山の麓の茶の湯つれづれ

山形県金山町の茶道教室です

箕(み)

2019-10-26 19:06:43 | 茶道

箕(み)という菓子器です。

ご覧のとおり、ちりとりを模したもの。

穀物のちりをふりわけたり、収穫物をとりいれる農具として古くから用いられてきました。

茶の湯ではその形を模して菓子器としているのです。

吹寄として、色のきれいなゼリービーンズを使ってみました。

こちらは、娘が土産として民芸品屋で買い求めてきたおかめのちりとり。

用途は清掃用のものですが、おかめが可愛らしく、柿渋が塗られた紙が美しいので

我が家では菓子器としてつかってみました。

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