こんばんは。
今日も夜遅くまで残業するつもりでしたが、物理的な理由で仕方なく帰ってきたkanessy（カネッシー）です。
今日はかなり冷えます。
雪も降っているので、帰ってきて正解だったかもしれません。
さて、ちょっと前まで「事業仕分け」が流行っていました。
これをやらないと「ガラガラポン」した意味がありませんから、私は実行することには賛成の立場です。
もちろん、結論には疑問に思う判定がいくつかありましたが、例年通り、またはそれ以上の積み上げが基本となる「消化主義の予算要求」に、いい意味でのプレッシャーを与えておくことは必要です。
本当は担当者もやる必要がないと感じているけどそうとは言えない、大昔に積み上げられて本当は既に役目を終えている事業も中にはあるでしょうし、地域活性化の名のものに「へっぽこプラン作成コーディネーター」を飼い、省庁は地域に出す補助金申請の内容にケチをつけてそれを「仕事」とするようなゴミのような事業もありますから。（ただ、この事業、最初はあったはずなのに、事業仕分けの対象から気づいたら外されてました。）
基本的に民主党のマニフェストは共感が湧きませんし、そもそも執行部の面々は好きではありませんが、「これまでの延長線上で予算組みをするのではなく、ゼロベースで見直すひとつの機会だろう」というのが私が期待した部分でした。
で、事業仕分けの対象となった内容を見てみると、今までの積み上げにツッコミを入れるかたちで、しかも、ほんの一部ですし、基本は「事業費を使う仕事」になっています。
「事業費を使う仕事が対象になるのは当然じゃないか」という声が聞こえてきそうですが、私がさらに突っ込んで事業仕分けが必要だと考えているのは、「事業費を使わない仕事」です。
つまり、国家公務員の事務作業のことを言っているわけです。
別に彼らが作業効率が悪いとか、そういうことを言っているわけではなくて、「国の責任において」と外部から求められる仕事や、極限まで公平性・透明性が求められる彼らの仕事について、政治主導で「何をやらないかの選択」をしてあげるということです。
「彼らになんでもかんでも頼まないようにしましょう」ということは、ある意味、国民としての覚悟が必要になります。
ただ、その部分は絶対に政治主導でないとできないことだと思っています。
国家公務員の人件費年間５兆円を単純に人減らしで対応するとか、一律カットするとかではなくて、「手間のかかる（残業代に変わる）仕事をつくらない」ことも必要です。
そういう意味でも、今の事業仕分けだけだと、基本的に事業費をいじくっているだけで、ベースの部分は変わらないんじゃないかなという気がします。
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Kanessy's blog
広島県内からぐだぐだと発信するkanessy（カネッシー）の徒然日記です。
道路の話題、特に「広島中央フライトロード空港大橋」の定点観測がメインです。
Website：Rock'n Road[http://www1.linkclub.or.jp/~kanessy/]
(c) 2005-2009 Kanessy All Rights Reserved.
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今日はかなり冷えます。
雪も降っているので、帰ってきて正解だったかもしれません。
さて、ちょっと前まで「事業仕分け」が流行っていました。
これをやらないと「ガラガラポン」した意味がありませんから、私は実行することには賛成の立場です。
もちろん、結論には疑問に思う判定がいくつかありましたが、例年通り、またはそれ以上の積み上げが基本となる「消化主義の予算要求」に、いい意味でのプレッシャーを与えておくことは必要です。
本当は担当者もやる必要がないと感じているけどそうとは言えない、大昔に積み上げられて本当は既に役目を終えている事業も中にはあるでしょうし、地域活性化の名のものに「へっぽこプラン作成コーディネーター」を飼い、省庁は地域に出す補助金申請の内容にケチをつけてそれを「仕事」とするようなゴミのような事業もありますから。（ただ、この事業、最初はあったはずなのに、事業仕分けの対象から気づいたら外されてました。）
基本的に民主党のマニフェストは共感が湧きませんし、そもそも執行部の面々は好きではありませんが、「これまでの延長線上で予算組みをするのではなく、ゼロベースで見直すひとつの機会だろう」というのが私が期待した部分でした。
で、事業仕分けの対象となった内容を見てみると、今までの積み上げにツッコミを入れるかたちで、しかも、ほんの一部ですし、基本は「事業費を使う仕事」になっています。
「事業費を使う仕事が対象になるのは当然じゃないか」という声が聞こえてきそうですが、私がさらに突っ込んで事業仕分けが必要だと考えているのは、「事業費を使わない仕事」です。
つまり、国家公務員の事務作業のことを言っているわけです。
別に彼らが作業効率が悪いとか、そういうことを言っているわけではなくて、「国の責任において」と外部から求められる仕事や、極限まで公平性・透明性が求められる彼らの仕事について、政治主導で「何をやらないかの選択」をしてあげるということです。
「彼らになんでもかんでも頼まないようにしましょう」ということは、ある意味、国民としての覚悟が必要になります。
ただ、その部分は絶対に政治主導でないとできないことだと思っています。
国家公務員の人件費年間５兆円を単純に人減らしで対応するとか、一律カットするとかではなくて、「手間のかかる（残業代に変わる）仕事をつくらない」ことも必要です。
そういう意味でも、今の事業仕分けだけだと、基本的に事業費をいじくっているだけで、ベースの部分は変わらないんじゃないかなという気がします。
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