山の麓の茶の湯つれづれ

山形県金山町の茶道教室です

箕(み)

2019-10-26 19:06:43 | 茶道

箕(み)という菓子器です。

ご覧のとおり、ちりとりを模したもの。

穀物のちりをふりわけたり、収穫物をとりいれる農具として古くから用いられてきました。

茶の湯ではその形を模して菓子器としているのです。

吹寄として、色のきれいなゼリービーンズを使ってみました。

こちらは、娘が土産として民芸品屋で買い求めてきたおかめのちりとり。

用途は清掃用のものですが、おかめが可愛らしく、柿渋が塗られた紙が美しいので

我が家では菓子器としてつかってみました。

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秋の残り花

2019-10-22 23:34:40 | 

過ぎ行く秋を惜しみつつ、庭の残り花を生けました。

りんどう、かや、すすきをメインとして。

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茶箱の「月」

2019-10-22 23:21:00 | 茶道

秋の茶箱点前です。

茶箱の「月」の点前は秋の点前なのです。

このような茶箱を用います。

茶箱の中身を出します。

道具をそれぞれの位置につけていきます。

 

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裂き編みに挑戦

2019-10-15 20:06:49 | 和のくらし

着古した浴衣は、ホームウェアにしたりズボンに仕立て直したりしていますが

それがさらにボロボロになってしまったら…。

布が古くなってくると、力のかかる部分が弱くなってきたり、布自体が薄くなってきます。

衣服としてはもう利用できない、でも愛着のある布をただ捨てたくない。

そんな気持ちから「裂き編み」に挑戦してみました。

裂き編みは、布を細く裂いて糸にして編んでいくものです。

まず、着なくなった服を裂いて糸玉にします。

ふたつの鮮やかな青の糸玉は長年着ていた浴衣。右のチェック柄は息子のシャツでした。

気軽に洗えるキッチンマットを作りたいと思い立ち、着なくなった衣類をかき集めて糸玉をつくりました。

出来上がったキッチンマットがこちら。

最初かぎ編みで編んでいきましたが、棒編みのほうが私には編みやすかったです。

布の種類によって糸の太さが違ってしまうので、作るものが決まっていたら

糸の太さを考慮して糸玉を用意したほうがよいようです。

どんな出来上がりか想像つきませんでしたが、明るくカラフルな色合いで素敵になりました。

綿の布で作ったからか、サラサラした感触が気持ちいいです。

 

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着物を仕立て直してみました

2019-10-09 20:26:16 | 和のくらし

昔よく着たけれど、色や柄が合わなくなってしまった着物。

いただいたけれど、デザインやサイズが合わない着物。

着られなくなった着物は、さまざまな形に仕立て直しています。

まず、作務衣タイプにしたもの。

普段のくつろぎ着や、柄によっては稽古着にしたりします。

 

こちらは、袖をかっぽう着風に丸みをもたせたもの。

 

二部式の着物に仕立て直したもの。

二部式着物とは、上衣と下衣にわかれた着物です。

簡単に着用できるので便利ですよ。

 

光沢のある着物地だったので、ワンピースタイプにしました。

着物は一つ一つ表情のある、個性的な布地です。

気負わずに遊び心をもって、色々な形に変化させてみましょう!

 

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