山の麓の茶の湯つれづれ

山形県金山町の茶道教室です

裂き編みの敷き物と帽子

2020-04-29 15:46:52 | 編み物

最近取り組んでいる裂き編み。

今回は、ちょっと変わった編み方をしてみました。

薄いTシャツを裂いて、細い三つ編みを作り丸くつないだものです。

色々な布を使うとカラフルです。三つ編みの面白さですね。

出来上がった敷き物に棗を飾りました。

子ども向けに、と用意した可愛らしいピンクの棗によく合います。

 

こちらは裂き編みで編んだ帽子。

夏物の着物地、おそらく紬かな?

編んでみたら思いのほか硬い編みあがりで、がっちりした帽子になりました。

編んでみないとわかりませんね。

素材によって出来上がりが違うのが裂き編みの魅力です。

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春の花々

2020-04-27 20:45:19 | 

我が家の春の花々がようやく咲きました。

レンギョウと椿を生けました。

昨年、きれいに草刈りや剪定をしたおかげで椿の花が大きく咲きました。

裏山に咲くこぶしです。

ようやく盛りをむかえ、白く初々しい姿を見せてくれます。

 

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亀屋陸奥の松風

2020-04-19 09:25:16 | お菓子

今回は、面白いお菓子をご紹介します。

亀屋陸奥さんの松風です。

織田信長と石山本願寺の合戦の中の兵糧が由来、というのですから驚きです。

箱をあけると、ふわっと味噌の香りがして、生地のうえにケシの実が振りかけられています。

「兵糧をもとにしたお菓子ってどんなお味なのだろう?」とドキドキしながら味わいました。

もっちり、どっしりとした生地で、なるほど腹持ちがよい感じ。

味噌と麦芽飴が入っているそうで、素朴な味わいです。

昔から日本人が食べてきた馴染み深い懐かしいような風味です。

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四月のしつらえ

2020-04-11 06:18:18 | 茶道

四月のしつらえです。

花は、椿とふきのとう。枝は雪柳です。

ようやく咲いた庭の椿ですが、昨日の名残の雪が花に白く積もってしまいました。

 

色紙は「足るを知る」。

今、このような状況で不安に心が捉えられがちですが、

外の不足に不満を抱くばかりではなく、自分の内側に目を向けて

足りていることを知りましょう…という自戒も込めて。

香合は海の上に浮かぶ、橋でつながれたお堂の景です。

四月の透木釜です。

お菓子は、床の間の椿にあわせました。

抹茶は八女星野製茶園の「八女の露」。

八女茶は煎茶ではいただいていましたが、抹茶ははじめて。

ほろ苦く爽やかな味で、期待通りのおいしさでした。

春の茶碗でいただきました。

 

 

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裂き編みのスリッパ

2020-04-02 20:17:39 | 編み物

裂き編みでスリッパを作りました。

こちらは女性用。

足底はフリースを裂いて編みました。

ベルトはTシャツ。グレーと白のボーダーを編むと爽やかな模様があらわれました。

こちらは男性用。

足底とベルトはともにTシャツ。

Tシャツも布の厚さや伸び具合が様々で、薄い布は2枚いっしょに編んだり工夫しています。

 

市販のスリッパは、家族の足のサイズにぴったりのものがなく

探して購入するのに苦労していました。

自分で編むとピッタリのスリッパを作ることができて嬉しいです。

 

布製なので、フローリングの床で滑りやすいため

足底の裏にすべり止め剤をつけました。

子供の靴下の滑り止めとして売られています。

 

まだ寒いので、フリースなど暖かみのある布で作りましたが、

春夏に向けて違う布で作っても面白いものができそうです。

 

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