪飾りを重ねること ⇒ 毒
「てあつい:手厚い」の意味
毒草の「どく」の意味は、古文の文字の音を借りた「仮借」の用法である。
●髪飾りを重ねた形
素 387-2
象形。糸を染めるときの形。
染める時は、糸束のもとの所を結んだままで、染汁の鍋に漬けるから、
結んだ所は“素”のままの白い糸で残る。
その白い糸で残った部分のこと ⇒ 素
「しろぎぬ、もと、しろ、もとより」の意味
●「糸束を結んだ形」~篆書などが参考となる
表 541-1
会意。毛 と 衣 とを組み合わせた形。
衣に毛を加えて“裘”の毛をあらわす ⇒ 表
∴裘(毛皮で作った衣=かわごろも)は、毛のある方がおもて、毛のない方が裏から、
「おもて」の意味となる。
おもての意味を「あらわす、あらわれる」の意味。
●上部は「求」であった
責 368-1
形声。元の字は、セキ(朿(セキ)/貝:[賚:來→朿])
朿(セキ)は、先の尖った木で“標木”として立てることもあり、また突き刺すのにも用いた。
●朿の変形
青・ 357-1
形声。元の字は、。音符は、生(セイ)。
金文の字形では、上部は、「生」であった。
下部の丹は、丹を採取する井戸の形。
青丹・朱丹は、その井戸から採取された。
生は、草の生え出る形で、草の色は、青色に近い。
元々、生と丹との合体 ⇒青
●「生」の形
麦 518-2
会意。元の字は、麥。 來 と 夊 とを組み合せた形。 來は、むぎの形。
夊は、“止(趾(あしあと)の形)”を逆さまにした形。
むぎ(=麥)踏みをする ⇒ 麥 麦
夊は、蒔いた種に足で土を掛けて踏むことをいう
●「來」の変形