カネログ~日々もくもく~

カネモク社員が日々感じたことを“もくもく”っと綴っていきます。
あくまでも個人的お気楽ブログなので、どうぞあしからず!

虫飼い

2008-10-17 | Weblog
京都市山科区の京阪四ノ宮駅前で食堂を営む山中俊夫さん(67)が、毎年キリギリスを飼育して長生きさせている。キリギリスは主に初夏に生まれ秋ごろには死んでしまうが、虫好きの山中さんは虫かごごと毛布で暖めるなど、かいがいしく世話し、長生きを支えている。

山中さんは毎年6月ごろに滋賀県内でキリギリスを捕獲し手製の虫かごで飼っている。山中さんによると、普通に飼うと8月半ばで死んでしまうが、虫かごごとビニール袋や毛布でくるんだり、豆電球やこたつで暖めたりと工夫。毎年、長生きさせているという。
キリギリスを飼うことは「子どものころを思いだして懐かしい気持ちになる」と山中さんは10年以上飼育を続けている。キリギリスは12月末まで生きていたこともある。兵庫県の伊丹市昆虫館によると「活動しやすい適温に保てば寿命は伸びるが、6月から12月まで生きるのは珍しい」という。
(京都新聞)

キリギリスは成虫の頭から翅端までの長さはおよそ24-40mmほどで、生育環境により緑色の個体と褐色の個体が生じる。
年1化で、成虫は夏に現れ、草むらなどに生息して他の昆虫などを捕えて食べる。鳴き声は「ギー!」と「チョン!」の組み合わせで、普通は「ギー!」の連続の合間に「チョン!」が入る。

キリギリスは古くから日本人によって観賞用に飼育されてきた歴史を持つ。いわゆる「虫売り」という行商ビジネスは江戸時代中期に確立するが、キリギリスはスズムシ、マツムシと並ぶ彼ら「虫売り」の代表的商品の一つであった。

何と言ってもキリギリスといえば、童話『アリとキリギリス』
夏の間、アリたちは冬の間の食料をためるために働き続け、キリギリスは歌を歌って遊び、働かない。やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、アリたちに頼んで、食べ物を分けてもらおうとするとアリが食べ物を恵み「私は、夏にせっせと働いていた時、あなたに笑われたアリですよ。あなたは遊び呆けて何のそなえもしなかったから、こうなったのです」とキリギリスに告げる話。
将来のことを考えずに行動すると、その将来が訪れた時に、困ることになる。将来の事を考え、働ける好機を生かすことで、長期的に大きな効果を得ることができるという教訓。

ちょっとダメ役風ののキリギリスであるが、現実には肉食なので、そもそも食糧の貯蔵には向かない虫であるのだ。



紅葉:平年よりも遅れる見通し 温暖化の影響か

2008-10-17 | Weblog
谷川岳周辺の紅葉(毎日新聞)

地球温暖化の影響か、紅葉の時期がこの半世紀で半月ほど遅くなっている。今年も既に紅葉前線の南下が始まっているが、見ごろは平年よりも遅れる見通しだという。

紅葉の時期は、9~11月の気温と関係が深く、最低気温が8度を下回ると色づき始め、5度以下で一気に進むとされる。

気象庁によると、9~11月の平均気温は04年までの100年間で、全国で0.94度上昇した。一方、04年までの50年間の調査では、カエデの紅葉は全国で平均15.6日、イチョウの黄葉も平均10.7日遅くなっている。同庁は「地球温暖化の影響で紅葉の時期が徐々に遅れている」と分析する。

異常が見られるのは時期だけでない。色づきにもおかしな点があるという。寺前執事などによると、京都ではここ数年、夏の猛暑や台風などの異常気象で木が傷み、カエデなどが真っ赤に色づく前に枯れたり落葉する年が続いたという。

京都市内の紅葉を調査している龍谷大学経済学部の増田啓子教授(環境気候学)は、美しい色づきには(1)十分な日照(2)適度な水分(3)急激な冷え込み--の3条件が重要と言う。そのうえで、「都市部のヒートアイランド現象の影響で、京都市中心部では最低気温が上昇して最高気温との差が縮小し、色づきの悪さの一因になっている」と指摘する。つまり、「急激な冷え込み」という条件が満たされなくなっているというのだ。

今年の色づきはどうか。ウェザーニューズによると、関東地方は11月に入って急な冷え込みが予想され、鮮やかな色づきが期待できそう。また、西日本では夏の猛暑や水不足の影響で葉が痛み、色づきがよくない可能性もあるという。

「エイリアン」の卵!?

2008-10-17 | Weblog
収穫の秋を迎え、落花生が天日干しされている。
国内の落花生の生産は、千葉県八街(やちまた)市が2/3をしめているとのこと。

この季節、八街の畑のあちこちに、積み重ねられた落花生の山を見ることが出来る。
それはまるで映画「エイリアン」の卵のようにも見える!?

受精したあと、子房と花托との間が伸びて地中に潜り込み、実を作ることから落花生の名前が付けられたそうだ。
いがいに落花生が土の中に育つことを知らない人が多いらしい。枝豆とかの影響かもしれないが…

俗にいうピーナッツではなく地元では殻ごと茹でて食べる“茹で落花生”がおいしそうだ!
どちらもおつまみに最高である